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「徒手空拳」の意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】

「徒手空拳」とは、「手に何も持っていないこと・素手であること」「何かの物事を始めようとする時に、身一つで他に頼れるものを持っていないこと」です。

「徒手空拳」「意味・読み方・語源と由来・使い方・例文と解釈・英語と解釈・類義語」などについて、詳しく説明していきます。

徒手空拳

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「徒手空拳」の意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「徒手空拳」の意味とは?
  • 「徒手空拳」の語源や由来
  • 「徒手空拳」の言葉の使い方
  • 「徒手空拳」を使った例文や短文(解釈)
  • 「徒手空拳」の英語と解釈
  • 「徒手空拳」の類語や類義語


「徒手空拳」の意味とは?

「徒手空拳」の意味は、「手に何も持っていないこと・素手であること」が原義であり、そこから転じて「何かの物事を始めようとする時に、身一つで他に頼れるものを持っていないこと」の意味が生まれました。

「徒手空拳」とは何か事業・物事などを始めるに当たって、「資金・人脈・道具などの頼れるものを何も持っていないこと」「何の準備もせずに、裸一貫で物事に当たろうとしていること」を意味しているのです。

  • 「徒手空拳」の読み方

「徒手空拳」の読み方

「徒手空拳」の読み方は、「としゅくうけん」になります。



「徒手空拳」の語源や由来

「徒手空拳」の語源は、「手に何も持っていないこと」を示している「徒手(としゅ)」の意味を、「空拳(くうけん)」の言葉によって強調しているということになります。

「徒手」という言葉の意味は、「手に何も持っていないこと・素手であること」から転じて、「自分の身体と力以外に一切、何も頼るもののない状態」になります。

「空拳」という言葉の意味も「徒手」とほぼ同じです。

「空拳」とは「空(から)の拳であること・手に武器も道具も持っていないこと」から転じて、「財力・他人の援助などに頼らず、自分の力だけで物事に当たっていくこと」の意味になります。

「徒手+空拳=徒手空拳」で、「自分の身体・力以外に何も頼れるものがないこと」を強調しているのです。

「徒手空拳」の言葉の使い方

「徒手空拳」の言葉の使い方は、「何らかの事業・活動を始めようとする時に、自分の身一つだけしかない頼れるものがない場合」に使うというものです。

新しい事業・物事をスタートさせるに当たって、「資金も人脈も他人の援助もないようなゼロ(裸一貫)から始める状態」を指して、「徒手空拳」という言葉を使うことができるのです。

「徒手空拳」とは「自分の体と力以外に何も持っていないこと+何も持たない素手の状態であること」を強調する言葉です。

その意味から、「徒手空拳」「徒手空拳の状態で無謀な大事業に挑んでいく」「今の彼は徒手空拳であり何の影響力も持っていない」というような使い方をすることができます。



「徒手空拳」を使った例文や短文(解釈)

「徒手空拳」を使った例文・短文を紹介して、その意味を分かりやすく解釈していきます。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

資金もコネもない徒手空拳の状態から起業して成功した経営者も少なからずいます。

この例文の「徒手空拳」は、成功した起業家の中には初め、資金も人脈(コネ)も無かった人が少なからずいることを意味しています。

事業資金や人脈が揃っていない状態で起業することは一般論では無謀ですが、ビジネスモデルの実際性と将来性があれば、ベンチャーキャピタルから出資してもらって成功できる人もいるのです。

例文2

新たな物事を始めるに当たって、自分以外に頼れるものが何もない徒手空拳であることは、不利な条件であることは確かである。

この例文の「徒手空拳」は、新しいビジネスや物事をスタートさせる時に、自分の体と力以外に何も持っていない状態を意味しています。

自分の体だけしかない裸一貫といってもいい徒手空拳の状態は、一般的・常識的に考えれば「かなり不利な条件・ハンディキャップ」になってしまうということです。

例文3

徒手空拳の極めてシビアな現状から再び立ち上がるためには、今何をすれば良いのか、一人で落ち着いて沈思黙考すべき時期に差し掛かっています。

この例文の「徒手空拳」は、現在の厳しい状況の中で、自分が何も持っていないということを意味しています。

シビアな現状を再建するためには、徒手空拳である今の状態から自分に何ができるのかを沈思黙考する必要があるのです。

「徒手空拳」の英語と解釈

徒手空拳 meaning in english

「徒手空拳」の英語とその意味の解釈は、以下のようになります。

“penniless”(無一文の、何も持っていない。ペニーとは元は英国の貨幣単位で複数形はペンスになります。)

“I was penniless then. ”(私はその時、徒手空拳でした。)

“with bare hands、empty-handed”(徒手空拳で。「素手で」が原義になります。)

“He is working with bare hands. ”(彼は徒手空拳で、働いている。)

“have nothing to〜”(徒手空拳で〜する。)

“You shoud have nothing to start with. ”(あなたは徒手空拳で始めるべきです。)

「徒手空拳」の類語や類義語

「徒手空拳」の類語や類義語には、どのようなものがあるのでしょうか?「徒手空拳」の類語・類義語について、分かりやすく解説していきます。

  • 「裸一貫」
  • 「赤手空拳」
  • 「着の身着のまま」

「裸一貫」

「徒手空拳」の類語・類義語として、「裸一貫(はだかいっかん)」があります。

「裸一貫」の言葉の意味は、「自分のからだ以外に元手・資金になるものを何も持っていないこと」「自分のからだ一つで物事に立ち向かうこと」です。

「徒手空拳」「何も頼れるものを持っていないこと」なので、類語として「裸一貫」を上げられます。

「赤手空拳」

「徒手空拳」の類語・類義語として、「赤手空拳(せきしゅくうけん)」があります。

「赤手空拳」の言葉の意味は、「手に何の武器も持たずに立ち向かうこと・素手で戦うこと」になります。

そこから転じて、「赤手空拳」「誰の助けも借りずに、自分の力だけで仕事・物事を行うこと」を意味するようになりました。

自分の体一つで何も頼れるものがないを示す「徒手空拳」の類義語として、「赤手空拳」を指摘できます。

「着の身着のまま」

「徒手空拳」の類語・類義語として、「着の身着のまま(きのみきのまま)」があります。

「着の身着のまま」の言葉の意味は、「今身につけている着物以外は何も持っていないこと」「自分の体・着物以外の頼れるものを何も持っていないこと」になります。

「徒手空拳」の意味は、「何かを始める時に、自分の体と力以外の頼れるものが何もないこと」になります。

その意味から、「徒手空拳」の類語として「着の身着のまま」が上げられるのです。

icon まとめ

「徒手空拳」という言葉について徹底的に解説しましたが、徒手空拳には「手に何も持っていないこと・素手であること」「何かの物事を始めようとする時に、身一つで他に頼れるものを持っていないこと」などの意味があります。

徒手空拳の類語・言い換え・似た言葉としては、「裸一貫」「赤手空拳」「着の身着のまま」などがあります。

「徒手空拳」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。