「ダブルクリック」の意味とは?使い方や例文を紹介!
インターネットが普及してから私達の生活がとても便利になりました。
自分が知りたい情報を簡単に調べることができますし、行きたい所やグルメ情報も手早く入手することも簡単にできるようになりました。
インターネットを利用するには、パソコンやスマホなどのアイテムを使うことが前提ですが、今では、当たり前のように IT用語が飛び交っています。
あまり深く考えずに使っている用語ですが、その中でもよく使う用語が「ダブルクリック」です。
目次
- 「ダブルクリック」の意味とは?
- 「ダブルクリック」以外に最低限覚えたい動作
- 「ダブルクリック」の使い方
- 「ダブルクリック」を使った例文
- 「ダブルクリック」の英語
- その他「ダブルクリック」に関連
- 「ダブルクリック」会社
「ダブルクリック」の意味とは?
「ダブルクリック」とは、マウスのボタンでクリックをすばやく2回続けることを意味しています。
サイトやパソコンに表示されているアイコンをダブルクリックすると、ファイルやフォルダーを開いて、ソフトを呼び出すことができます。
但し、2回マウスボタンを押すクリック間隔が長くなると、クリック自体は独立した2回の動作扱いと認識されてしまいます。
また、2回目クリックの前にマウスを動かすことも、「クリック→移動→クリック」というような認識になってしまいますので、どちらともダブルクリックにはなりません。
「ダブルクリック」以外に最低限覚えたい動作
パソコンを使う時には、「ダブルクリック」以外に色々な動作方法があります。
少なくとも、次のよなうな動作は、最低限知っておくと便利です。
- 「ドラッグ」
- 「右クリック」
- 「クリック」
「ドラッグ」
「ドラッグ」とは、パソコン操作の中で、最も多用する動作でしょう。
文書など編集中に、コピーやカットする範囲を指定することを「ドラッグ」と言います。
「ドラッグ」するには、コピーやカットの開始点(起点)にカーソルを置いてマウスの左ボタンを押しながら、マウスを動かして終了地点でボタンを離します。
ドラッグした範囲(範囲指定)は、色が「黒字」から「白字」のように、反転された状態になります。
また、「ドラッグ&ドロップ」となると、ファイルやフォルダーのアイコンなどをドラッグしたまま、他の場所に移動させることになります。
「右クリック」
「クリック」は、通常、「左クリック」動作が多いのですが、「右クリック」を行うのは、ショートカットメニューを出したい時に使います。
ちなみに、デスクトップ上の何もないところを右クリックしてみてください。
そうすると普段気づかなかったショートカットメニューが現れてきます。
このショートカットメニューは、デスクトップ上にできるメニューの一覧が表示されていますので、操作がとてもスピーディーに行うことができるのです。
デスクトップ上のアイコンを整列したい場合や、デスクトップ上のモノを「最新の情報に更新したり、デスクトップ上に新しいファイルを作成する場合に必要な『新規作成』が便利です」
一番最後の「プロパティ」が表記されますが、この「プロパティ」を選択すると、画面プロパティが表示されます。
その画面でのどんな設定がされているかを表示することができて、その設定を変更したい場合には、それぞれの変更箇所を設定して、「適用」ボタンを押すと反映させることができます。
ちなみに「プロパティ」とは「設定状態」を表したユーザーに教えてくれる機能です。
すべての右クリックの操作で「プロパティ」を表示させることができます。
「クリック」
「クリック」もパソコン操作で基本的な動作となります。
「右クリック」をすることで、ファイル・スタートメニューなどの選択やブラウザ上でのリンクを選択することができますし、次の展開の時に使うのが、「右クリック」ですが、「右クリック」と「左クリック」を総称して「クリック」と呼ぶこともありますが、「クリック」=「右クリック」の方が、ポピュラーな意味になります。
「ダブルクリック」の使い方
「ダブルクリック」の使い方は、前述の通り、パソコンに表示されているアイコンを素早く2回クリックすることで、ファイルやフォルダーを開きソフトを呼び出す時等に使います。
ここで注意することは、2回のクリック感覚を長くしないことです。
「ダブルクリック」を使った例文
「ダブルクリック」を使った例文としては、次のようなケースがあります。
- 「ダブルクリック」の例文1
- 「ダブルクリック」の例文2
- 「ダブルクリック」の例文3
「ダブルクリック」の例文1
「ダウンロードが終了したら、ファイルを保存したフォルダーを開き、ファイルをダブルクリックします。」
使いたいアプリをインターネットや、メディアからダウンロードして、インストールする時に使う表現です。
ビジネスでIT機器を使う場面では、よく出てくるひ表現です。
「ダブルクリック」の例文2
「フォルダー内のアイコンをダブルクリックする。」
これもアイコンからアプリを起動する時などで使う表現です。
「ダブルクリック」の例文3
「画像をダブルクリックしてフルサイズバージョンで表示させる。」
パソコンで画像ファイルを開くと、サムネイル(小さな画像)が多数表示されています。
その中で、1つに画像を大きく表示させる時に、この表現を使います。
「ダブルクリック」の英語
「ダブルクリック」を英語で表記すると、“Double click”となります。
その他「ダブルクリック」に関連
インターネットを利用する時は、今ではパソコンよりも、スマホを使うケースが多くなっています。
スマホでも、「クリック」動作が基本なのですが、呼び方が異なってきます。
- タップ
- フリック
- スワイプ
タップ
タップは、マルチタッチ操作の基本的な操作方法の1つです。
指で画面を軽く叩いて操作することを指しています。
ある1点を指定する際に使用する操作方法で、ディスプレイ上に表示されたボタンやアイコンを押したり、サイト閲覧のリンクを押す時に使います。
ディスプレイを1回だけ押すことを、シングルタップとも言われますが、パソコンのマウス操作の「クリック」と同じ意味です。
フリック
フリックは、「素早く動かす、弾く」という意味で、指でスライド(弾き)させながらすぐに離す操作を指しています。
タッチスクリーン操作全般に用いられる表現で、メール等で日本語を入力する際に利用します。
「あ」のキーをタップした場合は「あ」が表示されますが、上下左右にフリックすることで、残りの「い・う・え・お」の4文字を直接入力できます。
ページを横にスライドさせて移動したり、スクロールする時にも、このフリック操作を使います。
スワイプ
スワイプは、指を画面で押して、一定方向へ滑らせるように動かす操作のことを言います。
ホーム画面でスワイプを使う時は、ホーム画面を次の画面に切り替える時です。
他にも、画像アプリや電子書籍アプリなどで、「次を表示する」や「戻る」といった操作を行うことができます。
「ダブルクリック」会社
インターネットが普及拡大してから、IT系企業が華やかな時代ですが、「ダブルクリック」という会社があります。
この会社は、Googleに吸収合併されたアメリカのインターネット広告の配信インフラ会社です。
ダブルクリックは、ディスプレイ広告の形態であるバナー広告の配信で大きば成長を遂げた会社で、1990年代後半に、同社は広告配信技術の特許やツールを保有して、「DART」というブランドで販売し、アドネットワークの「DoubleClick Network」を運営していました。
この時は、Web0が盛んな時期で、ポータルサイトやホームページにネット広告を表示して大きな収入を稼ぐ人が増えていった時代です。
しかし、実際には広告枠の売れ残りが発生していまい、有効活用されていなかったのですが、ダブルクリックは、170ものWEBサイト広告枠を1つのアドネットワーク広告に集め、集中管理を行うことで、4000万人に対するバナー広告配信を実行したのです。
ダブルクリックのバーナー広告は、サイトコンテンツ種類、曜日時間、ユーザータイプに合わせて自動的に切り替わる画期的な広告表示でした。
このサービスは当時としては、大変珍しいアプリケーションサービスで、専用アプリを使わずに、WEB上の設定操作が可能でした。
このことから、同社は急成長したのです。
インターネットの活用は、プライベートな使い方だけでなく、ビジネスでも、大きな変革をもたらしています。
そのようなことを考えると、これからますます、新しいIT機器が生まれてくるでしょうし、そのたびに新しいIT用語も生まれてくるので、私達も常に勉強することが必要になってくるでしょう。