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「謂れ」の意味・類語【使い方や例文】

世の中には、色々な出来事が起こってきますが、テレビでニュースを見ていると、「どうしてそのようなことが起きたのだろう?」とその原因を考えてしまうことが結構あるのではないでしょうか?

また、友人や知人に身に覚えのないことを言われて、心外な気持ちなったりすることもあります。

私達の生活の中や仕事の時間内でも、自分に関係すること、関係のないことなど様々なことが起こってきますが、仕事に関することならば、その出来事についての根本的な発生原因を考えてしまうものです。

このような時に「謂れ」という言葉が頭をよぎってしまう人もいるのですが、今回は、この「謂れ」という言葉について見て行きたいと思います。

この言葉は、日常の生活シーン、ビジネスシーンでも時折、耳にすることがある言葉ですが、その意味をきちんと理解しないままに使われていることを少なくありませんので、ここでしっかりと理解頂ければと思います。

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「謂れ」の意味・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「謂れ」の意味とは?
  • 「謂れ」の読み方
  • 「謂れ」の言葉の使い方
  • 「謂れ」を使った例文・短文(解釈)
  • 「謂れ」の英語と解釈
  • 「謂れ」の類語や類義表現


「謂れ」の意味とは?

「謂れ」とは、「物事が起こったわけ」「理由」という意味があり、「謂れのない噂」といったような表現で使われることがあります。

また、「理由」の他に「由緒」「来歴」という意味としても使われている言葉です。



「謂れ」の読み方

「謂れ」「いわれ」という読み方になります。

「謂れ」の言葉の使い方

「謂れ」の言葉の使い方としては、何か周囲の人が自分のことを噂していたり、陰口を叩かれたりした場合に、その理由が分からない時に使われることになります。

また、「由緒」という観点では、歴史的な建造物の発祥を調べてみる時に使われることもあります。



「謂れ」を使った例文・短文(解釈)

では、ここで「謂れ」を使った例文を見ていくことにしましょう。

  • 「謂れ」の例文1
  • 「謂れ」の例文2
  • 「謂れ」の例文3

「謂れ」の例文1

「先週から私は謂れのない批判を受けるようになって、現在、当惑しているところです。一体何が原因でしょうか?」

このような場面は自分の生活の中でも経験することがあります。

自分では全く記憶にないことや、身に憶えのないことで、悪口を言われたり、非難されることがあります。

このようなケースの原因は、自分を敵視している人や快く思っていない人が、自分を貶めようと意図的に悪い噂を流していることがあります。

時々、SNSでも「謂れ」のない噂が広まり、大きな被害を受ける人や企業も出ているほどです。

ただ、もしかすると本当に自分に非がある可能性も出てくるので、冷静に自分の行動を振り返ってみることも必要かもしれません。

「謂れ」の例文2

「この立派な神社の謂れをご存知ですか?」「謂れ」には「由来」「由緒」という意味もありました。

このことから、この例文のように建物の由来を考える時に「謂れ」が使われます。

歴史のある神社や建築物を見ると、長い歴史の重さを実感することがありますが、その「謂れ」を知ることによって、先人達の思いや苦労を共有することができるかもしれませんね。

「謂れ」の例文3

「彼は謂れなき罪で逮捕されたので恋人が泣いています」

この例文は「謂れ」なき罪=「冤罪」ということになるのでしょうか?

「謂れ」のない罪で捕まることで、その人の人生が大きく狂わされていますが、下手をすると、一生を台無しにしてしまうことにもなりかねませんので、早く事の真実が明確になることを願うばかりです。

「謂れ」の英語と解釈

「謂れ」を英語で表現すると、「理由」という解釈では“reason”「由来」の解釈では“origin”という言葉を使うことができます。

「謂れ」の類語や類義表現

では、ここから「謂れ」の同じは似ている言葉(類義語)を調べてみることにしましょう。

  • 「根拠」
  • 「所以」
  • 「筋合い」

「根拠」

「根拠」とは、「元になる理由」「拠り所(よりどころ)」という意味があり、「謂れ」の類義語の1つとして挙げることができます。

「君が提案した内容の根拠を示してくれ」という会話がビジネスシーンでもあると思いますが、このケースでは、「君」が提案したプレゼン内容がどのような理由に基づいて練られた提案なのか分からないために、その「元となるもの」を示してくれということを言っています。

「所以」

「ゆえん」という読み方をする「所以」「理由」「由来」という意味があります。

「彼が常に優勝している所以は、絶え間ない努力と度胸にあるのです」というような例文を作ることができますが、この場合の「所以」「理由」という解釈で使われています。

「彼が常に優勝できる秘密は、常にトレーニングを怠らず、その努力が支えとなった度胸にある」ということになるでしょう。

「筋合い」

「謂れ」の類義語としては、「筋合い」という言葉もあります。

「物事の道理を意味しており、確かな理由や根拠のある関係」や、「納得できる理由」の意味がある言葉です。

「私が言う筋合いはないのですが、上司の責務としてここは発言をしなくてはならない」「素人レベルで異論を唱える筋合いではないのだが、どうして口をはさみたくなる」というような形で使われる言葉です。

仕事の場面でも、職場では何にでもすぐに首を突っ込みたくなる人間が時々いたりするものですが、「お前から言われる筋合いはない」と、怒り口調で言い返した経験を持つ人も少なくないのではと思います。

「筋合い」の中で使われている「筋」という漢字の意味を見ると、筋肉や線維、血管などの「筋」という意味があったり、家系や家柄を表現する言葉としても使われます。

特に、芸能やスポーツなどある分野においては、素質が良いという意味で「筋が良い」と表現することがありますので、「筋」は色々な意味のある文字です。

icon まとめ

ここで見てきた「謂れ」は何となく古い語感のある言葉かもしれませんが、日常的な会話の中でもよく使われる言葉でもあります。

それだけに、今回の例文などを見て、自分の生活や仕事の中でも活用頂ければと思います。

言葉を少しずつ覚えていくことで、会話の幅が広がっていきますが、この言葉は決して長たらしい表現でもありませんし意味も難しい解釈ではないので、使いこなせることはそんなに苦労はないでしょう。

言葉には、色々な使い方がありますが、この「謂れ」もあなたのボキャブリーを増やしてくれるいい言葉と思います。