「信じ込む」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「信じ込む」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「信じ込む」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「信じ込む」の意味
- 「信じ込む」の表現の使い方
- 「信じ込む」を使った例文と意味を解釈
- 「信じ込む」の類語や類義語
「信じ込む」の意味
「信じ込む」というのは「完全に信じており、信じる気持ちが揺るがない」という意味です。
「何かの善良さに関して堅固な信念がある」という意味であり、例えば「彼女は助けてもらえると信じ込んでいます」などと使います。
例えば、子供がいつも親をあてにし、親が助けてくれるものだと「信じ込んで」いる場合、どこかで大きな失敗をすることもあるかもしれません。
- 「信じ込む」の読み方
「信じ込む」の読み方
「信じ込む」の読み方は、「しんじこむ」になります。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「信じ込む」の表現の使い方
「信じ込む」の表現の使い方を紹介します。
好きな人がいる場合、その人が自分のことを好きだと「信じ込む」こともあるかもしれません。
もしも好きな人が自分に関心を寄せているような言動をとるのであれば、自分たちは両想いだと「信じ込む」可能性があります。
また、誰かに意地悪をされたと感じたとき、勝手にその人は悪者だと「信じ込む」こともあるのではないでしょうか。
あるいは、誰かに優しくされたことでその人はとても親切だと勝手に「信じ込んでしまう」こともあるかもしれません。
「信じ込む」を使った例文と意味を解釈
「信じ込む」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「信じ込む」を使った例文1
- 「信じ込む」を使った例文2
「信じ込む」を使った例文1
「彼女は友達から聞いた嘘を信じ込んでいます」
誰かが嘘を友達に話したときなど、それをすっかり「信じ込んで」しまう人もいるかもしれません。
からかうつもりで嘘を話しただけなのに、その人が本気にしてしまうと焦ってしまうこともあるのではないでしょうか。
もしも自分が述べた嘘を友達が「信じ込んで」いるならば、どこかで本当の話をした方が良いかもしれません。
「信じ込む」を使った例文2
「彼は、店長は良い人だと信じ込んでいますが、実際にはそんな事はありません」
誰かから優しくされたことで、その人はとても良い人だと「信じ込んでしまう」こともあるかもしれません。
本当はただ優しくされただけであり、別にその人の人格が崇高であるなどというわけではなかったとしても、勝手に理想を押し付けてしまうこともあるのではないでしょうか。
もちろん優しい人もいるかもしれませんが、だからといって絶対的に優しいとは「信じ込まない」方が良い可能性もあります。
「信じ込む」の類語や類義語
「信じ込む」の類語や類義語を紹介します。
- 「信じる」【しんじる】
- 「信用する」【しんようする】
「信じる」【しんじる】
「信じる」というのは「相手の事や物事を心から納得して理解する」という意味です。
例えば、友達同士でも「あの人は信じられる」などと表現できます。
「信用する」【しんようする】
「信用する」は「確かなものと信じて受け入れる」という意味もありますし、「それまでの行為や業績などから信頼できると判断すること」という意味も持ち合わせています。
「あの人は信用できる」「お店の信用に傷がつく」などと使われます。
「信じ込む」という表現は日常的にも使われますので覚えておきましょう。
根拠なく「信じ込まない」方が良い場合もありますので、注意が必要です。