「根源的」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「根源的」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「根源的」という言葉を使った例文や、「根源的」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「根源的」とは?意味
- 「根源的」の表現の使い方
- 「根源的」を使った例文や短文など
- 「根源的」の類語や類義語・言い換え
「根源的」とは?意味
「根源的」には「ある物事を成立させるための、いちばん元のものである様子」とい意味があります。
また「大本である様子」という意味があります。
- 「根源的」の読み方
「根源的」の読み方
「根源的」の読み方は、「こんげんてき」になります。
「根源」は「こんげん」、「的」は「てき」になります。
「根源的」の表現の使い方
「根源的」の表現の使い方を紹介します。
「根源的」には、「ある物事を構成させるための、いちばん大もとのものである様子」という意味があります。
物事の大もとだと感じる時、「根源的」という言葉を使ってみましょう。
例えば、現在、悲しんでいる人が、その大もとになると感じる思い出がある時、「現在の悲しみは、根源的には幼少期の思い出に端を発している」などという使い方ができます。
「根源的」を使った例文や短文など
「根源的」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「根源的」を使った例文1
- 「根源的」を使った例文2
「根源的」を使った例文1
「闇夜を歩くと、『根源的』な恐怖が襲い掛かってくるようだ」
この例文は、月が出ていないくらい夜道を歩いている時、人類が誕生から感じているような、大本になる恐怖が襲い掛かってきそうだと感じている人の文章になります。
なぜ暗闇が怖いのか、その「根源的な恐怖」を、このような闇夜を歩くと感じられるかもしれません。
「根源的」を使った例文2
「二人の夫婦生活は、『根源的』に夫の我慢で成り立っている」
この例文に登場する夫婦が、夫婦として成立しているのは、夫の我慢という要因が一番大きいという文章になります。
このように、何かを成立させるために、いちばん元のものを、「根源的」と表現します。
ある夫婦が成立する「根源的」なものは「妻の我慢」で、ある夫婦は、「子供の存在」かもしれません。
「根源的」の類語や類義語・言い換え
「根源的」の類語や類似を紹介します。
- 「根本的」【こんぽんてき】
- 「基本的」【きほんてき】
「根本的」【こんぽんてき】
「根本的」には「物事が成立するにあたりその大本となるもの・基盤を指す」という意味があります。
「根本的な間違い」「根本的な問題」などという使い方をします。
「基本的」【きほんてき】
「基本的」には「物事の基本となっている様子」という意味があります。
「基本的に賛成だ」という言葉には、誰かの意見に対して、基本としては賛成だという意味があります。
そのため、詳細に対しては反対なのかもしれません。
「根源的」という言葉について見てきました。
ある物事を成立させるための、いちばん元のものである様子だと感じた時、「根本的」という言葉を使ってみましょう。