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「上質」の意味・読み方・類語【使い方や例文】

「上質」とは、品質が優れていることや品質が上等であることです。

「上質」「意味・類語・言い換え・使い方・例文・英語・語源・対義語・言葉」などについて、詳しく説明していきます。

上質

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「上質」の意味・読み方・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「上質」の意味とは?
  • 「上質」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「上質」の言葉の使い方
  • 「上質」を使った例文
  • 「上質」の英語
  • 「上質」の語源
  • 「上質」の対義語
  • 「上質」を使った言葉と意味を解釈


「上質」の意味とは?

「上質」の意味とは?

「上質」の意味は、「品質が優れていること」「品質が上等であること」になります。

「上質」とは「質(クオリティー)」が高くて優れていることであり、一般的な意味では「高級(高級品)・優良(優良品)」とほぼ同じニュアンスを持つ言葉になります。

「上質」なモノやサービスほど一般的に値段(価格)が高くなりますが、それは「上質」なモノやサービスほどそれだけの価値・効用(効果)があるからです。

  • 「上質の意味」と「上質なモノ・サービス」の特徴
  • 「上質」の読み方

「上質の意味」と「上質なモノ・サービス」の特徴

「上質」とは「品質が優れていること」ですから、「上質な食べ物」であれば「悪質(並み)な安い食べ物」よりも、味が美味しくて健康にも良いということが多いのです。

「上質な洋服」であれば「悪質(並み)な安い洋服」よりも、生地の質感や触り心地が良くて、デザイン性・耐久性にも優れていることが多いのです。

「上質なサービス」であれば「悪質(並み)な安いサービス」よりも、細かいところにまで気配りされた気持ち良いサービスを受けやすいのです。

これらの「上質」なモノやサービスの事例からも分かるように、「上質」というのは「平均・普通よりも品質(質感)が優れている」という意味合いがあります。

「上質」の読み方

「上質」の読み方は、そのまま「じょうしつ」になります。



「上質」の類語や言い換え・似た言葉

「上質」の類語や言い換え・似た言葉

「上質」の類語や言い換え・似た言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「上質」の類語・言い換え・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。

  • 「上等」【じょうとう】
  • 「高級」【こうきゅう】
  • 「良質」【りょうしつ】

「上等」【じょうとう】

「上質」の類語・言い換え・似た言葉として、「上等・優良」があります。

「上等」という言葉は「レベル・等級(ランク)が上であること」を意味していて、「優良」「優れていて質感が良いこと」を意味しています。

「上質」には「品質・質感が優れていて良いこと」「レベル・ランクが上であること」の意味合いがあるので、「上質」の類語として「上等・優良」を上げることができるのです。

「高級」【こうきゅう】

「上質」の類語・言い換え・似た言葉として、「高級・上級」があります。

「高級」という言葉は「並みではなく、質感が良くて上等であること」の意味があり、「上級」には「普通ではなく、レベル・等級(ランク)が上であること」の意味があります。

「上質」には「品質・質感が良くて上等である」という意味があるので、「上質」の類語として「高級・上級」を指摘することができます。

「良質」【りょうしつ】

「上質」の類語・言い換え・似た言葉として、「良質」があります。

「良質」という言葉には、「品質・質感が良いこと」「粗悪品ではなくて質(クオリティー)が良いこと」の意味があり、「上質」とほぼ同じ意味のニュアンスを持っています。

そのため、「上質」という言葉が使われている場面・文章の多くで、「上質」「良質」という言葉に言い換えることができるのです。

「上質」の言葉の使い方

「上質」の言葉の使い方

「上質」の言葉の使い方は、「普通(スタンダード)よりも品質が優れているもの」「平均(アベレージ)よりも質感が良いもの」に対して使うというものです。

普通よりも品質が優れている羽毛ぶとんであれば「上質な羽毛ぶとん」、平均よりも質感(クオリティー)が優れている「上質」な料理や味わいであれば「上質な料理・上質な味わい」という言葉を使用することができます。

「質感・クオリティー」が明らかに並みよりも優れているものやサービス、状態、生活様式がある場合に、「上質」という言葉を使用することができるのです。

「上質」という言葉は、「上質な生活様式・上質な趣味・上質なファッション・上質なライフスタイル」などの使い方をすることがあります。



「上質」を使った例文

「上質」を使った例文

「上質」を使った例文を紹介していきます。

  • 「上質」の例文1
  • 「上質」の例文2
  • 「上質」の例文3

「上質」の例文1

高級フレンチだけあって、「上質」な味わいを堪能することができました。

「上質」の例文2

「上質」なオーダーメイドの洋服は、既製服と違って体にぴったりとフィットする着心地の良さがある。

「上質」の例文3

ヨガの先生が実践している「上質」なライフスタイルには、見習うべき所が多い。

「上質」の英語

「上質」の英語

「上質」の英語の表現は、“high‐quality”,“high‐grade”,“superior”になります。

「上質紙」は英語で、“quality paper”(政治経済・社会問題を中心にした新聞の高級紙のことも指す)、“paper of fine(choice) quality”という形で表現することができます。

“I will drink only high(top) quality wine.” (私は「上質」なワインしか飲まない。)

“Let's enjoy high-grade modern lifestyle. ”(今風の「上質」なライフスタイルを楽しんで下さい。)

「上質」の語源

「上質」の語源

「上質」の語源は、「上」「質」に分けて考えることができます。

「上」という漢字は、「レベルが上であること・上等(上級)であること・普通よりも優れていること(普通よりも勝っていること)」を意味しています。

「質」という漢字は、「品質・質感・クオリティー(quality)」のことを意味しています。

そういった「上」「質」の漢字の意味から、「上」「質」を合わせた言葉である「上質」に、「品質が優れていること・質感が上であること・クオリティー(質感)が高いこと」の意味が生まれることになったのです。

その語源から、上質は「品質・質感が平均以上に優れていること」を意味する言葉として理解することができます。

「上質」の対義語

「上質」の対義語

「上質」の対義語として、明らかに品質が劣っているという意味の「粗悪(そあく)・悪質(あくしつ)・粗末(そまつ)・劣悪(れつあく)」を上げることができます。

更に、特別に品質・質感が優れているわけではないという意味の対義語として、「並み(なみ)・普通」を上げることもできるでしょう。

「粗悪」というのは、「つくりが精巧ではなくて粗くて劣悪なこと・粗い品物や仕事で品質が劣っていること」を意味しています。

悪質とはそのまま「品質や質感が悪いこと」であり、粗末とは「つくりが大雑把で粗くて品質が良くないこと」を意味しています。

劣悪というのも「品質・質感が劣っていて悪いこと」を示しています。

「上質」を使った言葉と意味を解釈

「上質」を使った言葉と意味を解釈

「上質」を使った言葉とその意味を分かりやすく解釈していきます。

  • 「上質紙」
  • 「上質な暮らし」

「上質紙」

「上質紙」とは、主に書籍(出版物)・ノートなどの商業印刷に使われる質の良い紙のことで、粗雑な砕木パルプを含まない化学パルプを原料として作られる非塗工印刷用紙です。

「上質紙」は、印刷にも筆記にも包装にも使いやすい汎用的な紙質の特徴を持っています。

「上質紙」は昔の時代には高級・上等な紙とされていましたが、豊かな現代社会においては紙類の中で最も多く利用されるポピュラーな紙になっています。

「上質な暮らし」

「上質な暮らし」という言葉は、「大雑把さ・粗雑さ・いい加減さのない質の高い暮らし(ライフスタイル)」のことを意味しています。

毎日を「充実した予定・活動・仕事・趣味・家庭生活」などを中心に過ごしていて、粗雑ではない丁寧な人生の生き方(時間の過ごし方)をしている時に、「上質な暮らし」を送っているということができるのです。

「上質な洋服」 「上質な洋服」という言葉は、「生地・縫製がしっかりとしていてデザインも優れている質の良い洋服」のことを意味しています。

「上質な洋服」は単純に「ブランド物の高級な洋服」のことを意味しているだけではなくて、「着心地が良くて耐久性のある生地を使っている・縫製が丁寧でほつれにくい・今風のデザインでおしゃれである」といった特徴を持っているのです。

icon まとめ

「上質」という言葉について徹底的に解説しましたが、「上質」には「品質が優れていること」「品質が上等であること」などの意味があります。

「上質」の類語・言い換え・似た言葉としては「上等・優良」「高級・上級」「良質」などがあります。

「上質」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。