「核心に迫る」とは?意味や表現の使い方!
皆さんは「核心に迫る」という表現を耳にしたことがあるかと思います。
しかし、この表現を日常生活の中の会話で使うことはめったにないでしょう。
そこで今回はこの言葉の意味や使い方を学んで行きたいと思います。
目次
- 「核心に迫る」とは?意味
- 「核心に迫る」の表現の使い方
- 「核心に迫る」の類語や類義表現
- 「核心に迫る」を使った例文と意味を解釈
- 「核心に迫る」の英語と意味を解釈
「核心に迫る」とは?意味
「核心に迫る」とは、「話や出来事の重要な点に近づこうとする、あるいは触れていく」ということを指している言葉です。
- 「核心に迫る」の読み方
「核心に迫る」の読み方
「核心に迫る」は「かくしんにせまる」という読み方をします。
「核心に迫る」の表現の使い方
「核心に迫る」を使う場面としては何か物事の真実に近づいて行ったり、あるい真実を掴もうとする時に使われることになります。
特にドキュメンタリー番組や小説の中で使われることがありますが、緊迫したイメージもある言葉です。
「核心に迫る」の類語や類義表現
ては、「核心に迫る」と似ている意味を持つ言葉も見ていきましょう。
- 「突き詰める」
- 「本質を突く」
- 「追い込んでいく」
「突き詰める」
「突き詰める」とは、「物事の本質を突き止めようとすること」を言っています。
「この事件の本質を突き詰める」と言ったような場面で出てくる表現です。
「本質を突く」
「本質を突く」という言葉も「核心に迫る」に近い意味があります。
色々な現状やあらゆる動きに隠れて見えない物事の中心に存在していることに近づいて行く場合に使われています。
「追い込んでいく」
「追い込んでいく」も「核心にせまる」と同じような場面で使える言葉です。
逃場がない環境までアプローチしていく強いイメージがありますね。
「核心に迫る」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「核心に迫る」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「核心に迫る」を使った例文1
- 「核心に迫る」を使った例文2
「核心に迫る」を使った例文1
「先週放送された番組は、現代の過疎地域の社会の核心に迫るドキュメンタリーでした」
今や地方に目を移してみると、人口の流出が都市部へと流れていることが見えて来ます。
そのような社会的な問題をテーマにした番組は、多くの人達にどのようなことを認識させるのでしょうか?
「核心に迫る」を使った例文2
「たった1つ言葉から、人生の核心に迫る意義が見えてくることがあります」
この言葉も非常に重たい意味がありそうです。
誰でも何気ない言葉を発した時に、人のと生きざまや人生観の本質に近づいて行くようなことがないでしょうか?
それだけに言葉の重みが増して行くものです。
人が深く考えずに言った言葉の中に、物事を本の質をズバリ表していることがあります。
そんな一言で普段あまり深く考えていかなったことに気づくことがあります。
「核心に迫る」の英語と意味を解釈
「核心に迫る」を英語で表現してみると、“close to the core”や“get to the core”という熟語で訳すことができます。
「核心に迫る」という言葉は、物事の本質的な事柄に限りなく近づいて行くことを指しています。
私達の生活の中には、実に様々な出来事がありますが、その1つひとつに何かしらかの重要な根幹をなすものが存在しているはずです。
しかし、その多くはオブラートに包まれており、真の姿を隠したままになっていることも少なくありません。
そのようなことに対して、真実を求めるために、「核心に迫る」行動をしなくてはならないこともたくさんあります。