「明らか」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「明らか」は、よく見聞きする言葉なので、しっかり意味を覚えておきましょう。
目次
- 「明らか」とは?
- 「明らか」の表現の使い方
- 「明らか」を使った例文と意味を解釈
- 「明らか」の類語や類義語
「明らか」とは?
「明らか」とは、はっきりそうだと分かる様子に対して使う言葉です。
「そんなことは明らかだ」と使うと、誰もがそうだと分かるという意味になります。
そう使った自分だけでなく、誰もがそう思うだろうという様子に対して使う表現なので、自分一人がそう思ってるだけ(かも知れない)という時には使いません。
- 「明らか」の読み方
「明らか」の読み方
「明らか」は、「あきらか」と読んでください。
そのようにしか読まない言葉なので、そのまま覚えてしまいましょう。
似ている漢字で「朗らか」という言葉があり、「明るい性格」という意味で使います。
スマホの画面などで小さい文字で表現されている場合に、こちらと間違えないように注意してください。
「明らか」の表現の使い方
「明らか」と使う時には、はっきりそうだと誰が考えても分かる様子でないといけません。
先のように、自分だけがそう考えているだけでは「明らか」だとは言えず、「そうだと思う」という程度の表現に留めておくべきです。
よって、はっきりとそうだというソース(情報元)があったり、確かに自分で確認したということにだけ使える表現になります。
「明らか」を使った例文と意味を解釈
「明らか」を使った例文と、その意味の解釈です。
ドラマなどで犯人を追い詰めるシーンでは、お馴染みの言葉となっています。
- 「明らか」を使った例文1
- 「明らか」を使った例文2
「明らか」を使った例文1
「お前が犯人なのは、これらの証拠から明らかだ」
ドラマではよくある決めセリフだと言っていいでしょう。
誰が考えてもはっきりとその人間が犯人だと分かる証拠が揃っている為に使っていると解釈できます。
「明らか」を使った例文2
「それほど明らかとも言えないが、まず間違いないだろう」
誰が考えてもそうだとまでは言えないものの、まず間違いなくそうだろうと使っています。
はっきりと「明らか」と表現するには足りない要素があると思う場合には、このような使い方がいいでしょう。
「明らか」の類語や類義語
「明らか」とほとんど同じ意味で使える言葉です。
こちらに置き換えてもそのまま意味が通ります。
- 「明白」【めいはく】
- 「瞭然」【りょうぜん】
「明白」【めいはく】
疑う余地がないほど確かだという意味で使う言葉です。
もちろん誰が考えてもそうだというニュアンスも含まれており、「それについては明らかだ」と使っている例は、「それについては明白だ」とそのまま言い換えることができます。
「瞭然」【りょうぜん】
こちらも、そのまま「明らか」の言い換えになる言葉で、はっきりそうだという様子の表現です。
「一目瞭然」(いちもくりょうぜん)という形で使われることが多く、言葉の通り、一目でそうだとはっきり分かる場合に使います。
「明らか」という表現は、まず間違いなくそうだろうという時に使ってください。
それでこその言葉なので、少しでもそうではないかも知れないと思った時には用いない方がいいでしょう。