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「進取果敢」の意味とは?読み方や類語を紹介!

とても前向きで意欲的な四字熟語「進取果敢」はどのような意味なのでしょうか。

ビジネスシーンでも多用される四字熟語「進取果敢」についてご紹介します。

進取果敢

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「進取果敢」の意味とは?読み方や類語を紹介!>


目次

  • 「進取果敢」の意味とは?
  • 「進取果敢」の類語や似た言葉
  • 英語で「進取果敢」ってあるの?
  • 「進取果敢」の使い方や例文
  • 「進取果敢」のメリット


「進取果敢」の意味とは?

生活上の日常会話では「進取果敢」を使う機会はあまりないかもしれませんが、社会人としては「進取果敢」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「進取果敢」とは、失敗を恐れずに自分の意志で積極的に物事に取り組むことをいいます。

「進取」とは、進んで新しいことにチャレンジするという意味。

また「果敢」とは思い切って物事を行うという意味です。

この二つを合わせた四字熟語が「進取果敢」なのです。

  • 「進取果敢」の読み方

「進取果敢」の読み方

「進取果敢」「しんしゅかかん」と読みます。

四字熟語の基本通り、漢字を全て音読みで読みます。

特に社会に出るとよく目にする言葉なので読み方をしっかりと覚えておいた方がいいですね。

誤って「シンドリカカン」などと読んでしまうとかかなくてよい恥をかいてしまうので気をつけましょうね。



「進取果敢」の類語や似た言葉

「進取果敢」の他にも人生の中でとても前向きで積極的な言葉はたくさんあります。

前向きな言葉は心を豊かにしますよね。

どれもこれも私たちの心を奮い立たせてくれるような言葉ばかりです。

そんな力強い言葉を味方にしてみませんか?

  • 「進取果敢」の類語の四字熟語
  • 「進取果敢」と似ていることわざ

「進取果敢」の類語の四字熟語

四字熟語で「進取果敢」の類語とされているは「勇猛果敢」「剛毅果断」「積極進取」「勇往邁進」などがあります。

「勇猛果敢」【ゆうもうかかん】

「勇猛果敢」「勇猛(ゆうもう)」「果敢(かかん)」の二語で構成されています。

「勇敢」とは「とても勇敢で強い」という意味で、勇敢に物事を行うということです。

「進取果敢」がチャレンジ精神と知識を使って行動するというニュアンスが強いのに対して、「勇猛果敢」は勇気を持って行動するというニュアンスが強くなります。

「剛毅果断」【ごうきかだん】

「剛毅果断」「剛毅(ごうき)」とは意志が強く物事にくじけないこと。

また、「果断(かだん)」「果敢」と同じく思い切って事を行うことをいいます。

つまり、「剛毅果断」とは「決断と強い意志」を持った四字熟語で、思い切りがよい様子を表しています。

「積極進取」【せっきょくしんしゅ】

「積極進取」の読み方は「せっきょくしんしゅ」です。

その意味は、積極的に自ら進んで物事に取り組むということです。

「進取」という同じ言葉が使われていますが、どちらかというと「積極的に物事に取り組む」ことに重点がおかれているように感じます。

「勇往邁進」【ゆうおうまいしん】

「勇往邁進」「ゆうおうまいしん」と読みます。

目標に向かって勇ましく進んで行くという意味です。

「猪突猛進」と似ていますが、「猪突猛進」「向こう見ずに突き進むこと」であるのに対し、「勇往邁進」は一歩一歩着実に進んでいくニュアンスがあります。

「進取果敢」と似ていることわざ

前向きな言葉には心にとってよく効く薬のような効果をもたらすことがあります。

「進取果敢」と意味が似ていることわざをご紹介します。

「案ずるより生むが易し」【あんずるよりうむがやすし】

ことわざにも前向きな言葉がたくさんあります。

物事をはじめる前には不安や悩みがつきものですが、実際に行動してみると思いのほか簡単だったりします。

まずはとにかく行動あるのみという言葉です。

「当たって砕けろ」【あたってくだけろ】

こちらは思い通りになるかどうかは分からないとしても、とにかく思い切ってやってみなさい、ということ。

チャレンジ精神を表現するときによく使うことわざです。

どんな人にも「初めて」はあることです。

「初めて」なくしては何事もはじまらないし、上達することはないのです。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」【こけつにはいらずんばとらこをえず】

虎の住む穴に入る危険を冒さなければ虎の子を捕獲することはできない、というこの例えは、冒険をしなければ大きな目的は達成できないという意味です。

何事も恐れずにチャレンジすることが目標達成につながるのです。

「伸るか反るか」【のるかそるか】

この言葉は、体が前に伸びるか、後ろに反り返るか分からないという意味で、物事が成功するか、それとも失敗するか、結果はともかく思い切ってやってみようということです。

結果ばかり気にしていては、前に進むことが難しくなっていきます。

逆に結果を気にしないで前を向き続けることがよりよい成功につながっていくことになるかもしれませんね。

英語で「進取果敢」ってあるの?

進取果敢 meaning in english

「進取」とは新しいことにチャレンジするという意味でした。

では英語ではどのように表現すればよいでしょうか。

「果敢」“bold(ly)”

大胆な、果敢な、勇敢なという意味を持った言葉です。

「進取」を英語では“forward-looking”と表現されます。

“forward”「前方へ」という意味で、“look”は見るという意味です。

“forward-looking”「将来予想」という意味でも使われています。

この2語をあわせると「進取果敢」になるかというとそうともいえません。

例えば、「今年の新人は進取果敢(チャレンジ精神が旺盛)だね」と言いたい場合なら、“The new guy is not afraid to take on challenging work.”と表現できます。



「進取果敢」の使い方や例文

「あれがあの人の常套手段(じょうとうしゅだん)なのよ」「あの人の言っていることは支離滅裂(しりめつれつ)だ」など「常套手段」「支離滅裂」などの四字熟語は日常会話でも耳にすることがあります。

「進取果敢」はそのようなシチュエーションで、またどのような時に使用すればよいのでしょうか?

  • 「進取果敢」の使い方
  • 「進取果敢」の例文1
  • 「進取果敢」の例文2
  • 「進取果敢」の例文3

「進取果敢」の使い方

褒め言葉を自分に対して使うことは滅多にありません。

「私は器が大きくて度胸があります」とはあまり言いませんよね。

「進取果敢」も褒め言葉なので、「私は進取果敢です」といったような使い方はほとんどすることはありません。

自分に使う場合は「私の座右の銘は『進取果敢』です」のように自分をアピールしたいときに使うことが多いようです。

その他には、結婚式でのスピーチで新郎または新婦を褒める場合に使用するなど他者の長所を褒める場合に「進取果敢」を使うと相手の魅力をより引き出すことができます。

「進取果敢」の例文1

「同期が進取果敢に仕事に取り組んでいる姿を見て、私も負けてはいられない、と奮起した次第です」

「進取果敢」にはプラスのイメージがあります。

相手を褒めることはその人を認めているということです。

妬み嫉みを持たずに相手を認めることはすなわち自分の生きてきた人生や価値観を信じていることの他なりません。

努力を知るからこそ言える言葉なのかもしれません。

「進取果敢」の例文2

「失敗したことを気にしなくてもいい。おまえが進取果敢にやってきたことはしっかり私は見てきた。失敗は必ず経験になるんだからな。」

思ったような結果が出なかったけれども一生懸命に頑張っていた部下を励ますときにも「進取果敢」を使うことができます。

「進取果敢」の例文3

「私の座右の銘は進取果敢です。何事も恐れず積極的に行動することを心がけています」

面接の時に座右の銘を聞かれることがありますが、「進取果敢」は座右の銘としてもピッタリの四字熟語です。

「進取果敢」のメリット

「進取果敢」にはどのような効果をもたらせるのでしょうか。

また、「進取果敢」に物事を行うとどのようなメリットが生まれるでしょうか。

  • 「進取果敢」の言葉のイメージ
  • 個人だけではない「進取果敢」
  • 「進取果敢」を表明してみよう
  • 「進取果敢」の効果
  • 「進取果敢」のすすめ

「進取果敢」の言葉のイメージ

「進取果敢」はとてもシンプルな四字熟語です。

そのイメージは「プラス思考」「積極性」「責任感」「思考力」「活動的」「意欲的」などすべて肯定的なものばかりで懐疑的な要素はありません。

「進取果敢」は仕事のできる人への褒め言葉になります。

個人だけではない「進取果敢」

「進取果敢」は人間に対して表現することもありますが、企業や組織に対しても表現することがあります。

例えば社訓として「進取果敢」を掲げる企業もありますし、「進取果敢」に取り組む研究機関もあります。

いずれにせよ「前向きで新たなものにも積極的に挑戦していく」行動的でとても魅力的なイメージを受けます。

「進取果敢」を表明してみよう

言葉とは不思議なもので口に出したり、文字に書き出してみると実現することがあります。

個心の中で思っているだけではなかなか実行できない場合は、積極的に口に出してみてはいかがでしょうか。

または「進取果敢」を年賀状で新年の目標として掲げてもよいかもしれませんね。

「進取果敢」の効果

ビジネスシーンでは「進取果敢」であることにどのような効果が期待できるでしょうか。

先ほどの例文に「同期が進取果敢に仕事に取り組んでいる姿を見て、私も負けてはいられない、と奮起した次第です」とあったように、「進取果敢」な人を傍で見ていることで周りの雰囲気が変わることがあります。

「進取果敢」のすすめ

これまで「進取果敢」とは前向きでチャレンジ精神のあふれる表現だと述べてきました。

失敗を恐れずに自分の意志で積極的に物事に取り組むことは人生を生き抜く上でとても大事なことです。

「失敗は成功の母」とはよくいったもので一度のチャレンジで成功することはなかなかありません。

逆を言えば成功するまで行動を続けることが大切なのです。

かの有名なドイツの理論物理学者アインシュタインはこう言っています。

「挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」

icon まとめ

人生には色々な転機があります。

ほとんどの人が入学、進学、そして学校から卒業し、社会人として働くという経験をするでしょう。

初めてのことにチャレンジするのは誰もが二の足を踏んでしまうことも多いかもしれません。

しかし、失敗することを恐れては何事も前に進んでいきません。

やって後悔するよりやらないで後悔するほど悔しいことはありません。

そんな時ほど「進取果敢」に物事に取り組んでいくことが成功の鍵になるのではないでしょうか。