「矜持を正す」の意味とは!言葉を徹底解説
「矜持を正す」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「矜持を正す」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「矜持を正す」とは?
- 「矜持を正す」の表現の使い方
- 「矜持を正す」を使った例文と意味を解釈
- 「矜持を正す」の類語や類義語・言い換え
「矜持を正す」とは?
「矜持を正す」とは自信、誇りといったものを持つのはもちろんですが、間違ったことは改める、きちんと整えるという意味です。
正しい自信、誇りを持つこと、プライドを持って正しくあること、という意味合いです。
- 「矜持を正す」の読み方
「矜持を正す」の読み方
「矜持を正す」と書いて「きょうじをただす」と読みます。
「矜持を正す」の表現の使い方
「矜持を正す」の「矜持」とは自信や誇り、堂々とした振舞い、プライドという意味です。
「正す」とは間違っているものを改める、きちんと整える、道理にかなっているかどうかをはっきりさせるといった意味です。
つまり「矜持を正す」とは自信や誇りを持ち正しくありなさいという時に使う言葉です。
自分自身に使うこともあれば、相手に伝えることもあります。
「こんな時こそ、プロとして矜持を正すことが大事だ」「学生たちに矜持を正すようにとしっかり言い聞かせる」などと使います。
「矜持を正す」を使った例文と意味を解釈
それでは「矜持を正す」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「矜持を正す」を使った例文1
- 「矜持を正す」を使った例文2
「矜持を正す」を使った例文1
「私は人真似などしないと、プロの物書きとしての矜持を正す」
「矜持を正す」とはプライドをもってきちんと整えるという意味です。
職業に対してのプライド、誇りを持ち、しっかりやるという意味で使います。
「矜持を正す」を使った例文2
「自分は、組織の代表者であると矜持を正す」
「矜持を正す」とは自分に自信を持ち、正しくて堂々とした振舞いであることを言います。
組織の代表とは、常にそのような気持ちでいることが求められるでしょう。
「矜持を正す」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「矜持を正す」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「襟を正す」【えりをただす】
- 「誇りを持つ」【ほこりをもつ】
「襟を正す」【えりをただす】
「襟を正す」とは身なりや姿勢を正すという意味と、気持ちを引き締めるという意味があります。
「矜持を正す」と類語なのは後者の意味です。
「先生に貴重な話を聞かせていただく前に襟を正す」「大先輩と会うということで、襟を正す」などと使います。
「誇りを持つ」【ほこりをもつ】
「誇りを持つ」とは自分を誇ること、名誉に思う気持ちを持っていることを言います。
「この仕事に誇りを持つ」「誇りを持っている人は違う」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「矜持を正す」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
自信を持って、正しく堂々と振舞おうとすることを言います。
そのような気持ちは常に持っていたいものです。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。