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「未だに」とは?「今だに」との違い・読み方・類語・英語【使い方や例文】

日本語には色々な表現がありますが、何げなく使っている言葉にも、幾つかの種類があります。

名詞、動詞、形容詞、副詞といったような種類の言葉がありますが、形容詞や副詞は、動詞を修飾して、動作・作用がどのようになっているかを表す役目を果たしています。

そのために、言葉の意味を理解しようと思っても、特別に意識する機会が少ないのかもしれません。

例えば、「未だに」という表現がありますが、この言葉も日常会話やビジネスの中でも頻繁に使われている言葉の1つです。

しかし、実際にその意味を考えても、正しく理解していないかもしませんので、今回はこの「未だに」について、その意味や活用法を調べてみることにしました。

未だに

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「未だに」とは?「今だに」との違い・読み方・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「未だに」の意味とは?
  • 「未だに」の読み方
  • 「未だに」の英語(解釈)
  • 「未だに」と「未だに」の違い・「未だに」は誤用?
  • 「未だに」の言葉の使い方
  • 「未だに」を使った言葉と意味を解釈
  • 「未だに」を使った例文や短文・意味を解釈
  • 「未だに」の類語や類義表現


「未だに」の意味とは?

「未だに」とは「解決・改善するべき状態が今現在も続いていること」という意味がある言葉です。

本来なら、「既に解決したり片付けなければいけないことが、何らかの理由や環境のために今でも継続していること」「未だに」ということになります。

普段から何げなく使われている言葉だけに、この意味を深く考えることがないのかもしれませんが、このように意味を調べてみると、よく理解できると思います。



「未だに」の読み方

「未だに」「いまだに」と読みますが、言葉では「いまだに」と使う機会が多いものの、漢字で書いてみると、意外に知らない人もいるのではないでしょうか?

せっかくの機会なので、ここでしっかりと憶えておいてください。

「未だに」の英語(解釈)

未だに meaning in english

「未だに」を英語で表現すると、“still”“even now”という言葉で英訳することができます。

これらの単語も、中学の英語の授業で出てくる単語なので、決して難しいことはないでしょう。



「未だに」と「未だに」の違い・「未だに」は誤用?

「未だに」の読み方は「いまだに」となることが分かると、ふと思うことは「未だに」という言葉かもしれません。

人によっては、「未だに」「未だに」と書いている人が意外と多いのですが、この2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか? 実は、2つの言葉に相違点があるのではなく、「未だに」は誤った使い方なのです。

今では当たり前のように使われいる感もあるのですが、「いまだに」「未だに」と書くのが正しいのです。

「未だに」の言葉の使い方

「未だに」とは「本当ならすでに解決、改善してもいいはずなのに、今なお、そのような状態が継続されていること」を指しています。

本来問題がクリアになっていたり、悩みや課題が解消されているべきなのに、ずっとそのことは継続していることなので、「未だに」という言葉が使われるのは、解決されていないことに対しての心配している気持ちや、嘆いている心境を表していることになります。

また、その問題や状態が続いていることに対して、怒ったり、悲しく感じるような場合でも使われることがあります。

このように、「未だに」は、肯定的な意味でも否定的な場合でも使われる言葉なので、物事によって、好ましくない状況のようにマイナスに思えてしまうケースでも使われることが多いことが見受けられます。

「未だに」を使った言葉と意味を解釈

では、「未だに」を使った言葉の中から、よく耳にするフレーズを2つほど挙げてみることにしました。

  • 「未だにある」
  • 「未だに信じられない」

「未だにある」

「あれから10年程経っているが、あの時に傷跡は未だにあるんだな」このように使われることがあります。

この時の「未だにある」とは、「まだ残ったまま」というニュアンスがある表現です、 「震災から10年経っても、あの時の傷跡が残ったまま」という場面で使われそうな例文ですが、人の心の傷や記憶はそれよりも長く続くことでしょう。

「未だに信じられない」

「アイツがあの難関校に合格したなんで未だに信じられない」ちょっと失礼なことを言っているような感じもありますが、「決して成績が良いとは言えなかった『アイツ』が難関校に合格したことが、今でも信じられない」ということを指しているのですが、事実は事実として、しっかりと受け止めるべきでしょう。

もしかすると、このセリフを言っている本人自身が難関校を落ちて、「未だ」引きずっているのかもしれませんね。

「未だに」を使った例文や短文・意味を解釈

では、ここで「未だに」を使った例文を見ていくことにしましょう。

  • 「未だに」の例文1
  • 「未だに」の例文2

「未だに」の例文1

「大学に入学してからひと月が過ぎたが、未だにクラスメートの名前が分からないのです」

憧れの大学生になって胸を膨らませて、キャンパスにいるのに、まだクラスメートの名前が分からないことはよくあるものです。

クラスメートと言っても、講義で会うくらいで、サークルなどに参加していないと、友人と呼べる人は中々作りづらいものです。

「未だに」の例文2

「事件が発生してから半年、警察がずっと捜索しているが、真犯人は未だに見つかっていない」

痛ましい事件が起きると、早く真犯人が掴まって欲しいと誰もが願うことです。

しかし、犯人も厳しい警察の捜索を潜り抜けて全国を逃げ回っているのかもしれません。

最近の捜査は科学捜査が進んできたために、難事件と思える事件も検挙率が高くなっていますので、早い犯人逮捕が望まれます。

「未だに」の類語や類義表現

日常的な環境でよく使われる「未だに」ですが、この言葉の他に、同じ意味を持つ類語には、どのような言葉があるでしょうか?

  • 「今なお」
  • 「相変わらず」

「今なお」

「今なお」「未だに」の類語の1つになります。

「私達の生活は、インターネットが発達した時代でも。

今なお海上輸送に頼っているのが実態です」
このような例文などで見ることができます。

「相変わらず」

「相変わらず」という表現もありますが、この表現を使う時は、自分自身のことについて使う場合と他人に使う場合があります。

自分自身のことで使うケースでは「相も変わらず貧乏暇なしだよ」というような使い方で用いられますし、他人に使う場合なら、「相変わらず大変だね」という言い方で使われます。

icon まとめ

普段の会話を意識して聞いてみると、「未だに」が出てくる機会が結構多いことに、驚かされるかもしれません。

それだけに、この言葉に使う場面がかなりあるということですが、「未だに」の他にも、副詞は数多くの種類があるので、1つ1つの意味を勉強してみると、言葉への関心が深まっていきます。