「沸く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「沸く」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「沸く」という言葉を使った例文や、「沸く」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「沸く」とは?意味
- 「沸く」の表現の使い方
- 「沸く」を使った例文や短文など
- 「沸く」の類語や類義語・言い換え
「沸く」とは?意味
「沸く」には、「水などが熱せられて沸騰したり、適当な熱さになること」という意味があります。
また「感情が高ぶる、熱狂して騒ぎ立てる」ことを意味します。
- 「沸く」の読み方
「沸く」の読み方
「沸く」の読み方は、「わく」になります。
「沸く」の表現の使い方
「沸く」の表現の使い方を紹介します。
「沸く」は、「水などが熱せられて沸騰したり、適当な熱さになること」を意味します。
例えば、お風呂に入る時、水を張り、さらに火をつけて、水を適当な熱さにします。
この様子を、「お風呂を沸かす」と「沸く」を使って表現します。
また「沸く」は「感情が高ぶる、熱狂して騒ぎ立てる」ことを意味します。
例えば、ライブ会場にお客さんがたくさん入り、熱狂した様子で騒ぎ立てることがあります。
このような様子は、「ライブ会場の客が沸く」などと、「沸く」を使って説明できます。
- 「沸く」と「湧く」の違い
「沸く」と「湧く」の違い
【沸く】水が熱くなったり沸騰したりする。興奮・熱狂する。
風呂が沸く。湯が沸く。すばらしい演技に場内が沸く。観客が沸きに沸いた。
【湧く】地中から噴き出る。生じる。
温泉が湧く。石油が湧き出る。勇気が湧く。アイデアが湧く。盛大な拍手が湧く。
「沸く」を使った例文や短文など
「沸く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「沸く」を使った例文1
- 「沸く」を使った例文2
「沸く」を使った例文1
「お湯が『沸いた』ため、お茶を入れる」
この例文は、水を熱して沸騰したため、お茶を入れようとしている場面になります。
このように「沸く」には、「水などが熱せられて沸騰したり、適当な熱さになること」という意味があります。
水は沸点の100℃に達すると、気化が起こり、表面が泡立つ様子が見られます。
「沸く」を使った例文2
「外野手のスーパープレーが飛び出し、スタジアム内が大いに『沸く』」
この例文は、野球の試合で外野手の凄いプレーが出たため、スタジアム内の感情が高ぶり、熱狂して騒ぎ立てているという場面になります。
このように「沸く」は、「感情が高ぶる、熱狂して騒ぎ立てる」ことを意味します。
「沸く」の類語や類義語・言い換え
「沸く」の類語や類似を紹介します。
- 「沸騰する」【ふっとうする】
- 「高ぶる」【たかぶる】
「沸騰する」【ふっとうする】
「沸騰する」は「水が沸点に達し、沸き上り煮え立つこと」を意味します。
また「沸騰する」には、「盛んに上がること」という意味があります。
「有名人同士の結婚に、世間が沸騰する」などという使い方をします。
「高ぶる」【たかぶる】
「高ぶる」は「気分や感情がたかまる」という意味があります。
「明日遠足だと思うと、気持ちが高ぶり、眠れなくなる」などという使い方をします。
「沸く」という言葉について見てきました。
水などが熱せられて沸騰したり、適当な熱さになることを、一言でいう時、また、感情が高ぶる、熱狂して騒ぎ立てることを、一言で言う時、「沸く」という言葉を使ってみましょう。