「孤軍」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「孤軍」という表現は「孤軍奮闘して大勢の敵を打ち破りました」や「孤軍では極めて不利です」などの文章で使われますが、「孤軍」にはどのような意味があるのでしょうか?
「孤軍」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「孤軍」の意味
- 「孤軍」の表現の使い方
- 「孤軍」を使った例文と意味を解釈
- 「孤軍」の類語や類義語
「孤軍」の意味
「孤軍」という表現は、「援軍・支援がなくて孤立した少人数で構成されている軍勢(部隊)」のことを意味しています。
「孤軍」というのは「誰からも助けてもらえる当てがない孤立した少人数の軍勢(部隊)」のことですが、通常は「孤軍奮闘(こぐんふんとう)」の四字熟語として使用されるケースが多いという特徴があります。
- 「孤軍」の読み方
「孤軍」の読み方
「孤軍」の読み方は、「こぐん」になります。
「孤軍」の表現の使い方
「孤軍」の表現の使い方を紹介します。
「孤軍」の表現は「援軍が駆けつける当てのない孤立した軍勢」という意味で使うという使い方になります。
例えば、「孤軍で大軍と戦うのは自滅するようなものです」といった文章で使えます。
ただし一般的に、「孤軍」の表現は「孤軍奮闘」の四字熟語として使う使い方が多くなります。
「孤軍奮闘」というのは、「援軍がない孤立した状況で必死に戦うこと」や「誰の援助も受けずにただ一人で懸命に頑張ること」を意味している四字熟語です。
「孤軍」を使った例文と意味を解釈
「孤軍」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「孤軍」を使った例文1
- 「孤軍」を使った例文2
「孤軍」を使った例文1
「孤軍になってしまったシビアな状況では、選択できる戦術がかなり限られてきます」
この「孤軍」を使った例文は、「孤軍」という表現を、「援軍がない孤立した少人数の軍勢になってしまったシビアな状況」の意味合いで使っています。
「孤軍」を使った例文2
「私は新しい職場で孤軍奮闘して、誰にも批判されないくらいの大きな成果を出しました」
この「孤軍」を使った例文は、「私は新しい職場で誰の支援(援助)も受けずに一人だけで必死に頑張って」という意味で、「孤軍・孤軍奮闘」の表現を使用しています。
「孤軍」の類語や類義語
「孤軍」の類語や類義語を紹介します。
- 「孤立した状況」【こりつしたじょうきょう】
- 「孤立無援」【こりつむえん】
「孤立した状況」【こりつしたじょうきょう】
「孤軍」という表現は、「援軍が得られない孤立した状況にある軍勢・部隊」のことを意味しています。
この意味合いから、「孤軍」と近い類似の意味を持つ類語(シソーラス)として、「孤立した状況」を上げることができます。
「孤立無援」【こりつむえん】
「孤軍」の言葉は「孤軍奮闘」の四字熟語として使われることが多くなります。
「孤軍奮闘」とは「応援がなくて自分ひとりだけで懸命に頑張ること」を意味している表現です。
「孤立無援」という表現は、「周囲からの支援(援助)が得られない一人(少数)だけの状況」を意味しています。
その意味から、「孤軍奮闘」とほぼ同じ意味を持つ類義語として、「孤立無援」の四字熟語を指摘できます。
「孤軍」の表現には「援軍(応援)がこない孤立した少人数の軍勢」などの意味がありますが、一般的に「孤軍奮闘」の四字熟語の形で使われます。
「孤軍」の類語・類義語として、「孤立した状況」「孤立無援」などがあります。
「孤軍」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。