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「相違」の意味・類語・対義語【使い方や例文】「差異」と相違の違い

私達が普段の生活の中やビジネスの世界でも、ごく普通に話している日本語。

平易な言葉があれば、難しい漢字で書くような単語や昔から伝わることわざや熟語を並べて、コミュニケーションを取り、意志疎通を図ったり、相互理解を深めています。

そんな日本語でも、身近で平易な言葉だからこそ、しっかりと意味を理解しておきたいものなのですが、「相違」という言葉などは、聞くだけで少し難しそうに感じることもあります。

しかし、この言葉の意味を知ると、必ずしも慌てふためくような難しい言葉ではありません。

ここではこの「相違」という言葉の意味を理解して日常会話からビジネスシーンまで使えるコミュニケーションのボキャブラリーに加えて欲しいのです。

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「相違」の意味・類語・対義語【使い方や例文】「差異」と相違の違い>


目次

  • 「相違」の意味とは?
  • 「相違」の類語
  • 「相違」の言葉の使い方
  • 「相違」を使った例文・短文(解釈)
  • 「相違」の英語
  • 「相違」の対義語
  • 「相違」を使った言葉と意味を解釈
  • 「差異」と相違の違い


「相違」の意味とは?

では、「相違」にはどのような意味があるのでしょうか? この言葉の意味は、「2つの物や事柄の間で違いがあること」ということになりますが、時として「相異」と書くこともできます。

「今日の出来事は事実と相違があるので、確認が必要だ」

「あなた言っていることと私の考えには、大きな意見の相違があるので、すぐ納得することはできません」

このような使い方がされていますが、「相違」は、どちらかというと、日常生活の中での会話と言うより、仕事上で使われている方がおおいかもしれませんね。

  • 「相違」の読み方

「相違」の読み方

「相違」の読み方は「そうい」となりますが、特別な発音をするわけではないので、素直に読むことができると思います。



「相違」の類語

では、「相違」の類義語にどのような言葉があるのかを調べてみました。

  • 「違い」
  • 「異同」
  • 「食い違う」

「違い」

「相違」の類義語の中では、最も一般的な表現なので、改めてこの言葉がどのような場面で使われているか、普段の会話に意識を集中していると、よく出てきていることが分かるでしょう。

それだけポピュラーな言葉です。

「異同」

「異同」「相違」の類義語として挙げられる言葉の1つですね。

ただ、「異同」は、喋っている時に使われるよりも、「書き言葉」として使われることが多く、「異同」「物の違い」という意味になりますが、「同」には全く意味がありません。

「食い違う」

「食い違う」「相違」に似たような意味で使わねていますが、具体的な表現をするなら、 「私の認識が食い違っておりました。急ぎ内容を修正して再び商談に臨みます」

「前提条件に食い違いがあるので、まずは問題点の共有から始める必要がありますね」

このようなケースの時に使われる表現ですね。

「相違」の言葉の使い方

「相違」が使われるシーンを考えてみると、2つ物を比べた時に何か違いがあることを表現したい場合に「相違がある」と言いますが、「違ったところがある」と伝えたいなら、「相違点がある」と表現します。

この言い方も「相違」の使い方の代表的な1つと言えるでしょう。

  • 「相違ない」という使い方もある

「相違ない」という使い方もある

同じ意味を持つ言葉の1つに「違いない」という表現がありますが、これは「相違ない」と同じ意味として理解することができますが、実際に使ってみると、若干ニュアンスが異なっていることに気が付くことでしょう。

「相違ない」とは「確実に間違いはないと言える」と絶対的な断定をしているのですが、一方のに「違いない」「ほぼ間違いない」といったように、もしかすると間違っている可能性を残したままの状態で、「間違いない」と決めつけている表現なのです。

このようなことから不確定要素があるような時には、「違いない」と表現するこの方が正確な表現として言うことがでえるでしょう。

「違いない」と言えば、「明らかな」「明白な」「紛れもない」「疑いようがない」などの表現もできますが、「はっきりとしていて疑いの余地がない」という意味で使われています。

具体的な例文としては、「彼が本当のことを言っているのは、明白だ」

「あいつが言っていることは、紛れもない事実だ」

「彼があの事件の容疑者であることは疑いようがない」

こんな使い方で「相違」と同じ文を作ることができます。



「相違」を使った例文・短文(解釈)

では、「相違」を使った例文も見てみましょう。

  • 「相違」の例文1
  • 「相違」の例文2
  • 「相違」の例文3

「相違」の例文1

「あの人は女性っぽい格好をしているけれど、男性に相違ありません」

世の中には色々な人種がありますが、女装だけは見ていても苦しくなるケースもあります。

「相違」の例文2

「本物とレプリカの相違点は、微妙はデザインにあるので、すぐに見破られてしまった」

どんなに精巧に作られたレプリカとは言え、オリジナルとは何処か異なる点もあるはずです。

「相違」の例文3

「確かにあの双子はよく似ているけれど、相違点もあるよ」

双子と言えば、親も詳しい違いがあることも分からない時があります。

「相違」の英語

「相違」を英語に言い換えるなら、“difference”“distinction”があります。

しかし、「相違」「食い違い」という意味で英訳するならば、“discrepancy”と言う表現もあります。

「相違ありません」は、英語では“It is true and correct. ”と言い、「相違ない」あるいは「相違ありません」を英語で言う時に、「相違」の意味を持つ形容詞“different”“It is not different. ”と否定した形で表現することもできます。

「相違」の対義語

では、「相違」の反対の意味を持つ対義語を見ていきます。

  • 「類似」
  • 「一致」

「類似」

「相違」対義語には、「物や事が「似ていること」という意味がありますが、「類似点」「あの2つの事件は類似していることが特徴だよ」

そんな言い方ができる言葉です。

「一致」

「一致」とは「2つ以上の物が違いなく一緒になること」という意味になり、「意見が一致する」「言行一致」という表現があります。

「相違」を使った言葉と意味を解釈

では、「相違」を使っている言葉や表現を挙げてみました。

  • 「相違ございません」
  • 「認識の相違」
  • 「相違がございましたら」

「相違ございません」

「相違ございません」

「拝見いたしました。発注書の内容に相違ございません」

「先週預かったリストを参考に作成いたしましたが、その内容で相違ございませんか?」

こんなふうな形で使われていますが、目上の人に対して表す言葉ですね。

「認識の相違」

「認識の相違」となると、 「おそらく今回の案件につきましては、一旦交渉を打ち切ったのですが、その理由は交渉を進めていく中で、品質保証の体制に大幅な認識の相違があったからです」というようなケースで耳にすることがあります。

「相違がございましたら」

「ご発注いただいた商品は到着日に3週間程度の日数を頂いております。

もし、ご注文いただいた商品とお届けした商品に相違がございましたら、何なりとお申し付けいただくようにご連絡をお願いします。

「差異」と相違の違い

「差異」「相違」の類義語として扱われますが、「差異」には、「2つのものを比べた場合の差」という意味合いが強く出ています。

差異には2つ以上の対象物を比較して、はっきりと明確になることを「違い」と表現しています。

例文としては、「実際の製造の段階で計画との間に差異が生じてしまった」などの使い方ができますね。

icon まとめ

「違い」という意味を持つ「相違」は、ビジネスシーンでよく使われています。

同僚や先輩と意見が食い違った時や、お客さんに対して、間違いないと伝える時も使われています。

正しい日本語と言葉の使い方をしっかりと理解できたことを覚えて、実践的に「相違」を使ってみることです。

すると、言葉への関心が最も熱くなっていくのではないしょうか。