「詳しく」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】
「詳しく」とは、「物事について丁寧に細かくすること」や「細部まで徹底的にすること」です。
「詳しく」の「意味・読み方・英語と解釈・使い方・例文と解釈・類語や類義表現」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「詳しく」の意味とは?
- 「詳しく」の読み方
- 「詳しく」の英語(解釈)
- 「詳しく」の使い方
- 「詳しく」を使った例文・短文(解釈)
- 「詳しく」の類語や類義の表現
「詳しく」の意味とは?
「詳しく」の意味は、「物事について丁寧に細かくすること」や「細部に至るまで徹底的にすること・余すところなくやること」になります。
「詳しく」という言葉は「ある物事について徹底的に細部に至るまでやること」を示していて、一般的には「詳しく説明する・詳しく紹介する・詳しく教える・詳しく調べる」などの言い回しで使われています。
「詳しく」というのは「今の状態よりも更にもっと丁寧に細かくやること」を意味していて、「詳しく説明(紹介)する」ほど相手はその物事について分かりやすくなっていきます。
「詳しく」とは、徹底的に細かい部分まで説明や分析などを行き届かせることなので、相手にとってはより認識・理解が容易になるのです。
「詳しく」の読み方
「詳しく」の読み方は、「くわしく」になります。
「詳しく」の英語(解釈)
「詳しく」の英語とその意味の解釈は以下のようになります。
“in detail”(「細部に至るまで」の意味から、「詳しく」を意味しています。)
“She studied the stone in detail. ”(彼女は鉱石について詳しく調べています。)
“particularly ”(「事細かに・とりわけ」の意味から、「詳しく」を意味しています。)
“I particularly wrote this sentence. ”(私はその文章を特に詳しく書いた。)
“at length ”(「長々と・十分に」の意味から、「詳しく」を意味しています。)
“I explained it at great length. ”(私はそれをとても詳しく説明した。)
“minutely”(「1分おきに・細かく」の意味から、「詳しく」を意味しています。)
“He examined this sumple minutely. ”(彼はそのサンプルを詳しく調べた。)
「詳しく」の使い方
「詳しく」の使い方は、「ある物事・現象・人物について、もっと事細かにやりたい時」や「ある物事・現象などについて、もっと徹底的に(丁寧に)やりたい時」に使うということになります。
「詳しく」という言葉は、「今よりも細かく丁寧に調べたり説明したりしたい時」に使うことができるのです。
「詳しく」の使い方として、代表的な言い回しに「詳しく調べる・詳しく説明する(詳しく語る)・詳しく紹介する・詳しく教える」などがあります。
例えば、「野生動物の種類と生態について詳しく調べる」や「数学の問題の解き方について詳しく教える」などの文章において「詳しく」という言葉を使用することができます。
「詳しく」は「今よりも細かいことが知りたい時+今よりも丁寧に物事を表現したい時+今よりも徹底的に解説したい時」などに使うことができる言葉になっています。
「詳しく」を使った例文・短文(解釈)
「詳しく」を使った例文・短文を紹介して、その意味を分かりやすく解釈していきます。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
これから山登りに出かけるので、現地の天気予報の内容をより詳しく調べておくことにしました。
この「詳しく」を使った例文は、「今から山登りに行くので、現地の天気予報をもっと徹底的に調べておくことにしたということ」を意味しています。
登山中の山の天気はすぐに変わりやすいので、山岳遭難を予防するためにも、事前に現地の天気予報について十分に詳しく下調べしておく必要があるのです。
例文2
どうしてそんな大怪我をすることになったのか、怪我をするまでの状況・経緯を詳しく説明して下さい。
この「詳しく」を使った例文は、「大怪我をすることになった状況や経緯、理由について、もっと事細かに丁寧に説明してほしいということ」を意味しています。
突然、大怪我をした友人知人に遭遇した場合、人はどうしてそんな大怪我をする羽目になったのかの状況や理由を詳しく知りたがるものなのです。
例文3
その百科事典はあらゆる動物と植物の種類・情報を網羅していて、動植物の生態・現状(絶滅リスクなど)をとても詳しく紹介していました。
この「詳しく」を使った例文は、「百科事典で動物・植物の種類・生態・絶滅リスクなどが非常に細かく説明されて紹介されていたこと」を意味しています。
詳細な百科事典に当たることで、色々な種類の動植物についてより細かく徹底的に調べることが可能なのです。
「詳しく」の類語や類義の表現
「詳しく」の類語や類義の表現には、どのようなものがあるのでしょうか?「詳しく」の類語・類義表現について、分かりやすく解説していきます。
- 「事細かに・つぶさに」
- 「徹底的に・突き詰めて」
- 「余す所なく・洗いざらい」
「事細かに・つぶさに」
「詳しく」の類語・類義表現として、「事細かに・つぶさに」があります。
「事細かに」の言葉の意味は、「ある物事の細かい部分にまで入り込んで」や「細々としていて詳しいさま」になります。
「つぶさに(悉に・具に・備に)」は、そのまま「詳しく・詳細に」や「すべてを細かに・ことごとく」の意味を持っています。
より丁寧に細かくを意味する「詳しく」の類義表現として、「事細かに・つぶさに」を上げることができます。
「徹底的に・突き詰めて」
「詳しく」の類語・類義表現として、「徹底的に・突き詰めて」があります。
「徹底的に」の言葉の意味は、「残る所がないように十分に行うさま」や「中途半端ではなく一貫性を持って行うこと」になります。
「突き詰めて」の意味は、「物事について細かい部分まで極めること、徹底的にやること」になります。
それらの意味から、余す所なく行う「詳しく」の類義表現として、「徹底的に・突き詰めて」を指摘することができます。
「余す所なく・洗いざらい」
「詳しく」の類語・類義表現として、「余す所なく・洗いざらい」があります。
「余す所なく」の言葉の意味は、「隅々まですっかり行き届いて」や「細部に至るまで漏れがなく」になります。
「洗いざらい」という言葉は、「何もかも余す所が一切ないこと」や「残したり隠したりせずに、すべてをあからさまにすること」を意味しています。
物事を丁寧に徹底的にすることを示す「詳しく」の類語として、「余す所なく・洗いざらい」を上げることができるでしょう。
「詳しく」という言葉について徹底的に解説しましたが、詳しくには「物事について丁寧に細かくすること」や「細部まで抜かりなく徹底的にすること」などの意味があります。
詳しくの類語・類義表現としては、「事細かに・つぶさに」「徹底的に・突き詰めて」「余す所なく・洗いざらい」などがあります。
「詳しく」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。