「マニアック」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「マニアック」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、語源や使い方なども併せて紹介します。
目次
- 「マニアック」とは?意味
- 「マニアック」の表現の使い方
- 「マニアック」を使った例文と意味を解釈
- 「マニアック」の類語や類義語
「マニアック」とは?意味
「マニアック」の意味は、「あるものごとに異常に熱中している様子のこと」です。
ただ好きなだけではなく、そのものごとについて知らないことはない位知識が深く、関連することに対しても詳しいことを言います。
話の内容も普通の人が付いて行けないくらい専門的なことやこまかいことまで掘り下げます。
そのものごとに対してお金を惜しまなかったり、グッズを収集する人も多くいます。
- 「マニアック」の語源
- 「マニア」と「ファン」の違い
「マニアック」の語源
「マニアック」の原型は「マニア」で、ギリシャ語で「狂喜」という意味があります。
英語では“mania”と表記されますが、精神疾患を表す意味が含まれている為に、日本語の意味で使うと誤解が生じてしまいます。
「狂喜」「熱狂」を表す「マニア」に「様子」を意味する接尾辞“tic”が付き、「マニアック」として使われる様になりました。
「マニア」と「ファン」の違い
「マニア」と似た意味の言葉に「ファン」がありますが、この2つははっきりとした使い分けがあります。
「マニア」は「一つのものごとに熱中してとことん追求する人」のことです。
「ファン」は「タレントやスポーツ選手など、主に人に対して好きになったり応援したりする人」のことです。
「対象となるもの」と、「こだわり方」という点で違いがあります。
「マニアック」の表現の使い方
「マニアック」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- エゴが強いイメージがある
文法的な使い方
「マニアック」は文末に使う時には形容動詞として「マニアックだ・である」になります。
形容詞として使う時には「マニアックな〇〇」になります。
エゴが強いイメージがある
「マニアック」のイメージは、物に執着してコレクションしたり、情報を収集する人というものです。
エゴが強いと思われるので、自己PRとして使うのは避けた方が良いでしょう。
「マニアック」を使った例文と意味を解釈
「マニアック」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「マニアック」を使った例文1
- 「マニアック」を使った例文2
「マニアック」を使った例文1
「彼は車に関してマニアックだ」
車に関して非常に詳しく、車種だけではなく型番によるデザインや機能の違いまで説明できる程であることを表しています。
「マニアック」を使った例文2
「彼はマニアックなアニメのフィギュアを集めている」
子供が見ない様なマイナーなアニメのフィギュアばかりを集めていることを表しています。
「マニアック」の類語や類義語
「マニアック」の類語や類義語を紹介します。
- 「オタク」【おたく】
- 「フリーク」【ふりーく】
「オタク」【おたく】
「アイドルやゲームなどに熱中している人」という意味です。
「フリーク」【ふりーく】
「何かに熱狂している人」という意味で、人ではなくものやトレンドなどに対して使われます。
「マニアック」は「あるものごとに異常に熱中している様子のこと」という意味です。
何かに対して、普通の人がとてもついていけないほど詳しい人に使いましょう。