「迷走中」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「迷走中」という表現は「政府は有効な打開策を打ち出せずに迷走中です」などの文章で使われますが、「迷走中」にはどのような意味があるのでしょうか?
「迷走中」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「迷走中」の意味
- 「迷走中」の表現の使い方
- 「迷走中」を使った例文と意味を解釈
- 「迷走中」の類語や類義語
「迷走中」の意味
「迷走中」という表現は、「自分・物事がどの方向に向かって進めば良いのかが分からず、結論を出せないままの状態にあること」を意味しています。
「迷走中」という言葉は、「人物・物事が決まったコース(予定されている道筋)から大きく外れたままの状態にあること」という意味合いも持っています。
- 「迷走中」の読み方
「迷走中」の読み方
「迷走中」の読み方は、「めいそうちゅう」になります。
「迷走中」の表現の使い方
「迷走中」の表現の使い方を紹介します。
「迷走中」の表現の使い方は、「物事(自分)の進むべき方向性や達成すべき目標が分からずに、迷いながら進んでいるままの状態にある時」に使うという使い方になります。
例えば、「国家試験に落ちてから、目標を見失って迷走中です」といった文章で、この言葉を適切に使うことができます。
「迷走中」を使った例文と意味を解釈
「迷走中」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「迷走中」を使った例文1
- 「迷走中」を使った例文2
「迷走中」を使った例文1
「次期首相を誰にすべきかを巡る連立与党内の議論は迷走中で、具体的な政治家の名前は上がってきませんでした」
この「迷走中」を使った例文は、「迷走中」という表現を、「次期首相を誰にすべきかを巡る連立与党内の議論は、方向性が定まらずに結論が出せないままの状態で」という意味を持つ文章で使っています。
「迷走中」を使った例文2
「大好きな彼との婚約を解消することになり、私はこれからの人生の目的を見失って迷走中です」
この「迷走中」を使った例文は、「私はこれからの人生の目的を見失って、次に何をすれば良いのか分からない(判断できない)ままの状態です」という意味合いで、「迷走中」という表現を使用しています。
「迷走中」の類語や類義語
「迷走中」の類語や類義語を紹介します。
- 「空回りしている」【からまわりしている】
- 「混乱している」【こんらんしている】
「空回りしている」【からまわりしている】
「迷走中」という表現は、「物事の進むべき方向性を決めることができず、同じところで空回りして進まない状態にあること」を意味しています。
「空回りしている」とは、「物事がその場で停滞して、結論(成果)に向かって進んでいないさま」を意味する表現です。
その意味合いから、「迷走中」とよく似た類語として、「空回りしている」を上げられます。
「混乱している」【こんらんしている】
「混乱している」という言葉は、「色々な思考・物事・感情が入り混じって、まともな判断をすることができなくなっているさま」を意味しています。
この意味から、「物事の目的・方向を見失って、まともな判断ができないままの状態」を示す「迷走中」と類似の意味を持っている類義語として、「混乱している」を指摘できます。
この記事で解説した「迷走中」の表現には、「自分や物事の進むべき方向が決まらずに結論を出せない状態にあること」や「物事が決まったコースから大きく外れたまま進んでいること」などの意味があります。
「迷走中」の類語・類義語として、「空回りしている」「混乱している」などがあります。
「迷走中」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。