「薫陶を受ける」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「薫陶を受ける」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「薫陶を受ける」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「薫陶を受ける」とは?
- 「薫陶を受ける」の表現の使い方
- 「薫陶を受ける」を使った例文と意味を解釈
- 「薫陶を受ける」の類語や類義語
「薫陶を受ける」とは?
「薫陶を受ける」とは人徳、品位などで感化されて、良い方向へ導かれることを言います。
- 「薫陶を受ける」の読み方
「薫陶を受ける」の読み方
「薫陶を受ける」とは「くんとうをうける」と読みます。
「薫陶を受ける」の表現の使い方
「薫陶を受ける」の「薫陶」とは香をたいて、香りをしみ込ませて土を捏ね、形を整えて陶器を作るという意味があります。
そこから、人徳、品位など良い方向に影響を受けて、導かれることを「薫陶を受ける」と言うのです。
「今日は先生から良き薫陶を受けた」「長年、憧れていた先輩から薫陶を受ける」などと使います。
「薫陶を受ける」を使った例文と意味を解釈
それでは「薫陶を受ける」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「薫陶を受ける」を使った例文1
- 「薫陶を受ける」を使った例文2
「薫陶を受ける」を使った例文1
「一流の人たちの仕事ぶりから大いに薫陶を受ける」
「薫陶を受ける」とは良い影響を受ける、教え導かれるということですから、例文のように、実際に教えてもらう行動はなくても、見ることで得るものがある、良い刺激を受けるということで「薫陶を受ける」と言い表すことができます。
「薫陶を受ける」を使った例文2
「尊敬していた先生にお会いし、薫陶を受けた経験はあの子の一生の宝となることでしょう」
「薫陶を受ける」とは学問など目上の人に教えてもらうことという意味もあります。
尊敬していた先生から直接に教えてもらうということで「薫陶を受けた」と言うことができます。
「薫陶を受ける」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「薫陶を受ける」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「師事する」【しじする】
- 「教授いただく」【きょうじゅいただく】
「師事する」【しじする】
「師事する」とは師として、仕えて教えを受けることを言います。
「私は尊敬していた先生に師事することができて、本当に幸せ者だと思っている」「先生に師事して学びました」などと使います。
「教授いただく」【きょうじゅいただく】
「教授いただく」とは、学問、技芸など伝え教えてもらうことを言います。
「〇〇さんに教授いただくことができるなんて夢のようだわ」「忙しいのに、無理を言って教授いただく機会を作ってもらった」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「薫陶を受ける」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「薫陶を受ける」とは良い方向へ影響を与え、導かれることを言います。
簡単に言えば、良い方向になることを教えてもらうということになります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。