「核心に触れる」とは?意味や類語!例文と解釈
皆さんは「核心に触れる」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言い回しは日常生活の中で使うような機会はそんなに多くはありませんが、ビジネスの場面は、時折聞くことや実際に使うことがあります。
そこで今回は、この「核心に触れる」に焦点を当てて考察していくことにします。
目次
- 「核心に触れる」とは?
- 「核心に触れる」の英語と解釈
- 「核心に触れる」の表現の使い方
- 「核心に触れる」を使った例文と意味を解釈
- 「核心に触れる」の類語や類義語
「核心に触れる」とは?
「核心に触れる」とは、「物事の中心となる大切な部分に迫っていく」、あるいは「話や出来事の重要な点に近づこうとする、触れていく」ということを意味している言葉と言えます。
- 「核心に触れる」の読み方
「核心に触れる」の読み方
「核心に触れる」は「かくしんにふれる」という読み方をしますが、仕事をしている時に使われることがありますので、ここでしっかりと押さえておくことにしましょう。
「核心に触れる」の英語と解釈
「核心に触れる」を英語で表現すると、“get at the heart of the matter”、“be to the point”などの言葉で訳すことができます。
「核心に触れる」の表現の使い方
「核心に触れる」とは「物事の重要な部分に迫っていく」という意味がありますので、テレビでドキュメンタリー番組や暴動番組で、物事の真実に近づいて解明しようとする時に使われることになります。
「核心に触れる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「核心に触れる」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「核心に触れる」を使った例文1
- 「核心に触れる」を使った例文2
「核心に触れる」を使った例文1
「最近の親は、自分の子供の考えていることや願っていることの核心に触れることができないことが増えています。そのために子供が何か問題を起こした時に、慌てふためいているだけです」
最近の親は自分の子供が何を考えて生活をしているのか、理解することができなくなっています。
これはコミュニケーション不足が原因の1つになりますが、その「核心に触れる」ことを恐がっているからでもあります。
「核心に触れる」を使った例文2
「彼の話していることは、今回のトラブルの発生原因の核心に触れるものでした」
ビジネスの場面で経験するトラブルには、必ずそのために原因となるものが、存在しています。
その問題を解決するためには、発生原因の「核心に触れる」ことが重要です。
そうしないと表面的なことで終わってしまい、何の解決にもなりません。
この例文でも、「彼」はそのことにアプローチして行こうとしているのです。
「核心に触れる」の類語や類義語
「核心に触れる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「本質をつく」【ほんしつをつく】
- 「核心をつく」【かくしんをつく】
「本質をつく」【ほんしつをつく】
「本質をつく」が「核心に触れる」の類義語として扱いことができます。
「物事の本質となる部分に触れること」という意味で使われていますが、人の発言を例にすると、「その人は果たして何を言おうとしているのか?」、「何を伝えようと思っているのか?」といったことの中心に切り込むような意味合いがあります。
「核心をつく」【かくしんをつく】
「核心をつく」という言葉もありますが、「物事の最も重要な部分をピンポイント的に突っついていく」、「アプローチしていく」という意味になります。
「核心に触れる」という言葉について、その意味や使い方を紹介してきましたが、私達が仕事をしていく中で、このように物事を真実に近づかなければならないことが多々あります。
「核心を触れる」ことは、とても根気よく勇気の必要なことかもしれませんが、臆することなく突き進んでいくことが大切です。
それができてこそ、いい仕事ができるのだと思います。