「気になる」とは?意味・読み方・英語【使い方や例文】
「気になる」の意味や使い方を紹介します。
さらに「気になる」を使った例文を紹介していきます。
目次
- 「気になる」の意味とは?
- 「気になる」の意味
- 「気になる」の英語
- 「気になる」の使い方
- 「気になる」を使った例文
「気になる」の意味とは?
「気になる」という言葉を知っているでしょうか。
ほとんどの人が「知っている」と答えるはずです。
様々な場面で人は「気になる」という感情を持ちますし、実際に「気になる」という言葉を口にします。
毎日のように何かに「気になる」タイプの人もいます。
一方で「気になる」という言葉をまるで知らず、実際にあまり「気になる」事がないタイプの人もいるでしょう。
そこで、このような人のためにも「気になる」の意味や使い方を紹介します。
「気になる」の意味
「気になる」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「気になる」には、いくつかの意味がありますので、それぞれの意味を見て行きましょう。
- 「心配に思う」
- 「興味がある」
- 「その気になる」
「心配に思う」
「気になる」という言葉の、ひとつ目に「心配に思う」という意味があります。
いつでも何かが「気になる」人は、何か心配事が多い人かもしれません。
将来の事、経済面の事、病気の事などが「気になる」場合は、先行きを考えて心配しているという事になります。
「興味がある」
次に「興味がある」という意味の「気になる」もあります。
「好き」というほどの好意を持ってはいないが、何だか魅かれる、興味がある、物事かもしれません。
そのような物事に対して「気になる」という言葉を使います。
例えば、「Aというバンドが『気になる』」と言う場合は、ファンだと言えないまでも、もう少し様子を見て好きかどうか判断したいという気持ちが透けて見えます。
「その気になる」
そして「気持ちになる」には、「その気持ちになる」という意味もあります。
例えば、「母親におだてられて、その『気になる』というフレーズを使う時、「母親のおだてに乗って、その気持ちになる」という意味があります。
「東大に行けると言われて『その気になる』」は、東大に行けるのではないかという気持ちになるという意味になります。
「気になる」の英語
「気になる」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
まず「心配する」という意味での「気になる」では、「worrid」を使います。
「ウォリード」と読み、「I’m worried」で「私は○○が気になります」という文章を作る事ができます。
さらに「興味がある」「魅かれる」という意味での「気になる」を英語にすると、「interestedin」という英文を使います。
「インタレステッドイン」と読みます。
「I’m interested in her.」は「彼女が気になっている」という意味の文章です。
このように「気になる」は様々な英語を使って英文にする事ができます。
「気になる」の使い方
「気になる」には様々な意味がありますので、その意味ごとに使い分けて行きましょう。
まず「心配する」という意味での「気になる」、次に「興味がある」という意味での「気になる」、三つ目が「その気持ちになる」という意味での「気になる」です。
中でも「興味がある」の「気になる」の使い方について詳しく説明します。
例えば「落語が『気になる』」という場合、落語に興味を持っているという意味になります。
また「彼女が『気になる』」という場合は、「彼女の事が好きとは言えないけれど、興味がある」という意味の言葉ですが、実は「すごく好き」という場合もあります。
すでに彼女の事が大好きだけれど、恥ずかしい、あるいは戦略的な理由があり、「気になる」という控えめな表現を使っているケースがあります。
みなさんにも大好きな異性を「気になる」と言った経験があるのではないでしょうか。
「気になる」を使った例文
「気になる」という言葉を使った例文を紹介します。
様々な場面における、「気になる」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「仕事の先行きが『気になり』夜も眠れない」
このケースの「気になる」は「心配する」という意味で使われています。
例文に登場する人のように、心配性な人は、未来の事を考えて「気になる」でしょう。
しかし未来は不確定ですので、何も保証されません。
そのため、未来について考えると誰でも不安になってしまいます。
この例文のように、先行きが不安な人は、「将来について考えたら不安になるのが当たり前」と思い、あまり気にし過ぎないようにしましょう。
例文2
「Aさんの事が『気になり』、彼女から目が離せない」
この例文に登場する男性は、きっとAさんに興味があるだけでなく、好きなのでしょう。
あるいは好きな気持ちにまだ気が付いていないだけかもしれません。
好きな人、「気になる」人を目で追ってしまうのは、人間の本能だと言われています。
実際にほとんどの人が、好きな人をつい見てしまうのではないでしょうか。
逆に言えば、自分の事をよく見ている人、頻繁に目と目が合う人は、あなたに対して好意を持っている可能性があります。
例文3
「妻におだてられてその『気になり』、大掃除の陣頭指揮をとった」
この例文の「気になる」は「その気持ちになる」という意味で使われています。
妻に調子よくおだてられて、大掃除の手伝いをさせられた旦那さんの話です。
何か少し面倒な事をする時に、命令されていやいや実行するよりも、おだてられて、いい気分で実行した方が楽しいものです。
この例文に登場する奥さんは、その意味で夫の操縦法が上手にできていると言えます。
仕事の場面でも、相手を「その気持ちにする」コミュニケーションができるようになると、円滑に仕事が進められるようになるでしょう。
「気になる」という言葉の意味や使い方を見てきました。
「気になる」という言葉は、自然に口を突いて出るような、世の中に浸透している言葉ですが、詳しく意味を見ると、様々な意味で使われている事が分かります。
「心配する」と「興味がある」では、ほとんど真逆の感情を持ちながら、「気になる」と言っている事になります。
「気になる」が口癖の人も、「興味がある」という意味で使っている人は幸せで、「心配する」という意味で使っている人は、苦労が絶えないかもしれません。
「心配する」の意味で「気になる」という言葉を使っている人は、あまり心配し過ぎないようにしましょう。