「淡々と過ぎる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「淡々と過ぎる」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「淡々と過ぎる」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「淡々と過ぎる」とは?
- 「淡々と過ぎる」の表現の使い方
- 「淡々と過ぎる」を使った例文と意味を解釈
- 「淡々と過ぎる」の類語や類義語
「淡々と過ぎる」とは?
「淡々と過ぎる」とは、あっさりと、物事にこだわりやしつこさもなく、済む、終わるという意味になります。
簡単に言い換えれば、特にこだわることもなく、あっさりと何事もなく終わる、何もないということになります。
- 「淡々と過ぎる」の読み方
「淡々と過ぎる」の読み方
「淡々と過ぎる」と書いて「たんたんとすぎる」と読みます。
「淡々と過ぎる」の表現の使い方
「淡々と過ぎる」とは、あっさりとその時間が終わる、何もこだわることもなく終わるといった意味合いですから、退屈な時、何もないという時を表す時に便利です。
「淡々と過ぎる毎日」と言えば何も変わったことがない、また自分自身も特にこだわりもないといったことを表現できます。
「淡々と過ぎる毎日に気が抜けてしまった」と言えば、何もない、あっさりとした生活に張り合いがないということを表現できるのです。
「淡々と過ぎる」を使った例文と意味を解釈
それでは「淡々と過ぎる」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「淡々と過ぎる」を使った例文1
- 「淡々と過ぎる」を使った例文2
「淡々と過ぎる」を使った例文1
「ここでは、時間が淡々と過ぎる」
「淡々」とはあっさりしている、さっぱりとしている、また水などが静かに揺れ動くという様子を表す言葉です。
つまり、特にこだわりがない、波風が立たないといった意味合いで使うのです。
例文の意味としては、何もこだわったりすることもなく、静かにあっさりと時間が経つ、平和であるといったことを言い表しているのです。
「淡々と過ぎる」を使った例文2
「淡々と過ぎる毎日に、これでいいのかと自問自答した」
「淡々と過ぎる」とはあっさりと(時間が)過ぎるという意味合いですが、つまり、自分が何かをこだわったりしようという意気込みもないということですから、これでいいのかなという迷いもあるということを表現しているのです。
「淡々と過ぎる」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「淡々と過ぎる」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「無感動に過ぎる」【むかんどうにすぎる】
- 「何もなく過ぎる」【なにもなくすぎる】
「無感動に過ぎる」【むかんどうにすぎる】
「無感動」とは心を動かされないことです。
心が動きがなければ、物事に対し冷静、あっさりと対処できるでしょう。
「失恋してから半年、無感動に過ぎる毎日だった」などと使います。
「何もなく過ぎる」【なにもなくすぎる】
「淡々と過ぎる」とは簡単に言い換えれば「何もなく過ぎる」ということになります。
あっさりとしているというのは、つまりは取り立ててこだわることがないからです。
「何もなく過ぎる日々に、退屈だと思うこともない」「毎日、何もなく過ぎるだけだ」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「淡々と過ぎる」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「淡々」とはあっさりしている、特にこだわりがないという意味で使う言葉です。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。