「枯渇」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「枯渇」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「枯渇」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「枯渇」の意味
- 「枯渇」の表現の使い方
- 「枯渇」を使った例文と意味を解釈
- 「枯渇」の類語や類義語
「枯渇」の意味
「枯渇」とは水分が枯れてなくなるという意味の他、物が欠乏する、尽きるという意味があります。
- 「枯渇」の読み方
「枯渇」の読み方
「枯渇」の読み方は、「こかつ」になります。
「枯渇」の表現の使い方
「枯渇」の表現の使い方を紹介します。
「枯渇」とは水、水分が枯れてなくなることを意味します。
それ以外には物が欠乏する、尽きるという意味でも使います。
「池の水が枯渇する」「資金が枯渇しているらしい」「才能の枯渇を感じる」などと使います。
「枯渇」を使った例文と意味を解釈
「枯渇」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「枯渇」を使った例文1
- 「枯渇」を使った例文2
「枯渇」を使った例文1
「才能が枯渇していることに一番ショックを受けているのは本人だろう」
「才能が枯渇」とは才能がなくなった、使い果たしたという意味でわりとよく使われる言い回しです。
本人が気づいている場合もあれば、気がついておらず周りから同情を込めて言われることもあります。
「枯渇」を使った例文2
「今は過去の財産で何とかなっているが、彼女の想像力はすでに枯渇しているから新作は厳しいな」
何か作品を作る人に必要なことは想像力と言えるでしょう。
しかしその想像力もいつまでもある人もいれば、次第に衰えてなくなってしまう人もいるのです。
新しいアイデアがもう出ない、何も考えつけないということを「枯渇」という言葉で言い表しているのです。
「枯渇」の類語や類義語
「枯渇」の類語や類義語を紹介します。
- 「尽きる」【つきる】
- 「種切れ」【たねぎれ】
- 「干害」【かんがい】
- 「なくなる」【なくなる】
「尽きる」【つきる】
「尽きる」とは次第にへっていき、全てなくなることを言います。
終わる、果てるとも言います。
「もう、今夜の分で食料は尽きるだろう」「体力が尽きる」「あなたの話が尽きるまで、ずっと聞くよ」「浪費癖のある奴だから、貯金が尽きるのは時間の問題だな」などと使います。
「種切れ」【たねぎれ】
「種切れ」とは品物、材料、口実などが、すっかりなくなることを言います。
「ついに話は種切れとなった」「もう言い訳も種切れだろう」などと使います。
「干害」【かんがい】
「干害」とは日照りが続き、農作物などが受ける被害のことを言います。
「干害に合う」「せっかく育てたのに干害で駄目になった」などと使います。
「干害」とは水がなくなるという意味合いの「枯渇」と似た言葉となります。
「なくなる」【なくなる】
「なくなる」とは次第に消費されて、無い状態になることを言います。
「もう気力がなくなる」「これぐらいで体力がなくなるなんて、情けないが年かなあ」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「枯渇」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。