「汚名返上」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】
「汚名返上」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
名誉挽回と合わせて聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。
それならば「汚名返上」とは一体どのような意味を持っているのでしょうか。
ここでは「汚名返上」という言葉の意味や、例文、類義語を紹介します。
目次
- 「汚名返上」の意味とは?
- 「汚名返上」の読み方
- 「汚名返上」の英語(解釈)
- 「汚名返上」の言葉の使い方
- 「汚名返上」と「名誉挽回」の意味の違い
- 「汚名返上」を使った例文・短文(解釈)
- 「汚名返上」の類語や類義の表現
「汚名返上」の意味とは?
「汚名返上」という言葉は下がってしまった評判を上向きに軌道修正していくことを指しています。
新たな成果を上げて悪い評判を退けるという意味があり、マイナスになってしまった評判をプラスにしようと努力することを指しています。
例えば芸能人が不祥事でイメージを悪くしてしまった場合、新たな業績を上げてそのイメージを良くしようと努力しますよね。
もちろん、イメージが悪くなってしまったとはなかなか仕事が来なくなってしまいますので「汚名返上」も簡単ではありませんが、それでも前向きに、与えられた仕事をこなしていくことで「汚名返上」が実現できるのです。
「汚名返上」の読み方
「汚名返上」とは「おめいへんじょう」と読みます。
熟語として覚えておくようにしましょう。
先ほども述べた通り、名誉挽回と「汚名返上」と合わせて覚えている人も多いでしょう。
しかし、これらは意味が違います。
誤解しないように区別することが必要です。
また、「汚名返上」という言葉には特に起源がないと言われていますが、最初は芸能人や国会議員などの政治家を揶揄するために出来上がった表現だと言われています。
スポーツ紙やワイドショーで使われるようになり、この表現が拡大していきました。
「汚名返上」の英語(解釈)
「汚名返上」という表現を英語にすると“clear ones name. Clear ones honor”、“redeem oneself”という言い方が可能になります。
「汚名返上」の言葉の使い方
「汚名返上」という言葉はあくまでも与えられてしまった悪い印象を復活するという意味になります。
自分の行いによって自分の評判を下げてしまった、自分に汚名を着せてしまった、という場合にそれを挽回することを「汚名返上」というのです。
インターネット上では名誉挽回と混合されていることも多いですから、間違えないように気をつけましょう。
「汚名返上」と「名誉挽回」の意味の違い
「汚名返上」と「名誉挽回」という表現は今後してしまっている人が多いと考えられています。
しかし、これらは意味を間違えてしまうと恥ずかしい単語ですから、ぜひ意味合いをしっかりと理解しておきましょう。
まず、「汚名返上」というのは先ほども述べた通り、与えられてしまった悪い評判や評価を拭い去ることを指しています。
それに対して名誉挽回というのは失われた命を取り戻すことを表しているのです。
例えば、政治家がいるとしましょう。
この政治家が賄賂に関わっており、すっかり悪いイメージを持たれてしまったとします。
しかしその後、反省して良い政治家になろうと努力をしたのであれば、それは「汚名返上」になり、名誉挽回ではありません。
また、例えばオリンピックの金メダリストがいるとしましょう。
この金メダリストには金メダリストという名誉があります。
しかし、この時に銀メダルを獲得した選手と次の戦いで競い合い、金メダリストが負けてしまったとします。
すると世の中は銀メダリストの方が金メダリストよりも上であると騒ぎ立てることでしょう。
しかし、さらなる次の試合で金メダリストが銀メダリストを負かした場合、金メダリストの名誉が挽回します。
これを名誉挽回というのです。
これは「汚名返上」ではありません。
「汚名返上」を使った例文・短文(解釈)
それならば「汚名返上」という表現を使った文章にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは「汚名返上」という言葉を利用した例文をいくつか紹介します。
- 「汚名返上」の例文1
- 「汚名返上」の例文2
- 「汚名返上」の例文3
「汚名返上」の例文1
「あの芸能人は不倫というスキャンダルでイメージが悪くなったが、その後立派に汚名返上を果たした」
芸能人の中には様々なスキャンダルでイメージを悪くしてしまう人がたくさんいます。
不倫や浮気、脱税や自らの態度などでいきなり視聴者から嫌がられてしまうということがありますよね。
しかし、だからといってそのようなスキャンダルを経験したことで誰もが芸能界を引退するわけではありません。
その後も芸能界に残り、「汚名返上」を果たす芸能人も少なくないのです。
もしもスキャンダルを引き起こしてしまった場合、どのように「汚名返上」するかということこそ大切な課題だといえます。
「汚名返上」の例文2
「あの政治家には脱税疑惑があったが、その後しっかり汚名返上を果たした」
政治家の中には脱税疑惑をかけられる人がいますね。
大金が動いていますので税務署もしっかりと調査をしています。
そして大金に関わる税金がしっかりと納められていない場合、それはニュースになり、日本国民から嫌がられてしまうこともあるでしょう。
選挙に落ちてしまい、政治家として失敗することもあるかもしれません。
しかし、脱税疑惑がかかったときには言い訳をするのではなく、きちんと対応することが「汚名返上」に必要だと言えるのです。
「汚名返上」の例文3
「市長は公費をプライベートに使ったということで調査されたが、汚名返上ができなかった」
予算などを公私混同してしまい、最終的に問題となる政治家もいますよね。
しかし、そのような場合にきちんと釈明することなく、そして謝罪することなく対応してしまい、最終的に「汚名返上」ができなかったということも珍しくはありません。
政治家としての名誉が必要ならば、きちんと「汚名返上」できるようにしたいものです。
「汚名返上」の類語や類義の表現
ここでは「汚名返上」の類義語をいくつか紹介します。
- リターンマッチ【りたーんまっち】
- 汚名を晴らす【おめいをはらす】
リターンマッチ【りたーんまっち】
リターンマッチというのは名誉を取り戻すために仕返しすることを指しています。
「汚名返上」とは若干意味が違いますが、命を取り戻すという意味で良い子だと言えるでしょう。
リベンジと言われることもありますし、臥薪嘗胆と言われることもあります。
汚名を晴らす【おめいをはらす】
「汚名返上」に極めて近い表現に、汚名を晴らすという表現があります。
これは自分に生じてしまった悪い評判をなくすという意味であり、「汚名返上」とよく似た意味を持つ言葉だと言えるでしょう。
「汚名返上」という言葉は日常的にもよく使われる言葉です。
その一方でビジネスにおいて「汚名返上」という言葉が使われるとそれなりによろしくないことが起こったという意味ですから、ビジネスにおいてはあまり使わないようにしたいものです。