「挙がる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「挙がる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「挙がる」という言葉を使った例文や、「挙がる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「挙がる」とは?意味
- 「挙がる」の表現の使い方
- 「挙がる」を使った例文や短文など
- 「挙がる」の類語や類義語・言い換え
「挙がる」とは?意味
「挙がる」には、「体の一部分を低い所から高い所に移す」という意味があります。
また「挙がる」は「犯人が捕まる」「証拠が発見される」ことを意味します。
さらに「誰かが地位や職業を得るのにふさわしい人として認められること」という意味があります。
- 「挙がる」の読み方
「挙がる」の読み方
「挙がる」の読み方は、「あがる」になります。
「挙がる」の表現の使い方
「挙がる」の表現の使い方を紹介します。
「挙がる」は、「体の一部分を低い所から高い所に移す」を意味します。
例えば、学校で先生が「この問題の答えが分かる人」と生徒に問いかけた時、机の上に置いてある手を上に移します。
この状態を、「手を挙げる」と「挙げる」を使って表現します。
また「挙がる」は「犯人が捕まる」「証拠が発見される」ことを意味します。
逃走中の犯人が、警察の手により逮捕された時、「犯人を挙げた」などと、「挙げる」という言葉を使って状況を説明します。
さらに「誰かが地位や職業を得るのにふさわしい人として認められること」という意味があります。
このような状況の時、「挙がる」という言葉を使ってみましょう。
- 「揚がる・揚げる」と「挙がる・挙げる」の違い
「揚がる・揚げる」と「挙がる・挙げる」の違い
【揚がる・揚げる】空中に浮かぶ。場所を移す。油で調理する。
花火が揚がる*。国旗が揚がる。たこを揚げる。船荷を揚げる。海外から引き揚げる。
天ぷらを揚げる。
【挙がる・挙げる】はっきりと示す。良い結果を残す。執り行う。こぞってする。捕らえる。
例を挙げる。手が挙がる。勝ち星を挙げる。式を挙げる。全力を挙げる。
国を挙げて取り組む。犯人を挙げる。
「挙がる」を使った例文や短文など
「挙がる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「挙がる」を使った例文1
- 「挙がる」を使った例文2
「挙がる」を使った例文1
「犯人を『挙げる』まで、寝ないで捜査をする」
この例文は、犯人を逮捕するまで、寝ないで捜査すると決めた刑事についての文章になります。
このように「挙がる」は「犯人が捕まる」「証拠が発見される」ことを意味します。
凶悪な犯人が街の中に逃げているような状況の時は、この例文のように、夜を徹して捜査が進められるかもしれません。
「挙がる」を使った例文2
「A氏が、町内会長の候補者に『挙がる』」
この例文は、A氏が町内会長の候補として認められたという意味があります。
このように「挙がる」は「誰かが地位や職業を得るのにふさわしい人として認められること」という意味があります。
「候補に挙がる」という言い回しは、選挙などがあるたびに使われる言葉になります。
「挙がる」の類語や類義語・言い換え
「挙がる」の類語や類似を紹介します。
- 「上がる」【あがる】
- 「揚がる」【あがる】
「上がる」【あがる】
「上がる」は「人や動物が高い所へ移動すること」を意味します。
「壇の上に上がる」「階段を上がって、教室に入る」などという使い方をします。
「揚がる」【あがる】
「揚がる」には「ふわっと上がる」「高まる」という意味があります。
「天ぷらが揚がる」は「天ぷらがふわっと上がる」という意味があり、「国旗が揚がる」は「国旗がふわっと上がる」という意味になります。
「挙がる」という言葉について見てきました。
手が低い所から高い所に移される様子を見た時、犯人が捕まる様子、証拠が発見される様子について話す時、誰かが地位や職業を得るのにふさわしい人として認められる時に、「挙がる」という言葉を使ってみましょう。