「迷走」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「迷走」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「迷走」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「迷走」とは?意味
- 「迷走」の表現の使い方
- 「迷走」を使った例文と意味を解釈
- 「迷走」の類語や類義語
「迷走」とは?意味
「迷走」というのは「定まった筋道や進路を通らず、不規則に走る」という意味になります。
例えば「航空機が迷走する」「迷走台風」などと言われることがあります。
それ以外にも、物事の進むべき方向が定まらないで結論がなかなか出ないと、いう意味も持ち合わせています。
その場合は「議論が迷走している」などと表現でき、ビジネスにおいてもよく使われます。
- 「迷走」の読み方
「迷走」の読み方
「迷走」の読み方は、「めいそう」になります。
「議論が迷走している」などという言い回しはよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
「迷走」の表現の使い方
「迷走」の表現の使い方を紹介します。
「迷走」というのは進むべき進路を通らずに不規則に走るという意味もありますし、進むべき方向が定まらないで結論が出ないという意味も持ち合わせています。
「部長の思考回路が迷走している」と言えば、部長は色々と考えているけれどどうやって考えたら良いのか分からず、結論が出ていない、ということになります。
「日本は迷走している」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
少子高齢化をどのようにしたらよいのか、女性天皇などはどのように扱われているのか、全くわからずに日本が「迷走」しているように感じる人もいるかもしれません。
「迷走」を使った例文と意味を解釈
「迷走」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「迷走」を使った例文1
- 「迷走」を使った例文2
「迷走」を使った例文1
「迷走した挙句、手術を受けることに決めました」
病気が見つかった場合、手術を勧められる可能性があります。
しかし、手術はやはり怖いと思います。
落ち着いて手術を決断するなどという事はなかなかできないのではないでしょうか。
しかし、いろいろな人の話を聞いたり治療方針を聞いたりしてやっと「手術を受けよう」と決めた場合、それは「迷走した結果、手術を受ける決断をした」と表現できます。
「迷走」を使った例文2
「今回も迷走する予感がしますね」
会社などで新しい議題について話し合う場合など、「今回もなかなか結論が出ないだろう」「今回も結論が出るまで時間がかかりそうだ」などと感じることがあるのではないでしょうか。
いつも結論が出るまでに時間がかかっているなどという場合、「今度もまた時間がかかる」とため息をついてしまうこともあるかもしれません。
そのような場合も、議論が「迷走」しているのかもしれません。
「迷走」の類語や類義語
「迷走」の類語や類義語を紹介します。
- 「優柔不断」【ゆうじゅうふだん】
- 「ためらう」
「優柔不断」【ゆうじゅうふだん】
「優柔不断」というのは気が弱く、決断力に乏しいという意味です。
もともと性格で「優柔不断」になる場合もありますし、その時の状況でなかなか決められないということもあります。
「ためらう」
「ためらう」というのは心が迷ってなかなか決心できないという意味です。
あれこれ考えて迷うという意味であり、「躊躇する」「ぐずぐずする」と言われることもあります。
「迷走」という表現はビジネスでも使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
「迷走」しないように気をつけたいものです。