「ミスリードを招く」の意味とは!類語や例文!
思った通りにならないと、この「ミスリードを招く」ことになってしまいます。
目次
- 「ミスリードを招く」とは?
- 「ミスリードを招く」の表現の使い方と注意点!
- 「ミスリードを招く」を使った例文と意味を解釈
- 「ミスリードを招く」の類語や類義語
「ミスリードを招く」とは?
「ミスリードを招く」という表現は、「間違った誘導になってしまう」と解釈してください。
「招く」と使っていますが、自ら望んだ結果ではなく、誤った誘導によってそうなってしまったという場合に使います。
その原因は、多くが誤解される表現などがあった為だと考えていいでしょう。
そんな時に「ミスリードを招くことになったしまった」のような使われ方をします。
「ミスリードを招く」の表現の使い方と注意点!
「ミスリード」の表現の使い方を紹介します。
この「ミスリード」は、それを「誘う」とも使える言葉です。
こちらの表現になると、わざと(望んで)誤解させるという意味に変わります。
このミスリードは英語の“mislead”からきている言葉で、そちらの意味は「誤解させる」となります。
カタカナ語としてもほとんど同じ解釈で使っており、「ミスリードする」という形がその意味になる本来の表現で、上の「誘う」という表現もこの意味で使われます。
本題の「招く」とすると、先のように望んだ訳ではないのにそうなってしまうことの表現になります。
「ミスリードを招く」を使った例文と意味を解釈
「ミスリードを招く」を使った例文と、その意味の解釈です。
小説や映画などでは、読者や観る人に対する演出としてそのような表現が使われることも多いです。
- 「ミスリードを招く」を使った例文1
- 「ミスリードを招く」を使った例文2
「ミスリードを招く」を使った例文1
「ミスリードを招くのが、この演出の目的だ」
小説や映画では、そこまでの展開によってその先をある程度予想させておき、それとは全く違う内容にする(なる)ようなことが少なくありません。
このような演出は「ミスリードを誘う」ことで成立します。
それに対して読んだり観た側からは、「ミスリードを招かれた」(望んでいない誤解をさせられた)となる訳です。
「ミスリードを招く」を使った例文2
「何故かミスリードを招くことになってしまった」
間違った誘導、誤解になってしまった原因が分からない場合に、このように使われます。
言い換えるなら、「何故誤解させることになったのか分からない」とでもするといいでしょう。
「ミスリードを招く」の類語や類義語
「ミスリード」の類語や類義語を紹介します。
日本語でスマートに言い換えるならこの表現になるでしょう。
- 「誤認させてしまう」【ごにんさせてしまう】
「誤認させてしまう」【ごにんさせてしまう】
「ミスリードを誘う」が「誤認させる」となり、望まずにそうなってしまう「ミスリードを招く」はこのように表現できます。
こちらの言葉で、上の例文の「何故かミスリードを招くことになってしまった」は、「何故か誤認させてしまうことになってしまった」と言い換えられます。
「ミスリードを誘う」は、わざと誤解させることですが、この「ミスリードを招く」とした場合、望まずに結果的にそうなることが表現できると覚えておきましょう。