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「堅物」の意味・類語【使い方や例文】

「あの人は堅物だから」「○○さんは堅物だけど、いい人だよね」など、「堅物」という言葉は、普段からよく使われている言葉です。

そんな「堅物」という言葉について、その意味や対義語、類義語、英語での表現などをまとめました。

馴染みのある言葉ですが、改めて「堅物」という言葉について詳しく見てみましょう。

これまで知らなかったこともあるのではないでしょうか。

堅物

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目次

  • 「堅物」の意味とは?
  • 「堅物」の対義語
  • 「堅物」の言葉の使い方
  • 「堅物」を使った例文・短文(解釈)
  • 「堅物」の英語と解釈
  • 「堅物」の類語や類義表現の言い換え


「堅物」の意味とは?

どちらかというと、ネガティブなニュアンスで使われることが多いイメージのある「堅物」という言葉ですが、生真面目な人、融通の利かない人を指す時に使われる言葉です。

頑固者という意味合いで使われることも多いのではないでしょうか。

又、「堅物」は、鉄などの硬い物を指す言葉でもありますので、文章や会話の流れから、どちらを指しているのかを判断する必要があるでしょう。

事項で説明しますが、人を指すか物を指すかで、読み方が変わります。

  • 「堅物」の読み方

「堅物」の読み方

「堅物」は、生真面目な人、融通の利かない人という意味で使う場合には、「かたぶつ」と読まれます。

又、鉄などの硬い物を指す場合には、「かたもの」と読まれますので、注意が必要です。

話の前後から、どちらのことなのかを判断するようにしましょう。



「堅物」の対義語

生真面目な人、融通の利かない人という意味を持つ「堅物」の対義語としては、柔軟な人、融通の利く人、機転が利く人などが挙げられるでしょう。

「堅物」が意味する、生真面目な人というのは、融通が利かないほど真面目過ぎる人を指す言葉ですので、不真面目な人というのは対義語には当たらないでしょう。

「堅物」の言葉の使い方

「堅物」という言葉は、「堅物で手に負えない」「堅物だから困る」など、どちらかといえば、否定的な意味で使われることが多い言葉です。

「あなたは堅物だ」と言われたら、恐らくそれは褒められているのではありませんので、注意しましょう。

真面目なのは素晴らしいことですが、度が過ぎると、周りを困らせてしまうものです。

又、自分の信念を曲げない頑固な人のことを表す時にも、「堅物」という言葉が使われますが、この場合は、「気持ちはわかるけど、ちょっと困り者」といったニュアンスが含まれることもあります。



「堅物」を使った例文・短文(解釈)

「堅物」という言葉の意味や使い方が分かったところで、この項では、「堅物」を使った例文をいくつか紹介します。

どのようなタイプの人が「堅物」に当たるのかもお分かりいただけるのではないでしょうか。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

「総務部の主任が堅物だということは聞いていたのですが、まさか、あそこまで融通が利かない人だとは思っていませんでした」

この文章は、総務部の主任が融通の利かない人であるという話は聞いていたのですが、実際に接してみたら、予想を超えた融通の利かなさでした。

という意味になります。

例文2

「あの人は筋金入りの堅物で、軽い冗談も通じません。

あの人との会話には遊びがないので、いつも息が詰まりそうです」


この文章は、あの人は、軽い冗談も通じないくらい生真面目なので、堅苦しい会話しかできず、いつも息が詰まりそうです。

という意味になります。

例文3

「あの小さな焼き鳥屋は美味しいので有名ですが、大将が堅物なことでも有名です。

聞いた話によると、出された焼き鳥を、すぐには食べずにダラダラと写真を撮っていた客が、大将に‘焼き立てを食べないなら出ていけ’と怒鳴られて店を追い出されたそうです」


この文章では、焼き鳥屋の大将は自分の価値観を曲げない生真面目な人で、大将が一番美味しいと思うタイミングで食べない客を追い出したというエピソードで「堅物」ぶりを表しています。

「堅物」の英語と解釈

堅物 meaning in english

「堅物」を英訳する場合には、「厳格な、堅苦しい」という意味の「strait‐laced」や、「真面目過ぎる」という意味の「too serious」を使って、「strait‐laced person」「too serious person」というように表現することができます。

「堅物」の類語や類義表現の言い換え

生真面目な人、融通の利かない人を指す「堅物」という言葉を別の言葉で表すとしたら、「石頭」「杓子定規な人」「機転が利かない人」といった表現が挙げられるでしょう。

この項では、それらの類似表現について、解説していきます。

  • 「石頭」
  • 「杓子定規な人」
  • 「機転が利かない人」

「石頭」

「石頭」は、「いしあたま」と読み、考えが頑なで、融通が利かない人のことをいいます。

古い考えに固執して、人の意見を聞き入れないような人や、考えに柔軟性がなく物わかりの悪い人はどこにでもいるものですが、そういった人が「石頭」の代表的な例でしょう。

「私の夫はかなりの石頭なので、私が働くことには、何があっても賛成してくれないでしょう」「石頭の彼女と一緒に出掛けても、融通が利かないのであまり楽しくありません」のように使います。

「杓子定規な人」

「杓子定規」は、「しゃくしじょうぎ」と読み、曲がっている杓子の柄を定規の代わりに使い、定規に適していないもので測るということから、融通が利かない、形式にとらわれて応用がきかない、という意味を持つ言葉です。

「担当者が杓子定規な対応しかしない人で、話が前に進みません」「先方が杓子定規な態度を取ることが分かっていたので、こちらとしては事前に対策を講じることができました」のように使います。

「機転が利かない人」

「機転が利かない人」というのは、状況に応じて柔軟な対応が出来ない人、状況に応じて適切な対応が出来ない人、という意味になります。

「仕事でチームを組んだパートナーは機転が利かない人のようなので、想定外の事態が起こらないように祈るばかりです」「彼は機転が利かないばかりか、すぐに慌てて取り乱してしまいます。仕事では関わりたくないものです」のように使います。

icon まとめ

「堅物」という言葉について解説してきましたが、この言葉から、特定の人を連想したという人も多いのではないでしょうか。

「堅物」と評される人というのは、どこの会社にでもいるものです。

性格の問題でもありますので、上手に付き合っていきましょう。