「持ち帰り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「持ち帰り」という言葉を使うことがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「持ち帰り」の意味
- 「持ち帰り」の表現の使い方
- 「持ち帰り」を使った例文と意味を解釈
- 「持ち帰り」の類語や類義語
「持ち帰り」の意味
「持ち帰り」の意味は「品物や手にしているものを持ってその場所から離れること」です。
飲食店で、店で食事をする他に、容器に入れて持ち出し、自宅やオフィスなどで食べられる様にするサービスを行っているところもあります。
本来その場でするべきことを他の場所でする為に、ものを持ち出すことを言います。
ビジネスでは問題がある案件をもう一度検討し直す時に使われます。
- 「持ち帰り」の読み方
- 「持ち帰り」を分解して解釈
「持ち帰り」の読み方
「持ち帰り」の読み方は、「もちかえり」になります。
特に難しい言葉ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「持ち帰り」を分解して解釈
「持ち帰り」は「持ち+帰り」で成り立っています。
「持ち」は動詞「持つ」の連用形で、「手に取る・握る」「身につける」「たずさえる」という意味があります。
「帰り」は動詞「帰る」の名詞形で、「自分の家や元の場所に戻ること」「その場所を離れて立ち去る」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「手に持ってその場を離れて立ち去る」という意味で使われています。
「持ち帰り」の表現の使い方
「持ち帰り」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「お持ち帰り」として使う場合
文法的な使い方
「持ち帰り」は名詞形で、文末に使う時には「持ち帰りする・した」と動詞を伴って使います。
形容動詞として「持ち帰りだ・である」と使うこともあります。
副詞として使う時には「持ち帰りで」になり、形容詞として使う時には「持ち帰りの〇〇」になります。
「お持ち帰り」として使う場合
「お持ち帰り」として使う場合には、2つの意味があります。
1つ目は、飲食店のサービスとして、その場で食べるのではなく包装して持って帰ることです。
2つ目は、合コンなど異性が出会う場所で、意気投合してそのまま相手を連れて自宅やホテルに行くことを言います。
「持ち帰り」を使った例文と意味を解釈
「持ち帰り」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「持ち帰り」を使った例文1
- 「持ち帰り」を使った例文2
「持ち帰り」を使った例文1
「ハンバーガーを持ち帰りにして公園で食べた」
ファーストフードでハンバーガーを包んでもらい、店を出て公園で食べたことを表しています。
「持ち帰り」を使った例文2
「この案件は一旦持ち帰りにして検討し直します」
会議で一度出した案件を、問題があった為に考え直すなどで引っ込めることを言っています。
「持ち帰り」の類語や類義語
「持ち帰り」の類語や類義語を紹介します。
- 「テイクアウト」【ていくあうと】
- 「預かり」【あずかり】
「テイクアウト」【ていくあうと】
ファーストフードでの「お持ち帰り」の言い換えです。
「預かり」【あずかり】
「お金や品物を一旦受け取って保管すること」「勝敗や結論が付かない時に、決めないでおくこと」という意味です。
「持ち帰り」は「品物や手にしているものを持ってその場所から離れること」という意味です。
自宅でなくても他に持ち出す時に使いましょう。