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「凪いだ」の意味とは?類語や使い方、例文を紹介!

「凪いだ」とは、風がやんで波もなく静かになっている海の状態のことです。

「凪いだ」の類語・言い換え・使い方・例文にはどのようなものがあるのでしょうか?

「凪いだ」という言葉について徹底的に解説していきます。

凪いだ

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「凪いだ」の意味とは?類語や使い方、例文を紹介!>


目次

  • 「凪いだ」の意味とは?
  • 「凪いだ」の似た言葉や類語・言い換え
  • 「凪いだ」の使い方
  • 「凪いだ」を使った例文
  • 「凪いだ」を使ったその他の言葉


「凪いだ」の意味とは?

「凪いだ」の意味とは?

「凪いだ」の意味は、風がやんで海・湖などの水面が静かになっている状態のことです。

海・湖などにおいて風や波が収まって静かになっている状態のことを意味しています。

海の水面に波がなく静かなことから転じて、「凪いだ」には「心が穏やかになること・気持ちが和むこと」の意味もあります。

凪いだ状態から荒れた状態に急展開する場合もあるので、その場合の凪いだ状態は「ほとぼりの期間」とも言えます。

  • 「凪いだ」は風が吹いていない状態・心が荒れていない状態になること
  • 「凪いだ」の読み方

「凪いだ」は風が吹いていない状態・心が荒れていない状態になること

「凪いだ」「凪(なぎ,英語“calm”)」は、風力0(風速0.0〜0.2メートル毎秒)の状態を意味していて、基本的に海上に全く風が吹いていなくて波も無い静かな状態のことを「凪」といいます。

海上に風・波がない穏やかな凪が起こっている時間帯として、「夕凪(ゆうなぎ)」「朝凪(あさなぎ)」といった言葉もあります。

また凪いだ海の水面の状態からの連想で、「感情が乱れていない穏やかで落ち着いた精神状態になっていること」「凪いだ」と言うことがあります。

「凪いだ」の読み方

「凪いだ」の読み方は、「ないだ」になります。

凪いだと反対の意味を持つ言葉は、海上の風・波が非常に強くて荒れた海の状態を意味する「時化た(しけた)」があります。

「凪いだ」の名詞は「凪(なぎ)」になりますが、「時化た」の名詞は「時化(しけ)」になります。

沖合いに出て海釣り(漁業)やサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人たちにとっては、「凪・時化、凪いだ・時化た」という言葉は馴染みが深いものであり、漁業関係のプロの人は空・雲・海(波)の状態を観察するだけで、これから数時間後に「凪」になるのか「時化」になるのかを経験的に推測することができます。

凪いだ状態は一般的に、釣り・漁業・海水浴などに適した安全な状態だと言うことができます。



「凪いだ」の似た言葉や類語・言い換え

「凪いだ」の似た言葉や類語・言い換え

「凪いだ」に似た言葉や類語・言い換えには、どのようなものがあるのでしょうか?「凪いだ」の似た言葉や類語・言い換えについて、分かりやすく紹介していきます。

  • 「風(波)が無くなった」
  • 「気持ちが穏やかである・心が落ち着いている」

「風(波)が無くなった」

「凪いだ」の類語・言い換えとして、「風(波)が無い」があります。

「凪いだ」という言葉の原義は、海に風が吹いていなくて波が起こっていないことなので、類語として「風が無い・波が無い」を上げることができるでしょう。

風が吹かなくなり波が立たなくなった水面の変化を指して「凪いだ」と言っているのです。

「気持ちが穏やかである・心が落ち着いている」

「凪いだ」の類語・言い換えとして、「気持ちが穏やかである・心が落ち着いている」があります。

「凪いだ」は海・湖などに風が吹かなくなって水面が穏やかになることですが、そこから転じて「心に波風が立っていない状態=気持ちが穏やかな状態+心が落ち着いた状態」も意味するようになりました。

「凪いだ」の使い方

「凪いだ」の使い方

「凪いだ」という言葉は、海・湖に風が吹いていなくて波が立っていない時に使います。

あるいは、感情的に興奮したり動揺したりすることがなく、精神状態が落ち着いている時、心が穏やかになっている時にも「凪いだ」という言葉を使います。



「凪いだ」を使った例文

「凪いだ」を使った例文

「凪いだ」を使った例文には、以下のようなものがあります。

  • 「凪いだ」の例文1
  • 「凪いだ」の例文2
  • 「凪いだ」の例文3

「凪いだ」の例文1

凪いだ静かな海が青く美しく輝いていて、その広々とした光景を眺めているだけで私の鬱々としていた心も自然に晴れてきた。

「凪いだ」の例文2

怒りや悲しみに翻弄されることがない冷静沈着な彼の心はいつも平静に凪いでいて、誰も彼の本当の心に近づくことができなかった。

「凪いだ」の例文3

昨年まで離婚して絶望に打ちひしがれて動揺していた彼女だが、新たな生きる目標を見出すことのできた彼女の心はもう乱れることもなく凪いでいた。

「凪いだ」を使ったその他の言葉

「凪いだ」を使ったその他の言葉

「凪いだ」を使ったその他の言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「凪いだ」を使ったその他の言葉とその意味について分かりやすく紹介していきます。

  • 「凪いだ海・凪いだ水面」
  • 「凪いだ心・凪いだ心境」

「凪いだ海・凪いだ水面」

「凪いだ」を使ったその他の言葉として、「凪いだ海・凪いだ水面」があります。

「凪いだ」という言葉は、海上に風が吹いていない穏やかな状態を意味していますので、凪いだを使ったもっとも一般的な言葉として「凪いだ海(凪いだ湖)」「凪いだ水面(湖面)」などを上げることができるでしょう。

「凪いだ心・凪いだ心境」

「凪いだ」を使ったその他の言葉として、「凪いだ心・凪いだ心境」を上げることができます。

「凪いだ」という言葉は、風が吹いておらず水面が波立っていない静かな状態を意味していますが、そこから転じて「精神状態が乱れていなくて穏やかなこと+興奮や動揺がなくて気持ちが落ち着いていること」も意味しています。

そのため、「凪いだ心」「凪いだ心境(凪いだ精神状態)」という言葉が良く使われています。

icon まとめ

「凪いだ」という言葉について徹底的に解説しましたが、凪いだは「風・波がない穏やかな海(水面)の状態」「気持ちが穏やかなこと・心が落ち着いていること」を意味しています。

「凪いだ」の類語・言い換えには「風が無い・波が無い」「心が落ち着いている」などがあり、対義語は「時化た(しけた)」になります。

「凪いだ」という言葉について詳しく調べたい時には、この記事を参考にしてみて下さい。