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「了解道中膝栗毛」の意味・【使い方や例文】

了解道中膝栗毛という言葉は、特にSNSを利用している若者の間でよく使われる言葉の1つだと言っていいでしょう。

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「了解道中膝栗毛」の意味・【使い方や例文】>


目次

  • 「了解道中膝栗毛」の意味とは?
  • 「了解道中膝栗毛」の語源や由来
  • 「了解道中膝栗毛」の言葉の使い方
  • 「了解道中膝栗毛」を使った例文と解釈
  • 「了解道中膝栗毛」の派生語
  • 「了解道中膝栗毛」のような語源の言葉は多い?


「了解道中膝栗毛」の意味とは?

了解道中膝栗毛という言葉は、後半に全く意味はなく、最初の2文字の「了解」という意味で使う言葉です。

ただ「了解」と書けばいいだけのところを、何故わざわざこのような面倒な表現を使うのかと言えば、そこが若者言葉ならではだと考えてください。

要は同じことを表現するのにも、できるだけ面白く表現したいという彼ら、彼女らの気持ちからです。



「了解道中膝栗毛」の語源や由来

了解道中膝栗毛の由来は、十返舎一九作の「東海道中膝栗毛」という有名な文学作品からです。

このタイトルは、誰しも一度は国語の教科書などで見掛けたことでしょう。

この最初の「東海」(とうかい)と「了解」(りょうかい)の語呂が似ていることから、「了解道中膝栗毛」なる言葉が誕生した次第です。

「了解道中膝栗毛」の言葉の使い方

了解道中膝栗毛という言葉を使う場面は、それこそいくらでもあります。

それは、「了解」という言葉の代わりに使うだけだからです。

よって、使い方が難しいということは全くなく、むしろ、これだけ場面を選ばすにいつでも使える若者言葉も珍しいと言ってもいいでしょう。



「了解道中膝栗毛」を使った例文と解釈

了解道中膝栗毛は、SNSを日頃から利用している若者同士であれば全く問題ありませんが、相手によっては、意味が通じても失礼になってしまったり、語源の"東海道中膝栗毛"のこと(それと間違えて書いた)だと勘違いされてしまう可能性があるので注意が必要です。

この言葉は、あくまでSNSなどで交流がある仲間同士で(もしくは、そのような人しか見ないような場所で)使ってください。

  • 「うい、了解道中膝栗毛」
  • 「それは、とっくに了解道中膝栗毛だよ」
  • 「そんなことを了解道中膝栗毛する人は居ないだろ」

「うい、了解道中膝栗毛」

「了解した」ということを言いたいだけですが、了解道中膝栗毛という言葉を使うと、それがこれだけ長くなってしまいます。

しかし、そのような表現を遭えて使いたいのが若者なのだと理解するしかありません。

少し前だと「ラジャー」と書いたようなものです。

「それは、とっくに了解道中膝栗毛だよ」

「そんなことはとっくに分かっているよ」と言いたい時の例文です。

少々無理があるようにも見えますが、後半の「道中膝栗毛」の部分を取ってしまえばいいだけなので、このような文章を簡単に読むにはそれをおすすめします。

「そんなことを了解道中膝栗毛する人は居ないだろ」

意味こそ分かりますが、このような使い方は、いかにも仰々しくなってしまいます。

その為、これは悪い例の1つとして捉えてください。

いくら使う場面をほとんど選ばない言葉とは言え、このようにまで無理に使うこともありません。

「了解道中膝栗毛」の派生語

了解道中膝栗毛という言葉は、上の例文でも分かるように、無理に使うと反って分かりにくくなるという欠点があります。

それを解消すべく、もっと短く略した言葉が既に登場しています。

ここでは、それらを紹介していきます。

5-1 . 「ひざくり」【ひざくり】

「りょうかいどうちゅうひざくりげ」の中の、「ひざくり」の部分だけを抜粋して作られた言葉です。

これだけで、了解道中膝栗毛と同じく、「了解」という意味になります。

「分かった、ひざくり」のような形で利用されているのをよく見掛けます。

了解道中膝栗毛では長過ぎることから、近頃はこちらを見掛ける機会の方が多くなっています。

「ひざ」【ひざ】

上の「ひざくり」を、更に略してしまった言葉です。

ここまでくると、元の言葉を知らないと全く意味が分かりませんが、それなりに見掛けることがあります。

実際に、「それ、ひざ」などと使われていますが、やはり、多少違和感があるのは否めないところです。

「了解道中膝栗毛」のような語源の言葉は多い?

この「了解道中膝栗毛」のような、何かの有名な題材に引っ掛けて作られた若者言葉は他にいくつも存在します。

それらをいくつか挙げて、語源と意味を説明していきます。

  • 「どうしよ平八郎の乱」【どうしよへいはちろうのらん】
  • 「やばたにえん」【やばたにえん】

「どうしよ平八郎の乱」【どうしよへいはちろうのらん】

語源は江戸時代の儒学者「大塩平八郎」で、「どうしよう?」という意味で使います。

後半が全く無意味なところも「了解道中膝栗毛」とよく似ています。

最後の「の乱」を外して、「どうしよ平八郎」とも使われます。

「やばたにえん」【やばたにえん】

語源はお茶漬け製品各種で有名な、あの「永谷園」です。

「ヤバイ」という言葉を比較的コミカルに表現したい場合に使われています。

つまり、これを使う時には、それほど「ヤバイ」という状態でもないことが多いと言えるでしょう。

これもまた、言葉の後半部分に全く意味がありません。

語呂さえよければいいという、この手の言葉のスタイルそのものです。

icon まとめ

最近ではこの「了解道中膝栗毛」より、この言葉から派生した「ひざくり」の方を多く見掛けるようになりました。

ですが、それを更に略した「ひざ」までは、さすがにやり過ぎのようです。