「箱入り娘」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「箱入り娘」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「箱入り娘」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「箱入り娘」とは?
- 「箱入り娘」の概要
- 「箱入り娘」を使った例文と意味を解釈
- 「箱入り娘」の類語や類義語
「箱入り娘」とは?
「箱入り娘」というのはやたらに外出させない秘蔵の娘、という意味になります。
お嬢様の1類型であり、極力人に接触させずに家の中などで育てられた娘を指します。
それ以外にもスライディングブロックパズルの一緒に「箱入り娘」というものがありますし、将棋で王将を囲う時にも「箱入り娘」というものがあります。
愛知県蒲郡のみかんのブランドにも「箱入り娘」というものがあります。
- 「箱入り娘」の読み方
「箱入り娘」の読み方
「箱入り娘」は「はこいりむすめ」と読みます。
会話においてよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「箱入り娘」の概要
「箱入り娘」というのは極力外部との接触を避けて育てられた娘を指します。
外部との接触を避けるという事は悪いものの影響を受けないように育てられた、という意味であり、一般的には大切に育てられた女性に対して「箱入り娘」という表現が使われます。
文字通り外に出してもらえなかったなどというわけではなく、悪いものの影響を受けないように守られて育った、などという時に使われる表現です。
「箱入り娘」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「箱入り娘」を使った例文1
- 「箱入り娘」を使った例文2
「箱入り娘」を使った例文1
「良家の箱入り娘だから、結婚も大変でしょうね」
身分の高い家や由緒正しい家庭で育った女性は、箱入り娘と言われることがありますね。
小さな頃から悪い影響を避けるようにして育てられた女性であり、そのような女性は両親が認めた人と結婚を望まれることが多いのではないでしょうか。
そのため自由に結婚できず、苦労することもあるかもしれませんね。
「箱入り娘」を使った例文2
「あそこの箱入り娘は本当に世間知らずです」
箱入り娘といえば何不自由なく育ったお金持ちの娘を指すこともありますが、同時に外部の接触をあまりにも避けてきたため、世間知らずな女性を指すこともあります。
確かに、外と接触するからこそ人間はいろいろ学ぶのであり、その接触を回避されてしまえば学べませんよね。
世間の荒波に飲まれていない、という意味にもなります。
「箱入り娘」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「温室育ち」【おんしつそだち】
- 「御曹司」【おんぞうし】
「温室育ち」【おんしつそだち】
「温室育ち」というのは大事にされて育ったために世間の苦労を知らず、鍛えられていない、という状態を指しています。
品が良い、心に余裕がある、などという良いイメージもあります。
「御曹司」【おんぞうし】
「御曹司」というのは名門や名士の子弟を指します。
もともとは源氏や平氏といった高家の子供たちを指しており、血筋の良さを言及している場合もあります。
「箱入り娘」という表現はドラマでもよく使われますのでぜひ覚えておきましょう。
女性ならば誰でも品のある女性になりたいですよね。