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「笑い上戸」とは?意味・読み方・類語【使い方や例文】

「笑い上戸」という言葉の意味や類語を紹介します。

さらに「笑い上戸」の使い方や、「笑い上戸」を使った例文を紹介して行きます。

笑い上戸

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「笑い上戸」とは?意味・読み方・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「笑い上戸」の意味とは?
  • 「笑い上戸」の「上戸」とは?
  • 「笑い上戸」の言葉の使い方
  • 「笑い上戸」を使った例文
  • 「笑い上戸」の女性の心理


「笑い上戸」の意味とは?

「笑い上戸」の意味とは?

みなさんは「笑い上戸」という言葉を知っているでしょうか。

読み方すら想像がつかないという人もいるかもしれません。

一方で、「笑い上戸」と聞くと、誰かの顔を思い浮かべられる人もいるでしょう。

自分が「笑い上戸」だと、手を上げたい人もいるかもしれません。

そんな、意味を知れば誰かの顔が思い浮かぶであろう言葉、「笑い上戸」の読み方と意味を紹介します。

  • 「笑い上戸」の読み方
  • 「笑い上戸」の意味

「笑い上戸」の読み方

「笑い上戸」は、「わらいじょうご」と読みます。

「笑い」はシンプルに「わらい」と読みますが、「上戸」「じょうご」と読みます。

「上戸」「うえど」などと読み間違いがちですので注意しましょう。

「笑い上戸」「わらいじょうご」と読む事を知っておきましょう。

「笑い上戸」の意味

「笑い上戸」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「笑い上戸」には、「お酒を飲み、酔うとむやみに笑う癖のある人」という意味があります。

お酒を飲み、酔った時の状態は、人それぞれ癖がありますが、中には性格が明るくなり、何を言っても大笑いするタイプの人がいます。

このようなタイプの酔い方をする人の事を、「笑い上戸」と呼びます。

友達や会社の同僚、家族の誰か一人くらいは「笑い上戸」なのではないでしょうか。



「笑い上戸」の「上戸」とは?

「笑い上戸」の「上戸」とは?

「笑い上戸」「上戸」には、どのような意味があるでしょうか。

「上戸」の意味と語源を見て行きましょう。

  • 「上戸」の意味
  • 「上戸」の語源

「上戸」の意味

「上戸」には「お酒が好きな人」という意味があります。

「お酒が好きな人」でありつつ、お酒が弱い人もいるかもしれません。

このような人は、「上戸」とは呼ばれず、「下戸(げこ)」と呼ばれます。

つまり「上戸」はお酒が好きで、なおかつたくさんの量を飲める人の事を指します。

  • 「上戸」の意味
  • 「上戸」の語源

「上戸」の語源

「上戸」という言葉は、平安時代から使われていた言葉です。

平安時代の律令制では、各家庭が、資産ごとにランク分けがされていました。

働き手が多く納税額が多い家は「上戸」、中くらいが「中戸」、少ない家は「下戸」にランク分けされます。

さらに、婚礼で出せるお酒の量もランクごとに決まっていました。

この事から「お酒をたくさん飲める」=「上戸」となったとされています。

逆にお酒をあまり飲めない家を下戸と呼ぶ事にもつながっています。

「笑い上戸」の言葉の使い方

「笑い上戸」の言葉の使い方

「笑い上戸」には、「お酒を飲むと、むやみに笑う癖がある人」という意味があります。

そこで、このような人と会った時に「笑い上戸」という言葉を使ってみましょう。

また、仕事の接待などでお酒の場に出席する必要がある人は、様々な人の酔い方の癖を知っておくと良いでしょう。

「笑い上戸」の人は、楽しい酔い方なので、どのような人と一緒の飲み会でも安心してセッティングする事ができます。

楽しいお酒の席を好むタイプの取引先などを接待する時などに、「笑い上戸」のスタッフを同席させると良いかもしれません。

お酒の席は何かとトラブルが起こりやすいものです。

「あの人は、酔うとどうなる?」という情報は、貴重な情報のひとつになります。

「笑い上戸」「泣き上戸」などの言葉を知っていると、酔い方を表現しやすく便利でしょう。



「笑い上戸」を使った例文

「笑い上戸」を使った例文

「笑い上戸」という言葉を使った例文を紹介します。

様々な場面における、「笑い上戸」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えて行きましょう。

  • 例文1
  • 例文2

例文1

ビジネスシーンにおける「笑い上戸」を使った例文を紹介します。

「A君は『笑い上戸』だから、お酒の場が明るくなる。ぜひ、次回の飲み会にも誘って欲しい。しかしBさんは『泣き上戸』だから、取引先の飲み会には参加させないようにしよう」

この例文に登場するA君のように、「笑い上戸」の人は飲み会の場を明るくします。

そのため、飲み会に誘われる機会が多くなるでしょう。

一方でBさんのような「泣き上戸」の人は、酔うとすぐに泣きだしてしまうタイプの人です。

たくさんの人が集まる飲み会には向かないタイプかもしれません。

事前に参加メンバーの飲み方の癖を知っておく事は、飲み会の幹事に必要な案件かもしれません。

例文2

日常的な場面における「笑い上戸」を使った例文を紹介します。

「先日、二十歳になったので、お酒を飲んでみた。ビールをコップ一杯飲んだだけで、気分が良くなり、どんな話を聞いても笑えて仕方がなかった。その時、自分が『笑い上戸』である事を知った」

この例文のように、初めてお酒を飲んだ時に、自分の癖を知る事があります。

「笑い上戸」の人は、みんなに好かれる酔い方なので、ラッキーかもしれません。

一方で、初めてのお酒で「酒乱」傾向が発覚した人は、ショックかもしれません。

このタイプの人は、なるべくお酒と縁を切った方が幸せに生きる事ができそうです。

「笑い上戸」の女性の心理

「笑い上戸」の女性の心理

「笑い上戸」には、「酔ったら笑う癖のある人」という意味があります。

しかし最近では「笑い上戸」「良く笑う人」全般に使われる言葉になっています。

特に女性の中に「笑い上戸」の人は多いようです。

良く笑う人は一緒にいて楽しいため、「笑い上戸」の女性は人気が高くなっています。

その事を知っているため、「良く笑うようにしている女性」もいると言います。

このような人は「ビジネス笑い上戸」と呼ばれる事もあります。

またストレスが多い社会なので、自分から積極的に笑う事で、楽しく生きて行こうと思っている「笑い上戸」の人もいます。

笑う事はストレス解消に効果があるとされていますので、意味がある行為だと言えるでしょう。

また恋愛中の女性は、好きな男性と一緒にいるだけで楽しくて「笑い上戸」になってしまうかもしれません。

icon まとめ

「笑い上戸」という言葉の意味や使い方を見てきました。

「笑い上戸」は、基本的には酔うと良く笑う人という意味があり、広義では何かとよく笑う人という意味があります。

お酒を飲まない人が増えていますので、後者の意味での「笑い上戸」の方が使われやすくなるかもしれません。