「反抗」とは？意味・読み方・対義語・類語・英語【使い方や例文】

「反抗」の意味とは?

「反抗」の意味は、「権力者の意見に従わないこと、逆らうこと」です。

目上の方の意見などに逆らうなど、やはりあまり好ましい使い方をする表現ではないので、けっこう自分の考えを押し通すことで「反抗」するを使うことがあります。

「反抗」の意味を理解しておくことで、使い方のバリエーションも広がり、語彙力もアップするので様々な場面にてかなり楽しくなります。

「反抗」の読み方

「反抗」の読み方は「はんこう」です。

「反抗」の英語(解釈)

「反抗」の英語表現は“rebellion”、“opposition”、“defiance”など、文章作成において主語や目的によって「反抗」の英単語に違いがでてくるので、使い方や意味など英語においては単語のボキャブラリーを増やす必要があります。

“Recently more and more children have been leaving home in defiance of their parents.”

「最近親に反抗して家を飛び出す子供が増えている」といった使い方があります。

これは親に対して逆らい、家を飛び出す子供が増えている様子を伝えています。

“in defiance of”は熟語になっているので、前置詞とのセットで覚えておくと良いでしょう。

“the last rebellion”(最後の「反抗」)

これは最後に逆らうことを意味しています。

短い例文ですが、覚えていると文章作成する際には便利ですし、よく小説や映画などのフレーズに出てくるので、理解しておくと良いでしょう。

「反抗」の対義語

「反抗」の対義語は「服従」「帰服」「帰順」「降参」「迎合」です。

逆らうことではなく、その考えや指導に従うといった意味になります。

相手の考えに従う場合などに用いる言葉なので、ビジネスにもよく用いられる言葉です。

「反抗」の言葉の使い方

「反抗」の言葉の使い方を理解しておくとスムーズな言葉の活用法がわかります。

「反抗」という言葉は、日常的にもよく使いますが、やはり意味を理解した上で正しい使い方を行うことが何より重要になります。

相手の考え方や意見・権力などに逆らい、従わないことを意味している「反抗」は、とても重要な言葉なので、把握しておきましょう。

「反抗」を使った例文や短文(解釈)

「反抗」を使った例文・短文・解釈などいくつかご紹介するので参考にしてください。

きっとわかりやすい内容で把握することができ、ご自身で文章作成する際に「反抗」を取り入れてアレンジしながら文章を書くと語彙力もアップして素敵な文章を作成できます。

• 「反抗」の例文1
• 「反抗」の例文2
• 「反抗」の例文3

「反抗」の例文1

「親に対してうちの子供はとても反抗的です」

親に対してご自身の子供さんが、かなり逆らっている・従わない様子が分かる表現内容になっています。

かなりお子さんが言うことを聞かず、親御さん方もお困りの様子が伝わってくるような表現になっているのを読み取ることができます。

おそらくお子さんは思春期辺りの年齢で、親の言うことに対して従わないので「反抗」という言葉を用いて表現している様子が伝わってきます。

「反抗的」だといった言葉の表現もよく用いられているので、意味を理解しておきましょう。

「反抗」の例文2

「この玩具は使いたくないという反抗心の表れが我が子に出てきた」

与えた玩具に対して、この玩具は使いたくないといった気持ちをお子さんが表現している様子がわかります。

おそらく幼少時か赤ちゃんの頃の様子だと感じますが、遊びたくないといった自己主張をしている様子が文章から読み取ることができます。

玩具を使って遊びたくないといった自分の考えを通し、親には従わないことを「反抗」として表現している様子が伝わってきます。

「反抗」の例文3

「この組織の考え方には反抗すべきだ」

この組織に関しての考え方には従えない様子を「反抗」として表現している様子が伝わります。

組織の考え方に納得していない様子が分かりますし、やはり従うのではなく自分の考えを通し、従わないことで「反抗」することの主張をしている様子が分かる文章になっています。

「反抗すべきだ」と断定しているので、他の方に声かけしているような、そういった雰囲気であることが読み解くことができるでしょう。

「反抗」の類語や類義表現

「反抗」の類語や類着表現は、「反対」「抵抗」「反発」などあります。

例文や解釈などいくつかご紹介するので参考にしてください。

• 「反発」【はんぱつ】
• 「反対」【はんたい】

「反発」【はんぱつ】

「親に反発している子供は、思春期にとても多い」

親に逆らう子供は、思春期にはとても多い様子が分かります。

「反抗」という言葉を「反発」として活用することで、親の言うことを聞かない子供の様子が伝わってきます。

思春期の子供は、自分の考え・主張が強くなる時期なので難しい親子関係がこの文章から伝わってきます。

反発している親子の様子がハッキリと読み取ることができるので、「反発」といった表現もよく使用します。

「反対」【はんたい】

「あなたの考え方には反対だ」

あなたの考え方には従うことはできないといった意味として用いられています。

「反対」の類語として「反対」を使用しているので、ここでは考え方に従わない強さを読み取ることができます。

「反対」することで自分の考えを主張するような表現になっています。

類語として「反対」という言葉もよく日常的に活用する言葉なので、活用の仕方など理解しておくと語彙力がかなりアップすることになります。