「苦手」とは?意味・読み方・対義語・英語【使い方や例文】
「苦手」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「苦手」の英語や、「苦手」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「苦手」の意味とは?
- 「苦手」の意味
- 「苦手」の英語
- 「苦手」を使った言葉と解釈
- 「苦手意識」の克服方法
- 「苦手」を使った例文
「苦手」の意味とは?
みなさんは「苦手」という言葉を知っているでしょうか。
「苦手」は「にがて」と読み、一般的に使われる事が多い言葉です。
ほとんどの人が「苦手」という言葉を知っているのではないでしょうか。
それどころか、今日、「苦手」という言葉を使った人もいるかもしれません。
一方で、「苦手」という言葉は知っているものの、あまり意味が分かっていない人もいるかもしれません。
そこで、「苦手」という言葉の意味や使い方を紹介します。
この言葉の意味を知る事で、「苦手」の本当の意味が分かり、同時に「苦手」と感じる人や物事のイメージが浮かんでくるかもしれません。
「苦手」の意味
「苦手」という言葉にはどのような意味があるでしょうか。
「苦手」には、「扱いにくく嫌な相手」という意味があります。
例えば野球選手なら、なぜか打てない投手や、打ちとれない打者がいますが、このような相手を「苦手」と言います。
また「苦手」には「嫌な奴」という意味もあります。
何だか一緒にいるとイライラするような、「どうもあいつは『苦手』だよ」などとつぶやいてしまうような相手です。
さらに「得意でない事」も「苦手」と言います。
例えば算数が「苦手」な人、スポーツが「苦手」な人など、誰にでも得意でない事があるでしょう。
このように「苦手」にはいくつかの意味がありますので、文脈を見てどのような意味か判断してみましょう。
「苦手」の英語
「苦手」という言葉を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「苦手」は英語で、“hard to deal with”(ハードツーディールウィズ)になります。
“hard to deal with”には「対処するのが難しい」という意味があり、「あいつは苦手」という相手に対して使う時に使う事ができます。
また得意でない物事を「苦手」と言う事もありますが、その意味の英語は“weak point”(ウィークポイント)になります。
“weak point”には「弱点」という意味があり、転じて「苦手」という意味になります。
また「ウィークポイント」はカタカナ語としても知られていますので、意味が覚えやすいでしょう。
このように「苦手」は“hard to deal with”、“weak point”などの英語にする事ができます。
「苦手」を使った言葉と解釈
「苦手」を使った言葉を紹介し、その言葉の意味を解釈して行きます。
「苦手」という言葉とセットで登場しやすい言葉が登場しますので、覚えておくと便利でしょう。
- 「苦手な食べ物」
- 「苦手なタイプ」
- 「苦手な上司」
「苦手な食べ物」
「苦手」が日常会話で登場する時、「苦手な食べ物」が定型句のように登場します。
「苦手な食べ物」は誰にでもあるため、会話の糸口にしやすいはずです。
さらに「好きな食べ物」から話の流れで「苦手な食べ物」の話になる事もあります。
「なぜか食べたくない食べ物」「美味しいと思えない食べ物」などが「苦手な食べ物」と呼ばれます。
実際には食べた事がないのに、「苦手」と決めつけている食べ物は、「食わず嫌い」と呼ばれます。
「苦手なタイプ」
こちらは恋愛話をする時に登場しやすい言葉です。
「苦手なタイプ」は主に、なぜか嫌だと感じてしまう異性のタイプという事になります。
男性なら、「派手な女性」「気が強い女性」などが「苦手なタイプ」になるかもしれません。
女性なら「浮気する男性」「ナルシストな男性」などが、「苦手なタイプ」になりそうです。
「苦手な上司」
「苦手な上司」という言葉は、飲み会の席などで話題になりそうです。
誰にでも「苦手な上司」がいるというくらい、なぜだか合わない上司がいます。
また嫌いな上司という意味で「苦手な上司」と言う事もあります。
飲み会の始めの頃なら、「部下の成長を促すような指示が少ない」など、理性的な理由が話されそうですが、泥酔する頃には、「あいつはバカだ」など、ただの悪口大会になってしまう事もあるでしょう。
「苦手意識」の克服方法
「苦手意識」を持っている人は、モヤモヤした時間が増えるかもしれません。
そこで、「苦手意識」を取るために役立つ方法をいくつか紹介していきます。
意識を克服するためには、どのような方法があるでしょうか。
- 「得意な人と一緒に行動する」
- 「損得で考えてみる」
- 「長い目で見る」
「得意な人と一緒に行動する」
自分が「苦手」だと感じる物事を得意だと感じている人と行動してみましょう。
すると、その物事を上手にこなす方法が理解できるかもしれません。
「苦手な人」の扱い方も学べるでしょう。
「損得で考えてみる」
「苦手」だと感じても、それをする事が自分にとって得か損かを考えてみましょう。
例えば「苦手」だけれど、それをする事でボーナスが増えるなら、「得」になります。
「苦手」な物に対するモチベーションが高くなるでしょう。
「長い目で見る」
「苦手」な物事をすぐに克服しようとせず、長い目で見てみましょう。
そうすれば、少しずつ進歩するだけで十分だと思えるでしょう。
「苦手」を使った例文
「苦手」という言葉を使った例文をいくつか紹介します。
様々な場面における「苦手」を使った文章を見る事で、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 例文1
- 例文2
例文1
「A課長が『苦手』だが、仕事を覚えられるメリットはある」
この例文のように、「苦手な人」と一緒に仕事をするのは嫌ですが、損得で考えて、得をするなら、一緒に仕事をする価値があります。
A課長が優秀で、仕事の仕方を覚えられるチャンスなら、多少の「苦手意識」は我慢して、仕事を覚える方を選びましょう。
例文2
「苦い物が『苦手』でゴーヤが食べられない」
このように「苦手な食べ物」は、克服するのが難しいでしょう。
味覚は持って生まれたもので、さらに育った環境が大きく影響するからです。
しかし大人になると味覚が変化してきますので、この例文に登場する人も、いつかゴーヤを克服できるかもしれません。
また調理法を工夫する事で、「苦手な食べ物」を克服できるかもしれません。
「苦手」という言葉の意味や使い方を見てきました。
使い慣れた言葉ですが、あらためて意味を知ると、もっと使いこなす事ができそうな気がするはずです。
また「苦手」な物事を紙に書き出して、少しずつ克服して行くのも有意義かもしれません。