「意匠部品」とは?!読み方や解説
この「意匠部品」は、機能や性能だけでなく、デザインも重要になる製品に使われます。
目次
- 「意匠部品」とは?
- 「意匠部品」の概要
「意匠部品」とは?
「意匠部品」とは、機能や性能もさることながら、見栄えも重視して作る部品のことです。
決して見た目だけではなく、性能面も平均以上ということがほとんどで、設計するエンジニアと、見栄えを考えるデザイナーとの合作になります。
- 「意匠部品」の読み方
「意匠部品」の読み方
「意匠部品」は、「いしょうぶひん」と読む言葉です。
「意匠」は見た目の為の工夫を凝らすという意味で、そのような工夫が詰まった部品が「意匠部品」です。
「意匠部品」の概要
実際に「意匠部品」が使われている製品と言えば、自動車やバイクがいい例になります。
自動車は性能面だけでなく、見た目も重要な要素です。
ヘッドランプ1つにしても、必ずデザイナーが設計を手伝っています。
iPhoneで有名なアップルは、各製品の外観に使う部品だけでなく、中を開けないと見ることのできない内部の部品にまで拘っていると言われています。
かつてスティーブ・ジョブズがCEO(最高経営責任者)だった時代には、内部の部品の1つに至るまで、彼の許可が出ないと製品として発売できなかったという話が残っています。
「意匠部品」と呼ばれる部品は、決して見栄えだけでなく、性能面もしっかりとしていると考えていいでしょう。
この「意匠部品」であっても、部品としては性能面が第一で、見栄えはその次という考え方に変わりはありません。