「鈍感」の意味・読み方・類語【使い方や例文】
「鈍感」の意味や類語を紹介します。
さらに「鈍感」という言葉の使い方や、「鈍感」を使った例文を紹介します。
目次
- 「鈍感」の意味とは?
- 「鈍感」の使い方
- 「鈍感」を使った例文
- 「鈍感」の類語や似た言葉
- 「鈍感」な男性にアプローチする方法
「鈍感」の意味とは?
「鈍感」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
日常的に使うメジャーな言葉ですので、聞いた事がある人の方が多いでしょう。
また誰かに「鈍感」と呼ばれて不機嫌になっている人がいるかもしれません。
あるいは、もっと「鈍感」になりたいと、「鈍感」な感性に憧れている人もいるでしょう。
一方で、「鈍感」という言葉に今回初めて触れた人、さらに「鈍感」という言葉の意味を知らない人もいるはずです。
そこで「鈍感」の読み方と意味を紹介します。
「鈍感」の意味を知る事で、自分の感じ方の特徴が見えてくるかもしれません。
- 「鈍感」の読み方
- 「鈍感」の意味
「鈍感」の読み方
「鈍感」は「どんかん」と読みます。
それほど難しい漢字が使われていませんので、読み間違える事は少ないでしょう。
「鈍感」の意味
「鈍感」にはどのような意味があるでしょうか。
「鈍感」は「鈍い感覚」と書きます。
文字通り「感じ方が鈍い様子」という意味があります。
ちなみに「鈍い」には、ある物事から感じるべき普通の事を感じられない事という意味があります。
例えば桜並木を見ると、「綺麗」とか「荘厳」、または「少し怖い」など、何かしらの感じ方をするのが普通なのに、桜並木の下を歩いて何も感じる事ができない人は「鈍い」と言う事ができるでしょう。
「鈍感」は、そのような鈍い感覚の事を言います。
このように「ここは、何か感じて当然でしょ」という場面で、何も感じない様子を「鈍感」と言います。
「鈍感」の使い方
「鈍感」という言葉は、どのような場面で、どのように使えばいいでしょうか。
「鈍感」には、「感じ方が鈍い様子」という意味があります。
誰かに対して、感じ方が鈍いと思った時に「鈍感」という言葉を使ってみましょう。
恋愛の場面では「鈍感」と感じる事が多いかもしれません。
例えば、男性に対して「好きな気持ち」をアピールしているのに、何も感じない人がいるかもしれません。
普通の男性なら、当然、アプローチされていると気付ける場面で、何も気付けない男性には、「鈍感」というレッテルを貼ってみましょう。
同じように仕事の場面や日常生活でも、「感じ方が鈍い」人を見かけると思います。
あるいは誰かに「感じ方が鈍い」と言われるかもしれません。
そのような時に、「鈍感」という言葉を使ってみましょう。
「鈍感」を使った例文
「鈍感」という言葉を使った例文を紹介します。
様々な場面における、「鈍感」という言葉を使った例文を見る事で、この言葉の使い方のコツが見えてくるかもしれません。
- 例文1
- 例文2
例文1
恋愛の場面における、「鈍感」を使った例文を紹介します。
「彼の事が好きだから、出張のおみやげは、彼にだけ特別なものをあげている。それなのに『鈍感』な彼は、私の好意に気付いてくれない」
好きな気持ちを伝える時に、みんなにあげるプレゼントとは違う特別なものを、彼だけにあげる事があるでしょう。
ほとんどの男性は、このようなさりげない行動で、相手の好意に気付く事ができるのですが、「鈍感」な人には無理です。
「鈍感」な男性を好きになった時は、特別なアプローチが必要になります。
例文2
日常的な場面における、「鈍感」を使った例文を紹介します。
「お化け屋敷に行った。しかし僕が『鈍感』だからだろう。お化けらしき人が目の前に飛び出してきても、変な音楽が鳴っても、何も感じずに出口に到着してしまった」
お化け屋敷のような場所は、敏感な人と「鈍感」な人の差が大きく出ます。
自分が敏感か「鈍感」か知りたい時は、お化け屋敷や、バンジージャンプなど、感度の違いが分かりやすい場所を訪れるといいかもしれません。
「鈍感」の類語や似た言葉
「鈍感」の類語や、似た意味の言葉を紹介します。
どのような言葉と「鈍感」は似ているのかを知ると、「鈍感」の意味がより深く理解できそうです。
- 「のろま」【のろま】
- 「気が利かない」【きがきかない】
「のろま」【のろま】
「のろま」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
「のろま」には、動作や頭の働きが鈍い事という意味があります。
「鈍感」という言葉には、頭の働きが鈍いという意味がありますが、動きの鈍さは含まれていません。
しかし、頭の働きが鈍い人の多くは、動作が鈍い事も多いので、「鈍感」と「のろま」はかなり似た意味になるかもしれません。
また「のろま」という言葉には相手をバカにするような意味がありますが、「鈍感」は良い意味で使われる事もありますので、ニュアンスの違いは大きいかもしれません。
「気が利かない」【きがきかない】
「気が利かない」という言葉も、「鈍感」に似ています。
「気が利かない」には、「鈍くて野暮」という意味があります。
当然気付いていいはずの状況で、気付けない人は、「気が利かない」と言われてしまいます。
「鈍感」な人も「気が利かない」人なので、二つの言葉は言い換える事が可能です。
「鈍感」な男性にアプローチする方法
最後に「鈍感」な男性を好きになった時に、どのようなアプローチをすればいいのかを紹介します。
敏感な男性に比べて、工夫をしたアプローチをする事が大切になるでしょう。
- 「相手の目をよく見る」
- 「言葉でどんどん伝える」
「相手の目をよく見る」
好きな人ができると、その人の事を目で追ってしまうのは、人としての本能と言えるでしょう。
また、みんながその事を知っているため、自分の目をよく見てくる人は、自分に対して好意を抱いている人だと気付く事ができます。
しかし、「鈍感」な人は、良く目が合う女性がいても、その事実から何も察する事ができません。
そこで、「鈍感」な男性に好意を伝えるためには、いつもの倍くらい、その男性の目を見る必要があります。
「言葉でどんどん伝える」
「鈍感」な男性に、好きだという気持ちを伝える時は、ほとんど「告白」と言ってもいいくらい、言葉で伝える事が大切です。
好きな気持ちをほのめかすのではなく、「好きだよ」とか、「素敵だね」などと、声に出して好意を伝えるようにしましょう。
思わせぶりな仕草や言葉遊びでは、「鈍感」な彼の心には、いつになっても好意が届かないでしょう。
「鈍感」という言葉の意味や使い方を見てきました。
「鈍感」という言葉は、以前はネガティブに使われる事が多かったのですが、最近はポジティブな意味でも使われます。
もしあなたが「鈍感」なら、その長所に目を向けてみるといいでしょう。