「奇異の目」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
奇異の目という言葉を使うことは結構多いのではないでしょうか。
奇異の目というと、なんとなく、あまり良くないイメージがあります。
奇異の目で見られたくない、奇異の目で見られるという文章を見かけることが多いと思いますが、その意味にはどういった意味があるのでしょうか。
正しく使うためには、その使い方を詳しく知っておく必要があります。
そこで、奇異の目の意味、読み方について具体的にみていきましょう。
目次
- 「奇異の目」の意味とは?
- 「奇異の目」の類語や言い換え・似た言葉
- 「奇異の目」の言葉の使い方
- 「奇異の目」を使った例文
- 「奇異の目」の対義語
- 「奇異の目」の奇異を解釈
- 「奇異」を使った言葉
「奇異の目」の意味とは?
奇異の目の意味はどのような意味があるのでしょうか。
奇異の目の具体的な意味ですが、基本的には興味本位に見られるだとか物珍しいものを見る目という意味があります。
あまり良い意味ではなく、普通とは違っているさま、またその様子などを見るという意味合いで使われることになります。
不思議なことだったり、不思議な様子、そのさまなどを表します。
- 「奇異の目」の読み方
「奇異の目」の読み方
奇異の目の読み方ですが主に「きいのめ」と読むことになります。
奇異だけの場合にも「きい」と読みますので、そのまま読みやすい言葉になっています。
また、同じような用語として「奇妙」という言葉もあります。
こちらは「きみょう」と呼びます。
きいときみょうとは同じような言葉になりますが、読み間違えないように注意をするようにしてくださいね。
「奇異の目」の類語や言い換え・似た言葉
奇異の目という言葉にはさまざまな類語や似た言葉があります。
奇異の目という意味は、不思議なことだったり普通とは様子が違っているという言葉を表します。
また、興味本位、物珍しいものを見る目という意味があります。
このため、特別とはちょっと違う意味を持っています。
類語は特別だったり、素敵とはまた違う言葉になりますので、くれぐれも注意をしましょう。
- 不思議
- 奇妙
- 怪奇
不思議
不思議は、奇異の目と類語になります。
奇異の目というのは、特異なものを見る目という意味もあります。
不思議、摩訶不思議などの意味ととても似ていますので、不思議な目で見るという意味でも同様の意味になります。
こちらは、奇異の目よりも少々柔らかい意味合いになるとも言えるでしょう。
奇妙
奇妙は、奇異の目と似た言葉になり、言い換えることも出来ます。
奇妙な目、そして奇妙に感じるなど、そういった類語で表すことも出来ます。
奇妙な目についてですが、奇異の目とは類語ですが、奇異の目よりも、より不可思議で、良くないイメージが強くなります。
奇妙と言いかえることも出来ますが、少々意味合いは強めになることを理解しておきましょう。
怪奇
怪奇は、奇異の目と類語になり、言い換えることも出来ます。
怪奇は、怪しく奇妙な様を表しており、その様子などという意味もあります。
奇異の目は普通と様子が違っているという意味もありますので、これらの怪奇とも似た意味があります。
ですが、怪奇については、より怖い、恐怖の意味合いなども持っていますので、奇異の目よりも、より怪しい状態などのイメージがあります。
このため、使い方には気をつけて見るようにしてくださいね。
「奇異の目」の言葉の使い方
奇異の目の使い方は、「奇異の目でみる」など、奇異の目と言う形で、人を見るという形で使われることになります。
つまり、人が人を見るという場合に、使われることになります。
主に対人関係、対人で使うことになります。
また、「奇異の目でみられる」という逆の意味でも用いられます。
これは自分自身が周りから奇異の目で見られるという形で、周りからの目線を気にする場合に、使われることになります。
どちらも対人でのコミュニケーションに使われます。
また、対人で使われることになりますが、1対1の場合だけではなく、周囲の人全体から見られている場合にも、奇異の目で見られると使うことも可能となっています。
従って、社内全体から奇異の目で見られるという形でも使えます。
集団が個人を見たり、個人が集団を見る場合も使えます。
「奇異の目」を使った例文
奇異の目を使った例文にはいくつかの例文があります。
奇異の目を使うには、どのように使えばいいのでしょうか。
奇異の目は、それほど難しくはありませんが、奇妙や、怪奇、好奇心を持ってみるという意味とはまた違い、少々シチュエーションが限定されているので、気をつけましょう。
場合によっては失礼になってしまうこともありますので、使う場合には慎重になる必要があります。
- 「奇異の目で見ている視線もあった」
- 「周りに奇異の目で見られているが、そのようなことは気にしないでおこう」
- 「それほど奇異の目で見られることはなかった」
「奇異の目で見ている視線もあった」
これは、視線の中に奇異の目で見ている視線もあるという意味で使います。
つまり、好意的に見ている視線もありながら、中には不思議な気持ちで見ている視線もあるということです。
「周りに奇異の目で見られているが、そのようなことは気にしないでおこう」
これは、周りに不思議な目、一般とはおかしな目で見られていることを表しています。
周りから自分が見られているというシチュエーションに使うことが出来ます。
「それほど奇異の目で見られることはなかった」
周りから奇異の目で見られることがなかったという風に否定的に使うことも出来ます。
これは、奇異の目で見られることを心配していたが、そうではなかったという形で文章にすることも可能となっています。
自分の行動が不思議であるかどうか、また一般的ではない場合に使うことが出来ます。
「奇異の目」の対義語
奇異の目の対義語として「無関心」があります。
奇異の目というのは不思議という意味合いもあり、一般とは違う興味深い目という意味合いもあります。
また、興味本位という意味もありますし、また怪奇、そして奇妙という意味合いもあります。
しかし、これらは全て総合すると、その人に興味を持っているということを意味しているのです、好きの反対、対義語は無関心と言うことになりますので、奇異の目の反対も「無関心」または「関心のない目」などになります。
奇異の目というのは、好意的な場合もあります。
また、反対に不思議で、奇妙な目で見ていることもあります。
しかし、見ていることには違いはありません。
なので、興味がないことを示す対義語になります。
「奇異の目」の奇異を解釈
奇妙な目の奇異については、まず奇は奇妙を表しています。
数奇、奇妙、怪奇、などの奇を表し、人と違っているさまを示しています。
また、異については「異質」「異変」など、人と違った異変を示しています。
これらをバラバラにすると、よりその意味が分かりやすくなりますね。
「奇異」を使った言葉
奇異を使った言葉にはさまざまな言葉があります。
奇異の目が代表的ですが、奇異にはいくつかの言葉がありますので、使用をする際に、使い分けてみることが大切です。
けして奇異の目だけではありません。
- 「奇異な服装」
- 「奇異な行動」
- 「奇異な感情」
「奇異な服装」
人と違った服装であり、一般的ではない様子で、興味深く見られるような服装を「奇異な服装」ということになります。
「奇異な行動」
たとえば、総合失調症などの場合に、このような「奇異な行動を示す」という形で使われることが多いです。
一般的ではない行動という形で、この言葉を使うことになり、イメージします。
変わった行動とはまた違い、一般的ではないことを示すのに便利な使い方になります。
「奇異な感情」
奇異な目で見るのではなく、心で思う感情が特別一般的と変わっているさまを「奇異な感情」と呼ぶことになります。
いかがでしたでしょうか。
このように、奇異ですが、さまざまな使い方があります。
奇異な目という形で使われることもありますが、場合によって行動や感情など、いろんな使い方が出来るのが特徴となっています。