「逃げ惑う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「逃げ惑う」という表現を知っているでしょうか。
災害が多い日本ではこの言葉がよく使われます。
ここでは「逃げ惑う」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「逃げ惑う」の意味
- 「逃げ惑う」の表現の使い方
- 「逃げ惑う」を使った例文と意味を解釈
- 「逃げ惑う」の類語や類義語
「逃げ惑う」の意味
「逃げ惑う」というのは「逃げようとしてまごまごする」「逃げ迷う」という意味になります。
例えば、2011年3月11日には大規模な津波が起こり、東日本は大きな被害を受けました。
津波が近づいてくる中、人々が「逃げ惑った」と言われています。
地震が起こり避難しなければならないという時も、どうしたら良いのかわからず「逃げ惑って」しまう人もいるのではないでしょうか。
- 「逃げ惑う」の読み方
「逃げ惑う」の読み方
「逃げ惑う」の読み方は、「にげまどう」になります。
災害が起こったときなどに使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「逃げ惑う」の表現の使い方
「逃げ惑う」の表現の使い方を紹介します。
津波がやってきた時、どの程度の規模の津波が来るか分からないということで人々が「逃げ惑い」ました。
避難場所と言われていたところでさえも津波が到達し、2011年の津波がとても大規模なものであったことが伺えます。
津波が近づいてくる中、どこにいったらよいのかわからず、「逃げ惑う」人々がニュースで映し出されました。
また、長引く余震のために「逃げ惑う」人もいたと言われています。
「逃げ惑う」を使った例文と意味を解釈
「逃げ惑う」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「逃げ惑う」を使った例文1
- 「逃げ惑う」を使った例文2
「逃げ惑う」を使った例文1
「火災が起こったため、人々はとにかく逃げ惑いました」
避難訓練等は学校や職場でも実施されるものですが、いざ本当に火災が起こったりするとどうしたら良いのかわからないと感じる人も多いのではないでしょうか。
特に火災は命がかかっていますので、早く逃げなければいけません。
しかし焦ってしまうと避難経路がわからない、安全な道がわからない、などと慌ててしまい、ますます「逃げ惑う」ことにもなりかねません。
「逃げ惑う」を使った例文2
「教師たちは事件が起こって逃げ惑う子供たちを落ち着かせようとしました」
小学生が犠牲になるという痛ましい事件も起こっていますが、もしも子供たちの目の前で事件等が起こった場合、教師たちはとにかく子供たちを安全に避難させなければいけません。
子供たちが「逃げ惑う」などということがあれば、ますます被害が拡大してしまう可能性もありますので、教師や保護者は子供たちを落ち着かせ、安全に確保することが重要です。
いざという時のために、ガイドラインなどもきちんと確認しておく必要があります。
「逃げ惑う」の類語や類義語
「逃げ惑う」の類語や類義語を紹介します。
- 「免れる」
- 「逃げ出す」【にげだす】
「免れる」
「免れる」は「好ましくない事柄や災い、責任などを被らずに済む」という意味です。
最近は「まぬがれる」と読む人が多いですが、本来は「まぬかれる」と読みます。
「逃げ出す」【にげだす】
「逃げ出す」というのは「逃げてその場を去る」という意味もありますし、「逃げ始める」という意味もあります。
「隙を見て逃げ出す」などと言われます。
いきなり災害などに遭遇すれば、「逃げ惑う」こともあるかもしれません。
しかし時間がもったいないですので、常に避難経路などを頭に入れ、冷静に行動することが大切です。