「自覚が無い」の意味とは!類語や言い換え
「自覚が無い」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「自覚が無い」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「自覚が無い」とは?
- 「自覚が無い」の表現の使い方
- 「自覚が無い」を使った例文と意味を解釈
- 「自覚が無い」の類語や類義語・言い換え
「自覚が無い」とは?
「自覚が無い」というのは物事に対する注意や認識に欠けている、感知しない、認識がない、という意味です。
「自覚」という言葉には自分自身についてはっきりと知る、自分の状態や地位、任務や価値がどのようなものかよくわきまえる、自分で感じ取る、などという意味がありますが、そのような「自覚」が欠けている場合に「自覚が無い」と表現されるのです。
自分の職務について理解していない、自分の責任がわかっていない、という時に「自覚が無い」と言われます。
- 「自覚が無い」の読み方
「自覚が無い」の読み方
「自覚が無い」という表現は「じかくがない」と呼びます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「自覚が無い」の表現の使い方
社会人として仕事をしているにもかかわらず、まだまだ学生気分が抜けないという場合、「社会人としての自覚が無い」と言われることがありますね。
まだまだ大学生でいるような気になっている、社会人として働いている自覚に欠けている、などという場合、「社会人としての自覚が無い」と言われてしまうのです。
社会人として働くからには、大学生ではないということをきちんと覚えておかなければいけません。
大学生の時には授業に遅刻したりしても特に怒られることがありませんし、レポートを書かなくても損をするのは自分だけです。
しかし社会人としてお給料をもらうからにはしっかりと仕事をしていかなければいけません。
「自覚が無い」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「自覚が無い」を使った例文1
- 「自覚が無い」を使った例文2
「自覚が無い」を使った例文1
「今年の新入社員は社会人としての自覚がなくて困る」
新入社員が入ってくると、先輩たちは新入社員に仕事内容などを教えていかなければいけません。
しかし、新入社員が期限までにレポートを作成しない、時間を守って行動しない、などということがあれば、「いつまでたっても学生気分なんだから」と思われてしまうこともあるかもしれませんね。
大学を卒業したら社会人である、ということを覚えておかなければいけません。
「自覚が無い」を使った例文2
「彼には父親という自覚が無いのではないか」
最近はイクメンという表現が使われるようになり、子育てをする父親も当たり前の姿として受け入れられるようになりました。
その一方で、やはり子供が生まれてもいつまでたっても父親としての「自覚が無い」という人は存在するものです。
子供が生まれても遊んでばかり、子供の面倒も全然見ない、ということであれば父親としての「自覚が無い」と言われてしまっても仕方がないかもしれませんね。
「自覚が無い」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「自覚が足りない」【じかくがたりない】
- 「認識がない」【にんしきがない】
「自覚が足りない」【じかくがたりない】
「自覚が足りない」というのは立場や責任をしっかりと考えていない、ということです。
社会人としての自覚が足りない、などと表現することもあります。
「認識がない」【にんしきがない】
「認識がない」というのは物事に対する注意や認識に欠けている、「自覚が無い」、ということです。
部長としての認識がない、と言われれば部長としてしっかり注意していないということになります。
「自覚が無い」という表現はよく使われる言葉でもありますのでぜひ覚えておきましょう。
しっかりと自覚を持って生活したいですね。