「筆舌に尽くしがたい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「筆舌に尽くしがたい」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「筆舌に尽くしがたい」という言葉を使った例文や、「筆舌に尽くしがたい」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「筆舌に尽くしがたい」とは?
- 「筆舌に尽くしがたい」を使った例文や短文など
- 「筆舌に尽くしがたい」の類語や類義語・言い換え
「筆舌に尽くしがたい」とは?
「筆舌に尽くしがたい」という言葉を知っているでしょうか。
「筆舌に尽くしがたい風景」などという言い回しを聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「筆舌に尽くしがたい」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「筆舌に尽くしがたい」という言葉の意味を紹介します。
- 「筆舌に尽くしがたい」の読み方
- 「筆舌に尽くしがたい」の意味
「筆舌に尽くしがたい」の読み方
「筆舌に尽くしがたい」は「ひつぜつにつくしがたい」と読みます。
「筆舌」を「ふでじた」などと読み間違えないようにしましょう。
これを機会に、「筆舌に尽くしがたい」は「ひつぜつにつくしがたい」と読みましょう。
「筆舌に尽くしがたい」の意味
「筆舌に尽くしがたい」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「筆舌に尽くしがたい」には、「(筆)文章や(舌)言葉では表現できないこと」という意味があります。
「筆舌に尽くしがたい風景」には、通常とはまるで違う、ものすごい風景だったため、文章や言葉では表現できないという意味があります。
このように「筆舌に尽くしがたい」という言葉には、「余りに物事の度合いがすごくて、文章や言葉では表現できないこと」という意味があります。
「筆舌に尽くしがたい」を使った例文や短文など
続いて「筆舌に尽くしがたい」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「筆舌に尽くしがたい」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「筆舌に尽くしがたい」を使った例文1
- 「筆舌に尽くしがたい」を使った例文2
「筆舌に尽くしがたい」を使った例文1
「事故の現場を見て、『筆舌に尽くしがたい』と感じる」
この例文のように、事故や大惨事があった現場は、言葉にできないほど無残かもしれません。
ひどすぎて、言葉にできないと感じる人もいるでしょう。
このように、程度が甚だしすぎて、言葉や文章にできない時、「筆舌に尽くしがたい」と表現できます。
「筆舌に尽くしがたい」を使った例文2
「彼女に振られて一人になってしまった悲しさは『筆舌に尽くしがたい』」
この例文のように、彼女に振られてしまった男性は、その悲しさを言葉にできないかもしれません。
このような感情の時、「筆舌に尽くしがたい」などと言います。
悲しさの程度が甚だしい時、辛すぎる時にも、「筆舌に尽くしがたい」という言葉を使うことがあります。
「筆舌に尽くしがたい」の類語や類義語・言い換え
「筆舌に尽くしがたい」の類語や類似表現を紹介します。
「筆舌に尽くしがたい」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「何も言えない」【なにもいえない】
- 「言葉にならない」【ことばにならない】
「何も言えない」【なにもいえない】
「何も言えない」という言葉には、「言葉では言い表せない」という意味があります。
「悲しすぎて、何も言えない」「美しすぎて、何も言えない」などという使い方をします。
「言葉にならない」【ことばにならない】
「言葉にならない」には「物事を言葉で表現するのが難しい」また、「感動や衝撃で、言葉が出ない」という意味があります。
「嬉しすぎて、言葉にならない」という言葉には、嬉しい気持ちが強く、言葉が出てこないという意味があります。
「筆舌に尽くしがたい」という言葉について見てきました。
余りに物事の度合いがすごくて、文章や言葉では表現できないことと感じた時、「筆舌に尽くしがたい」という言葉を使ってみましょう。