「胡乱な目」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「胡乱な目」という表現は「胡乱な目で相手の行動を見つめていました」などの文章で使われますが、「胡乱な目」にはどのような意味があるのでしょうか?
「胡乱な目」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「胡乱な目」の意味
- 「胡乱な目」の表現の使い方
- 「胡乱な目」を使った例文と意味を解釈
- 「胡乱な目」の類語や類義語
「胡乱な目」の意味
「胡乱な目」という表現は、「相手のことを怪しくて疑わしい(不誠実で信用できない)と思って見ている目・目つき」のことを意味しています。
「胡乱な目」の表現の「胡乱(うろん)」には、「不確実なこと・不誠実なさま」や「怪しくて疑わしいさま」という意味合いがあります。
「胡乱」の「胡」の語源は古代中国の漢の時代に攻め込んできた北方遊牧民族の「胡(えびす)=匈奴(きょうど)」にあると推測されています。
- 「胡乱な目」の読み方
「胡乱な目」の読み方
「胡乱な目」の読み方は、「うろんなめ」になります。
「胡乱な目」の表現の使い方
「胡乱な目」の表現の使い方を紹介します。
「胡乱な目」の表現の使い方は、「相手のことを疑わしくて怪しいと思って見ている目つき」を指し示して使うという使い方になります。
例えば、「胡乱な目をしていたので、私のことを疑っていることが分かりました」などの文章で使うことができます。
「胡乱な目」を使った例文と意味を解釈
「胡乱な目」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「胡乱な目」を使った例文1
- 「胡乱な目」を使った例文2
「胡乱な目」を使った例文1
「条件交渉をしている相手が胡乱な目をしているように感じたので、この交渉は上手くいかないかもしれません」
この「胡乱な目」を使った例文は、「胡乱な目」の表現を、「相手が自分のことを疑って不審に思う目をしているように感じたので」という意味合いで使っています。
「胡乱な目」を使った例文2
「私がどんなに一生懸命に行けなかった事情を説明しても、彼女の胡乱な目が変わることはありませんでした」
この「胡乱な目」を使った例文は、「彼女が私のことを嘘をついていると思って疑っている目つきが変わることはなかった」という意味を持つ文脈で、「胡乱な目」の表現を使用しています。
「胡乱な目」の類語や類義語
「胡乱な目」の類語や類義語を紹介します。
- 「疑う目つき」【うたがうめつき】
- 「不審に思う目」【ふしんにおもうめ】
「疑う目つき」【うたがうめつき】
「胡乱な目」という表現は、「相手のこと(相手の発言内容など)を疑って信用していない目つき」を意味しています。
その意味合いから、「胡乱な目」とほとんど同じ意味を持つ類義語として、「疑う目つき」という表現を指摘できます。
「不審に思う目」【ふしんにおもうめ】
「不審に思う目」という表現は、「相手・物事に対して、信用することなく怪しいと思って見ている目つき」を意味しています。
この意味から、「不審に思う目」という表現を、「相手のことを怪しくて疑わしいと思って見ている目」を示す「胡乱な目」とよく似た意味を持っている類語(シソーラス)として考えることができます。
この記事で解説した「胡乱な目」の表現には、「相手のことを信用せずに疑わしいと思ってみる目つき」などの意味があります。
「胡乱な目」の類語・類義語として、「疑う目つき」「不審に思う目」などがあります。
「胡乱な目」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。