「奇行に出る」とは？意味や使い方を解説

「奇行に出る」の意味とは?

この奇行に出るという表現は、そう使うものでもありません。

それは、とんでもないことをしてしまうという意味だからです。

しかし、世の中には自らそんなことをしてしまう人も決して少なくなく、それが過ぎるとニュースになってしまうことあるくらいです。

「奇行に出る」の意味

奇行に出る(きこうにでる)とは、誰もが考えもしないような「奇抜な行動を行う」ことです。

「奇行に出た」と使えば、それを行ったという意味になります。

分かりやすく表現すれば、「普通ではない行動を行う」ことと解釈してください。

この「奇抜な行動」のことは「奇行」と表現され、「出る」は「そのような行動に出る」ことだと解釈してください。

決して難しい言葉でもありません。

普通の人はそんなことはしないと思える行動であれば、それらは「奇行」と呼んで構いませんが、それにも色々な種類があります。

おふざけの範囲で済む程度から、常軌を逸しているとしか思えないほどの行為まで、一言で「奇行」と言ってもその内容は様々です。

「奇行に出る」の言葉の使い方

奇行に出るという言葉は、自分がこれからそれを行うという時に使ったり、人の何らかの行為を見て、それが明らかに奇行だと思えば「奇行に出た」という形で使えます。

ですが、自分の行為は、それが人から見ると奇行だとしても、自分ではそうとは思わないことも多いものです。

よって、自分に対して使うことはほとんどないと考えていいでしょう。

「奇行に出る」を使った例文・短文(解釈)

奇行に出るを使った例文や短文です。

自分に使っている例も含めて挙げていきます。

• 「奇行に出る」の例文1
• 「奇行に出る」の例文2
• 「奇行に出る」の例文3
• 「奇行に出る」の例文4

「奇行に出る」の例文1

「あいつは追い詰められると奇行に出ることがあるから注意だ」

その奇行の内容がどのようなものかは分かりませんが、普通ではない行動には違いないようなので、注意しておくに越したことはありません。

それが人に迷惑を掛けるようなものだった場合には、その前に阻止しないといけません。

追い詰められた人間は、時には何を行うか分からないものです。

そんなこと(追い詰められた人間による奇行)が起こってしまった場合には、追い詰めた方にも責任があると言えるかも知れません。

「奇行に出る」の例文2

「先ほど危険ドラッグによって奇行に出た人がニュースになっていた」

「奇行に出た」という形で使っています。

昔は「脱法ハーブ」などと呼ばれていましたが、今ではこの「危険ドラッグ」と呼ばれる違法性の高い覚せい剤の一種によって、奇行に出てしまった人がニュースになっていたという例文です。

そのような薬物は所持や販売が違法というだけでなく、使用すると人に多大な迷惑を掛けてしまうことがあります。

決して自分だけの問題ではないので、決して興味半分で関わらないようにしましょう。

「奇行に出る」の例文3

「あれだけの奇行に出るのは、まともな神経だと思えない」

奇行にも種類があると先に書きましたが、そう呼ばれる中でも常識の範囲を大きく超えるような行動になると、まともな神経でやっているとは思えないことがあります。

言い方が悪くなりますが、少し精神的に病んでしまった可能性も否定できません。

そのような状態が影響している普通ではない行動も、「奇行」と呼ぶ対象になります。

「奇行に出る」の例文4

「どうしておふざけの奇行に出る店員が減らないのだろう」

いわゆる「バイトテロ」と呼ばれる奇行の写真や動画のネットへの流出が後を絶ちません。

本人たちは面白がってやっているだけでしょうが、後で大変なことになるということまで考えたら、決してそんなことはできないはずです。

また、その様子を撮影してネットで流すなど、もっての外です。

そのような人の迷惑を全く考えていない馬鹿げた行為もいい加減にしてもらいたいものです。