「悪賢い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「悪賢い」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「悪賢い」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「悪賢い」の意味
- 「悪賢い」の表現の使い方
- 「悪賢い」を使った例文と意味を解釈
- 「悪賢い」の類語や類義語
「悪賢い」の意味
「悪賢い」というのは「悪い方によく知恵が回る」「ずるくて抜け目ない」という意味です。
「抜け目ない」というのは「よく気がついて抜かりなく、ずる賢く立ち回り様子」という意味があり、良い意味で使われる言葉ではありません。
「狡猾」「ずるい」などと言われ、例えば昔話の「かちかち山」ではタヌキがまさに「悪賢い」といえます。
- 「悪賢い」の読み方
「悪賢い」の読み方
「悪賢い」の読み方は、「わるがしこい」になります。
日常会話で頻繁に使われる言葉ではありませんが、昔話などではよく使われますのでぜひ覚えておきましょう。
「悪賢い」の表現の使い方
「悪賢い」の表現の使い方を紹介します。
「悪賢い」というのは「ずるいほうに頭がよく回る」という意味です。
例えば職場で、特に新しい意見が言えるなどというわけでは無いのに他の人の意見を盗むのにはたけていたり、人の手柄をまるで自分の手柄であるかのように見せかけて上司から信頼を得ていたりすると、周りから「悪賢い」と言われてしまうかもしれません。
特に賢いなどというわけではなく、不平等な方法で自分を賢く見せようとする人は、「悪賢い」可能性があります。
「悪賢い」を使った例文と意味を解釈
「悪賢い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「悪賢い」を使った例文1
- 「悪賢い」を使った例文2
「悪賢い」を使った例文1
「彼はいつも悪賢くで、人の手柄を自分のものにしてしまう」
人の手柄を自分のものにしてしまい、他の人を立てることなく自分の見た目ばかりを良くしようとすれば、周りから「悪賢い」と思われてしまう可能性があります。
特にビジネスでは他の人を尊重することも大切ですし、自分ばっかり目立とうとして主張していたら周りから浮いてしまうでしょう。
特に他の人の意見を盗むなどという事は絶対にやってはいけません。
「悪賢い」を使った例文2
「昔話ではよくタヌキが悪賢いキャラクターとして登場します」
「かちかち山」など、タヌキが「悪賢い」存在としてよく出てくるストーリーは少なくありません。
もともとたぬきは人間をばかす存在だと考えられており、たぬきに騙されないようにしなければならないと考えていた人が多いということになります。
これ以外にも、狐が「悪賢い」キャラクターとして出てくる話もあります。
「悪賢い」の類語や類義語
「悪賢い」の類語や類義語を紹介します。
- 「狡猾」【こうかつ】
- 「ずるい」
「狡猾」【こうかつ】
「狡猾」というのは「悪賢い」という意味です。
「ずるく悪賢い」などと言われることもあります。
「ずるい」
「ずるい」というのは「人を出し抜いて自分が得をするような正しくないやり方」という意味です。
「悪賢い」と言われることもあります。
「悪賢い」というのは昔話でよく使われる表現です。
「悪賢い」とは思われないようにしたいものです。