「持ち帰る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「持ち帰る」は、そのままの意味だけで使う言葉という訳でもありません。
目次
- 「持ち帰る」とは?
- 「持ち帰る」の表現の使い方
- 「持ち帰る」を使った例文と意味を解釈
- 「持ち帰る」の類語や類義語
「持ち帰る」とは?
「持ち帰る」とは、基本的には「持って帰る」時に用いる表現です。
「食べ切れなかったので、残った分は持ち帰ることにした」、「急に雨が降ったのでビニール傘を借りたが、持って帰っていいと言われたのでそのまま持ち帰ることにした」のような使い方になります。
また、そのような物理的な対象だけでなく、課題や合意できなかった内容にも使える言葉で、「その件については一旦持ち帰らせていただきます」のような表現もよく見聞きいます。
- 「持ち帰る」の読み方
「持ち帰る」の読み方
「持ち帰る」の読み方は、「もちかえる」になります。
読んだそのままだと言って構わない読み方なので、間違えることはないでしょう。
同じ意味で「持って帰る」と使うことも多く、こちらでも意味は変わりません。
他に、「持ち帰って」や「持ち帰らないと」などと使われることもあります。
「持ち帰る」の表現の使い方
「持ち帰る」の表現の使い方ですが、何かの対象を持って帰ると意味で使われます。
先のように、その場では解決できない(合意に達しない)問題点などを一旦持って返るという使い方も多い言葉でです。
ビジネスでは後者の使い方をされることが多い言葉ですが、そのように使われた方からすると、決していい意味では解釈できません。
「持ち帰る」を使った例文と意味を解釈
「持ち帰る」を使った例文と、その意味の解釈です。
色々な使い方をしている例になります。
- 「持ち帰る」を使った例文1
- 「持ち帰る」を使った例文2
「持ち帰る」を使った例文1
「この雨合羽は、持ち帰ることができるらしい」
テーマパークなどのアトラクションで、水を被る可能性が高いものだと雨合羽(簡易的なもの)の貸し出しがある場合が少なくありません。
そして、使い終わった後はそのまま持って帰っていいということも多いです。
「持ち帰る」を使った例文2
「さすがにその場では決めかねたので、この課題は持ち帰ることにした」
即答できなかった課題を持ち帰ることにしたと使っています。
ビジネスシーンではよくあることですが、あまり多くをそうしてしまうと、頼りがないと思われてしまうことがあるので注意が必要です。
その場で答えられる(結論が出せる)点は、極力そのようにした方がいいでしょう。
「持ち帰る」の類語や類義語
「持ち帰る」の類語や類義語を紹介します。
課題などについて使う場合の言い換え表現になります。
- 「検討する」【けんとうする】
「検討する」【けんとうする】
「その件については持ち帰らせていただきます」という使い方は、「~については検討させていただきます」と言い換えることができます。
こういった使い方をすると、その場では明確に答えずに、持ち帰って後日に答えると意味する表現になります。
「持ち帰る」は、何かを持って帰るという意味で使うことも多い言葉ですが、ビジネスにおいては検討する(その場で結論は出せない)用いられると表現だと考えていいでしょう。