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「談義」とは?意味や使い方!例文や解釈

「談義」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「談義」という言葉の理解を深めていきましょう。

談義

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目次

  • 「談義」とは?
  • 「談義」の表現の使い方
  • 「談義」を使った言葉と意味を解釈
  • 「談義」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「談義」の反対語
  • 「談義」の類語や類義語・言い換え
  • 「談義」の英語と解釈


「談義」とは?

「談義」とは?

「談義」とは自由に考えを言い合い、議論することを言います。

また仏教用語としては、経典、法義を説くことという意味があります。

他には堅苦しい、つまらない話といった意味合いも含みます。

  • 「談義」の読み方

「談義」の読み方

「談義」とは「だんぎ」と読みます。



「談義」の表現の使い方

「談義」の表現の使い方

「談義」とは基本的には、自由に考えを述べ合って議論するという意味で使います。

しかし「お談議」などと言う場合は、堅苦しい、つまらない話、訓戒、小言といった意味合いも含みますので使い方には注意も必要です。

「下手の長談義」などと言いますのはいい意味合いではありません。

これは面白くもない話をするといったニュアンスですから人に直接言う言葉ではないのです。

教育について話し合うといった意味では「教育談議」、選挙については「選挙談議」といったように使います。

「談義」を使った言葉と意味を解釈

「談義」を使った言葉と意味を解釈

「談義」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「談義僧」【だんぎそう】
  • 「談義を重ねる」【だんぎをかさねる】
  • 「〇〇談義」【〇〇談義】
  • 「談義参り」【だんぎまいり】

「談義僧」【だんぎそう】

「談義僧」とは「だんぎそう」と言いますが、これは仏教の教義をわかりやすく説く僧という意味で、面白おかしく説教することを言います。

「談義を重ねる」【だんぎをかさねる】

「談義を重ねる」とは、何度も話し合い、相談をするという意味になります。

「この件に関しては、談議を重ねる必要がある」「談義を重ねるが、これといっていい案は出ない」などと使います。

「〇〇談義」【〇〇談義】

「〇〇談議」とは、例えば「教育談議」「選挙談議」「世相談議」などなど色々な言葉を当てはめることができるのですが、つまりそのことに対して話し合う、意義や内容について優しく説くといった意味になります。

「あの先生の教育談議は、なかなか個性的で面白かった、また聞きに行きたいものだ」「では、今日は酒でも飲みながら夜通し恋愛談議といたしましょうか」などと使います。

「談義参り」【だんぎまいり】

「談義参り」とは、お寺などに説教や法話を聞きに行くことを言います。



「談義」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「談義」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「談義」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「談義」を使った例文1
  • 「談義」を使った例文2

「談義」を使った例文1

「談義に花が咲き、終電を逃してしまった」

「談義に花が咲く」とは、話し合い、「談義」が弾み、賑やかであるといった意味合いがあります。

簡単に言えば、話が盛り上がり楽しいということになります。

例文は話が盛り上がり、遅い時間まで楽しんでいた為に終電を逃してしまったということを言い表しているのです。

「談義」を使った例文2

「彼女にいくら、談義したところで、どれだけ理解していることやらわからない」

「談義する」とは話し合う、相談するという意味がありますが、他にも意見すること、教えさとすことという意味合いもあります。

簡単に言えば説教、お小言ということになります。

例文は、いくら小言を言ったところでどれだけ心に響いているかと嘆いていることがわかります。

「談義」の反対語

「談義」の反対語

「談義」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

「談義」とは相談する、話し合う、説教といった意味がありますが、明確な反対語というのは存在しません。

「談義」の類語や類義語・言い換え

「談義」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「談義」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「議論」【ぎろん】
  • 「教戒」【きょうかい】
  • 「談論」【だんろん】
  • 「弁論」【べんろん】
  • 「ディスカッション」【でぃすかっしょん】
  • 「評議」【ひょうぎ】

「議論」【ぎろん】

「議論」とはそれぞれの考えを述べて、話し合うことを言います。

また、その内容のことを「議論」と言います。

「ここで議論を続けても、無意味だ」「彼女は議論家だし議論を望んでいるが、私はもうこの問題については誰とも議論したくない」などと使います。

「教戒」【きょうかい】

「教戒」とは教えて戒めることを言います。

「談論」【だんろん】

「談論」とは談話と議論という意味で、談話をして、話し合うことを言います。

また「談論風発」という言葉がありますが、これは話や議論を活発にすることを意味しています。

「談論風発して、時間が過ぎることを忘れてしまった」などと言います。

「弁論」【べんろん】

「弁論」とは人々の前で、自分の意見を話すことを言います。

またお互いに論じ合うという意味合いでもありますし、裁判においては、訴訟当事者の陳述という意味になります。

「弁論大会で優勝した経験を持っている」「これ以上弁論しても結論は出まい」などと使います。

「ディスカッション」【でぃすかっしょん】

「ディスカッション」とは英語で“discussion”と書きますが、意味は討論、討議ということになります。

「ここでは、誰もが遠慮なく自由にディカッションしている」「僕は、ディスカッションは苦手だ」などと使います。

「評議」【ひょうぎ】

「評議」とは集まって相談することを言います。

意見を交わし相談するという意味でもあります。

「これからどうするか、評議する」「上司は、評議会に出かけた」などと使います。

「談義」の英語と解釈

「談義」の英語と解釈

「談義」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“a sermon”“a lecture”という英単語を使います。

例文は“give a lecture”(談義をする)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「談義」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。


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