「矜持を見失う」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「矜持を見失う」の意味

「矜持を見失う」という表現の意味は、「自分の能力・信念に支えられた誇り(プライド)を見失ってしまうこと、忘れてしまうこと」を意味しています。

また「矜持を見失う」という表現には、「自分の能力・仕事などに関する自信・自負心を見失うこと」や「何かの要因で自尊心が傷つけられて自分の自信を保てなくなること」という意味もあります。

• 「矜持を見失う」の読み方

「矜持を見失う」の読み方

「矜持を見失う」の読み方は、「きょうじをみうしなう」になります。

「矜持を見失う」の表現の使い方

「矜持を見失う」の表現の使い方を紹介します。

「矜持を見失う」という表現は「目先のお金につられて、仕事を丁寧に仕上げるプロとしての矜持を見失っていました」などの文章で使うことができ、「自分の誇り・プライドを見失っている時」に使う使い方になります。

また「自尊心・自負心を傷つけられて自信を失っている場合」にも、「矜持を見失う」という表現を使用することができます。

「矜持を見失う」を使った例文と意味を解釈

「矜持を見失う」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「矜持を見失う」を使った例文1
• 「矜持を見失う」を使った例文2

「矜持を見失う」を使った例文1

「矜持を見失ってしまうと、他者に対する倫理や社会に対する善悪まで失いやすいのです」

この「矜持を見失う」を使った例文は、「矜持を見失う」という表現を、「自分の能力・仕事・倫理観などに対する誇り・プライドを見失ってしまうと」という意味で使っています。

「矜持を見失う」を使った例文2

「自分の仕事や生き方に対する矜持を見失わないようにするため、日々反省して自己鍛錬するようにしています」

この「矜持を見失う」を使った例文は、「自分の仕事や生き方に対する自信・自尊心を失わないように(忘れないように)するため」という意味を持つ文脈で、「矜持を見失う」という表現を使用しています。

「矜持を見失う」の類語や類義語

「矜持を見失う」の類語や類義語を紹介します。

• 「誇りを無くす・プライドを見失う」
• 「自尊心が傷つく・自信を失う」

「誇りを無くす・プライドを見失う」

「矜持を見失う」の表現は、「自分・仕事などに対する誇り(プライド)を見失ったり無くしたりすること」を意味しています。

その意味合いから、「誇りを無くす・プライドを見失う」の表現を、「矜持を見失う」と類似した意味を持つ類義語として解釈できます。

「自尊心が傷つく・自信を失う」

「矜持を見失う」の表現は、「何かの挫折・虐待などで自尊心が傷つけられて、自分・物事に対する自信を失うこと」を意味しています。

その意味から、「矜持を見失う」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「自尊心が傷つく・自信を失う」を指摘できます。