「糾弾」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「糾弾」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「糾弾」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「糾弾」とは?
- 「糾弾」の表現の使い方
- 「糾弾」を使った例文と意味を解釈
- 「糾弾」の類語や類義語
「糾弾」とは?
「糾弾」とは罪状や責任を問いただし、咎めることを言います。
- 「糾弾」の読み方
「糾弾」の読み方
「糾弾」と書いて「きゅうだん」と読みます。
「糾弾」の表現の使い方
「糾弾」とは名詞ですが、動詞の「する」をつけて使うことが多い言葉です。
「汚職を糾弾する」「今後も糾弾する活動は止めない」などと使います。
また「糾弾」は相手の責任を問うという意味ですから「非難」という言葉と似ていますが違います。
「非難」は相手の欠点、過失を取り上げて責めることであり、責任を追及するという意味ではありません。
この違いも併せて覚えておきましょう。
「糾弾」を使った例文と意味を解釈
それでは「糾弾」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「糾弾」を使った例文1
- 「糾弾」を使った例文2
「糾弾」を使った例文1
「この件に関しては徹底的に糾弾するつもりでいる」
うやむやにせず、悪いことや責任をしっかり問い、咎めることを「糾弾」と言います。
ただ文句を言うだけではなく責任をどうとるのかというところまで聞くという意味です。
相手に対してかなり厳しい対応をとるということでもあります。
「糾弾」を使った例文2
「相手から糾弾されることは避けられない、正直に話すしかない」
「糾弾される」とは他から、罪状、責任などを問われ、咎められることを言います。
逃げずに誠実に対応するということを例文は言い表しているのです。
「糾弾」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「糾弾」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「弾劾」【だんがい】
- 「問責」【もんせき】
- 「難論」【なんろん】
- 「そしり」【そしり】
「弾劾」【だんがい】
「弾劾」とは不正、罪などをあばき、責任を追及することを言います。
「汚職を弾劾する」「腐敗した政治を弾劾する」「弾劾裁判所」などと使います。
「問責」【もんせき】
「問責」とは相手に問い、責めることを言います。
特に相手の責任を問うことを言います。
「会社の代表を問責する」「担当者を呼んで問責したが、自分のせいではないと言い張られた」などと使います。
「難論」【なんろん】
「難論」とは難しい議論という意味の他に、相手の非を論じて、なじるという意味があります。
「会社の不正を難論する」「難論するも、相手は無視をして何も答えない」などと使います。
「そしり」【そしり】
「そしり」とは悪く言われる、非難するという意味になります。
「そしりを免れない」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「糾弾」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。