「とち狂う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「とち狂う」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「とち狂う」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「とち狂う」とは?
- 「とち狂う」の表現の使い方
- 「とち狂う」を使った例文と意味を解釈
- 「とち狂う」の類語や類義語
「とち狂う」とは?
「とち狂う」とは馬鹿みたいにふざけること、ひどくたわむれるという意味になります。
- 「とち狂う」の読み方
「とち狂う」の読み方
「とち狂う」と書いて「とちぐるう」「とちくるう」と読みます。
「とち狂う」の表現の使い方
「とち狂う」とはひどくたわむれる、ふざけるという意味なのですが「狂う」という字が使われている為、あまり使われなくなっていますが、「酒でも飲んだのか、何をそんなにとち狂っているのだ」「あいつは何をとち狂ってるんだ」という言い方をします。
「とち狂う」を使った例文と意味を解釈
それでは「とち狂う」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「とち狂う」を使った例文1
- 「とち狂う」を使った例文2
「とち狂う」を使った例文1
「あんないい奥さんを泣かせるなんて、お前、とち狂うのもいい加減にしろ」
「とち狂う」とはひどくふざけるという意味合いがあります。
例文の場合は「ふざけるのもいい加減にしろ」という意味で解釈できるでしょう。
「とち狂う」を使った例文2
「夫は何をとち狂ったのか、若いアイドルの追っかけで家に帰らなくなった」
「とち狂う」とはひどくたわむれる、馬鹿みたいな行動に対して使う言葉です。
例文のようにアイドルの追っかけをして、家に戻らないことを尋常ではない行動として「とち狂う」という言葉で言い表しているのです。
「とち狂う」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「とち狂う」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「問題のある」【もんだいのある】
- 「気がふれた」【きがふれた】
- 「まともではない」【まともではない】
「問題のある」【もんだいのある】
「とち狂う」とは尋常ではない、普通ではないという意味ですから類語としては「問題のある」という言葉が当てはまります。
意味は面倒な事件、厄介な事、ごたごたといったことになります。
「問題のある人だから参加させられない」「問題のある行動をとる」などと使います。
「気がふれた」【きがふれた】
「気がふれた」とは精神的な平衡を失ったという意味になります。
「夜中に大声で叫んで、気がふれたのか」「言い争ううちに、相手が気がふれたのか、いきなり暴れ出したのだ」などと使います。
「まともではない」【まともではない】
「まともではない」とは道理にかなっていない、他人から非難される点があることを言います。
「あの人の今日の様子はまともではないよ」「彼はどうやら、まともではない生活をしているようだね」「受け答えがまともではない」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「とち狂う」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。