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「橋渡し役」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】

「橋渡し役」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

日常生活においても橋渡しをする人はいますし、恋愛においても「橋渡し役」が大切になることがあります。

そしてビジネスにおいても「橋渡し役」が任される役割は大きいですよね。

それならば「橋渡し役」とは一体なんなのでしょうか。

ここでは「橋渡し役」という言葉の意味や英語、類義語について紹介します。

橋渡し役

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目次

  • 「橋渡し役」の意味とは?
  • 「橋渡し役」の読み方
  • 「橋渡し役」の英語(解釈)
  • 「橋渡し役」のビジネスでの仕事の役目
  • 「橋渡し役」の言葉の使い方
  • 「橋渡し役」の例文・短文(解釈)
  • 「橋渡し役」の類語や類義表現


「橋渡し役」の意味とは?

「橋渡し役」の意味とは?

「橋渡し役」には主に3つの役割があります。

まず、関係を取り持つという役割を持っています。

例えば好きな人との間を取り持ってほしいとお願いした場合、その人は「橋渡し役」を任されたということになります。

また、業者がより近い関係になるため、助力として第三者が動かなければいけなくなることもあります。

例えば結婚式における仲人などもこの役割に当たりますね。

また、複数のものをつなぐ役割を持つ場合も「橋渡し役」だといえます。



「橋渡し役」の読み方

「橋渡し役」の読み方

「橋渡し役」という字は「はしわたしやく」と読みます。

特に複雑な漢字ではありませんから、正しく読めるように、そして正しく書けるようにしておきましょう。

「橋渡し役」の英語(解釈)

「橋渡し役」の英語(解釈)

「橋渡し役」を英語でいうと、“bridge person”“bridgebuilder”“go-between”などといった表現を使えます。

“mediator”という表現を使うこともあり、例えば2つの国の「橋渡し役」を務めるということであれば“act as an ambassador between those countries”という表現ができます。

文脈によっても表現方法が変わりますので、「橋渡し役」という表現を英語に直すときには文全体を把握して訳すようにしましょう。



「橋渡し役」のビジネスでの仕事の役目

「橋渡し役」のビジネスでの仕事の役目

「橋渡し役」はビジネスにおいても非常に重要です。

ビジネスにおいては「橋渡し役」は調整役と言われることもあり、すべての参加者が100%の力を発揮するために必ず必要な人物だとも考えられています。

まず、「橋渡し役」はリーダーとそれ以外のメンバーをつなぐための重要な存在であり、失敗してしまったメンバーのフォローやメンバーのマネジメント、あるいはリーダーにどのような選択肢があるのか示すという仕事をこなさなければいけません。

リーダーとメンバーがしっかりとチームの中で役割を果たせるように、「橋渡し役」が業者の間を取り持たなければいけないのです。

それぞれの意見を聞いて橋渡しをしていかなければいけません。

そしてビジネスにおける「橋渡し役」はリーダーにとっては仕事を任せられる相手であり、メンバーにとっては頼れる相手でなければいけないのです。

「橋渡し役」の言葉の使い方

「橋渡し役」の言葉の使い方

「橋渡し役」という表現は日常的にも様々な場面で使われます。

例えば夫婦喧嘩が起こった場合、子供が夫婦仲を取り持っては子供が「橋渡し役」を果たしたということになります。

また、自分の兄弟が親子喧嘩をして困っていた時、両者の間に働きかけて仲直りさせるということもあるかもしれません。

ガールフレンドと喧嘩してしまった友人の相談に乗り、今後どうすれば良いのか助言できれ ば、それも「橋渡し役」だと言えるでしょう。

「橋渡し役」の例文・短文(解釈)

「橋渡し役」の例文・短文(解釈)

それならば、「橋渡し役」という言葉を使うとどのような文章ができるのでしょうか。

ここでは「橋渡し役」という言葉を使った例文をいくつか紹介します。

  • 「橋渡し役」の例文1
  • 「橋渡し役」の例文2
  • 「橋渡し役」の例文3

「橋渡し役」の例文1

「昨日両親が大喧嘩をして、姉が橋渡し役となって仲直りをさせていた」

両親が喧嘩をしたら大変ですよね。

夫婦喧嘩は夫婦仲にも大きな影響を及ぼしますが、場合によっては子供にも大きな影響を与えます。

親が全然子供と口をきいてくれない、親がショックを受けて落ち込んでいる、自分の味方にさせるために一生懸命子供の機嫌をとる、という状態では子供も大変です。

子供たちが「橋渡し役」となり、親に仲直りをさせなければいけない場合もあるのです。

その場合は年上の子供が適任かもしれません。

その一方で年下の子供の方が情に訴えかけやすいというメリットもあります。

「橋渡し役」の例文2

「彼女は好きな人と仲良くなるため、共通の友達を橋渡し役にしてきっかけを作ってもらったらしい」

どれだけ好きな人ができたとしても、なかなかその人と話す機会がなかったらそもそもアプローチができません。

そんな時は共通の友達を「橋渡し役」にしてきっかけを作ってもらうと良いでしょう。

共通の友達であれば違和感なくきっかけを作ってもらえます。

例えば偶然を装って喫茶店後で出会い、話を始めることもできますよね。

このような「橋渡し役」は恋のキューピッド役と言われることもあります。

「橋渡し役」の例文3

「今度のプロジェクトのチームでは彼を橋渡し役にする。もしも何か意見があったら彼に話をするように」

先ほども述べた通り、ビジネスのチームでは「橋渡し役」が重要です。

リーダーとメンバーがしっかりと意見の交換が 行えるよう、仲を取り持っていかなければいけません。

メンバーが頼れる人を選べば、何かがあったときにメンバーの意見を聞けますよね。

そしてリーダーにも今どのような選択肢があるのかということを提示し、メンバーの意見を伝えながら適切な助言が仰げます。

さらにそれを上手にメンバーに伝えるということも「橋渡し役」の重要な仕事だと言えるでしょう。

「橋渡し役」の類語や類義表現

「橋渡し役」の類語や類義表現

「橋渡し役」という言葉にはどのような類義語があるのでしょうか。

この役割には「橋渡し役」以外の名前もあります。

状況に応じて名前が変わりますから、TPOに応じて使い分けましょう。

  • 恋のキューピッド【こいのきゅーぴっど】
  • パイプ役【ぱいぷやく】

恋のキューピッド【こいのきゅーぴっど】

特に男女の仲を取り持つ場合、それは「橋渡し役」ではなく恋のキューピッドと言われることが多いと言われます。

特に2人の仲を取り持って恋愛関係にするのであれば、まさに恋のキューピッドと言えるでしょう。

恋のキューピッドではなくただ単にキューピッド役と言われることもあります。

結婚式の場では仲人になる場合もあります。

パイプ役【ぱいぷやく】

「橋渡し役」という言葉はよく知らなくても、パイプ役という表現ならば分かりやすいと思う人もいるのではないでしょうか。

複数の者の間をつなぐ場合、特にパイプ役という言葉が使われます。

ただパイプと呼ばれることもあります。

icon まとめ

「橋渡し役」は日常生活においても非常に大切な役割だといえます。

ビジネスにおいても大切ですが、家族の中でも「橋渡し役」の役割が重視されることもあるのです。

場合によって恋のキューピッドや仲介者、媒介者、ファシリテーター、などと名称が変わりますが、もしも「橋渡し役」になるのであれば、しっかりとその役目を果たしていきたいですね。