「雑魚」とは?意味や使い方!例文や解釈
「雑魚」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「雑魚」という言葉を使った例文や、「雑魚」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「雑魚」とは?
- 「雑魚」の英語と解釈
- 「雑魚」の表現の使い方
- 「雑魚」を使った例文や短文など
- 「雑魚」の類語や類義語・言い換え
「雑魚」とは?
「雑魚」という言葉を知っているでしょうか。
「雑魚だな」と感じる人が、身の回りにいるかもしれません。
一方で、「雑魚」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「雑魚」という言葉の意味を紹介します。
- 「雑魚」の読み方
- 「雑魚」の意味
- 「雑魚」の意味2
「雑魚」の読み方
「雑魚」は「ざこ」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「雑魚」は「ざこ」と読みましょう。
「雑魚」の意味
「雑魚」という言葉にはどのような意味があるでしょうか。
「雑魚」には、「雑多な種類の小魚」という意味があります。
釣りなどが趣味の人は、狙った魚以外の小さな魚が釣れた時、「雑魚が釣れた」などと言います。
「雑魚ばかり釣れて、大物が釣れない」などと言うこともあります。
「雑魚」の意味2
「雑魚」という言葉には「地位の低い、つまらない者」という意味もあります。
また「下っ端の小物」という意味もあります。
一般的に「雑魚」という言葉を使う時は、こちらの意味で使うことが多いかもしれません。
みなさんの周りにも、つまらない人だなと感じる人がいるかもしれません。
そのような人を見た時、「雑魚だな」などとつぶやきます。
また下っ端の小物たちが集まっている場面を見た時にも、「雑魚」という言葉を使えます。
このように「雑魚」には、「地位の低い、つまらない者」「下っ端の小物」などの意味があります。
「雑魚」の英語と解釈
「雑魚」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「雑魚」は英語で、“small fish”(スモールフィッシュ)になります。
“small fish”には、「小さな魚」「雑魚」という意味があります。
英文の中に「雑魚」という言葉を加えたい時、“small fish”という言葉を使ってみましょう。
「雑魚」の表現の使い方
「雑魚」はどのような使い方をすればいいでしょうか。
「雑魚」には「雑多な種類の小魚」という意味があるため、釣りの際に小さな魚を釣り上げた時「雑魚を釣った」などと使ってみましょう。
また「雑魚」には、「地位の低いつまらない者」という意味があるため、そのような人を見た時に使ってみましょう。
例えばアクション映画で、ボスキャラが登場する前に、やられ役として登場するような敵は、地位の低いつまらない者の可能性が高いため、「雑魚」という言葉を使ってみましょう。
「雑魚」を使った例文や短文など
「雑魚」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「雑魚」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「雑魚」を使った例文1
- 「雑魚」を使った例文2
「雑魚」を使った例文1
「釣り船に乗って海釣りをしたのに、『雑魚』しか釣れない」
この例文は、釣り船に乗って鯛などの大物を狙って釣りを始めた人が、結果的に雑多な小魚しか釣れなかったという意味があります。
釣り船乗って本格的に釣りをする人は、鯛なら鯛を釣るための仕掛けを作り、エサを用意して釣りを始めるため、それ以外の小魚が釣れると「ハズレ」のような感覚になります。
雑多な種類の小魚しか釣れなかった場合は「雑魚しか釣れなかった」と嘆くことになります。
「雑魚」を使った例文2
「てっきり『雑魚』だと思っていたら、思ったよりも強かった」
この例文は、格闘ゲームの対戦相手などが、無名キャラで、地位が低い者だと思っていたら、思ったよりも強くて驚いたという場面になります。
ゲームやアニメ、格闘映画などは、ボスキャラの前に「雑魚」と呼ばれる様な、すぐにやられてしまう身分の低いキャラが多数登場します。
しかし、そのような「雑魚」の中に、思ったより骨があるキャラが混ざっていることがあります。
そのような時、「雑魚なのに強い」「雑魚に見せかけて、幹部だった」など感想を持つことがあります。
格闘作品は、まず「雑魚」が登場し、中ボス、ラスボスが登場するという定番の流れがあるため、それを裏切る意味で制作側があえて「雑魚」に見せた、「実力者」を用意したのかもしれません。
「雑魚」の類語や類義語・言い換え
「雑魚」の類語や類似表現を紹介します。
「雑魚」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「馬の骨」【うまのほね】
- 「匹夫」【ひっぷ】
- 「小物」【こもの】
- 「群小」【ぐんしょう】
- 「鼠輩」【そはい】
「馬の骨」【うまのほね】
「馬の骨」には「素性のはっきりしないつまらない者」という意味があります。
「どこの馬の骨かわからない」などと、素性のはっきりしないつまらない者を、ののしるように「馬の骨」という言葉を使います。
父親が娘が連れてきた婿に対して、「どこの馬の骨ともわからないやつと結婚できるか」などと言います。
「匹夫」【ひっぷ】
「匹夫」という言葉には、「身分の低い平凡な男」という意味があります。
また「道理をわきまえない男」という意味もあります。
また身分の低い人が、出世の階段を上るような時、「匹夫より身を起こす」などと言われます。
「小物」【こもの】
「小物」という言葉には、「地位のない、取るに足らない者」という意味があります。
「小物ばかり相手にできない」という時は、地位のない、取るに足らないものばかり、相手にしていられないという意味があります。
「群小」【ぐんしょう】
「群小」には、「数多くの小人」という意味があります。
群れをなすようにいる小さな者という意味があります。
「群小を相手にせず」という時は、数多くの小人は、相手にする必要がないという意味になります。
「鼠輩」【そはい】
「鼠輩」という言葉があります。
「鼠輩」には、「取るに足らない者」という意味があります。
鼠のように陰でこそこそ策動する人がいる時、貶めるように「鼠輩」と呼びます。
実力もないのに、陰でこそこそ何かをしている人を見た時、「鼠輩」という言葉を使ってみましょう。
「雑魚」という言葉について見てきました。
雑多な種類の小魚を見た時、また地位の低いつまらない者を見た時に、「雑魚」という言葉を使ってみましょう。